ゴリラ
auから11月に2代目となる折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」が発売されます。
閉じた時のカバーディスプレイが6.2インチまで大型化し「閉じればスマホ、開けばタブレット」を実現。
初代と比べると一気に完成度が増し、「実用性の高い折りたたみスマホ」と言える域までに仕上がっています。
注目していた人も多いのではないでしょうか。
本記事では、Galaxy Z Fold2 5Gは「どこが進化したのか」「実際、何ができるのか」などを詳しく解説します。
先に正直な結論を伝えると、進化の目玉は「カバーディスプレイ」が6.2インチまで大きくなったこと。「閉じればスマホ、開けばタブレット」で使えます。
スペックも120Hz駆動のディスプレイ、5Gに対応など順当に進化。初代と比較して、完成度が一気に高まっています。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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目次
「閉じるとスマホ」が実現
Galaxy Z Fold2 5Gは、前モデルに続き、閉じても使える「カバーディスプレイ」を搭載しています。
Galaxy Z Fold2 5Gの目玉になるのが、「カバーディスプレイ」が6.2インチまで大きくなった点です。
前モデルの「Galaxy Fold」のカバーディスプレイは4.6インチと、スマホとして使うには小さすぎる画面でした。
Galaxy Z Fold2 5Gでは、ディスプレイがカバー部分のほぼ全面を覆うまでに広がっています。
サイズ感としては「Xperia 5 II」と同じくらいです。
Xperia 5 IIはタテヨコ比「21:9」の縦長デザインを採用していますが、それよりもさらに縦長ですね。
メインのディスプレイもさらに大型化
メインディスプレイも、7.3インチから7.6インチに大型化。
前モデル「Galaxy Fold」では、インカメラの部分が切り欠きになっていました。
Galaxy Z Fold2 5Gではインカメラは穴あきのパンチホールになっていて、ディスプレイは全面に広がっています。
開いた時の印象はさらにタブレット感が増していますね。
Galaxy Z Fold2 5Gで「できること」はコレ
Galaxy Z Fold2 5Gでは「折りたたみ」という要素が加わることで、一気に使い方の幅が広がっています。
- 3つのアプリを同時に起動できる
- スマホを自立させて動画が見られる
- シームレスにディスプレイの移行が可能
- メインカメラで自撮りできる
- 三脚なしで撮影ができる
3つのアプリを同時に起動できる
Galaxy Z Fold2 5Gでは最大で3つのアプリを同時に起動できるようになりました。他のスマホにはない感覚でマルチタスクが可能です。
また、パワポやエクセルのマルチタスクでは、アプリ間でドラッグ&ドロップでデータを移動させることができます。
スマホを自立させて動画が見られる
Galaxy Z Fold2 5Gは、スタンド要らずで「自立させて動画を見る」といった使い方もできます。
前モデルの「Galaxy Fold」では折りたたみの途中で止めるとグラグラして自立は不可でした。
Galaxy Z Fold2 5Gでは折りたたみの途中でもピタっと止まるヒンジに改善されています。角度も自由に調節が可能です。
シームレスにディスプレイの移行が可能
スマホを開けば、「カバーディスプレイ」の画面を「メインディスプレイ」にそのまま引き継げます。
カバーディスプレイだと見づらい時や、操作しづらい時に、スマホを開けばサクッと快適なディスプレイに移行できます。
▼「カバーディスプレイ⇒メインディスプレイ」の移行はこんな感じです
Galaxy Z fold 2 pic.twitter.com/ylNZL3pEju
— El_King (@ayed2727) October 25, 2020
メインカメラで自撮りできる
カバーディスプレイ上での操作で、メインカメラを利用した自撮りが可能です。
メインなら超広角カメラも使えるので、人数の多い撮影で重宝しそうですね。
また、メインカメラでの撮影の時に、被写体となる人もカバーディスプレイで自分の姿をチェックできます。
両面にディスプレイを備えたGalaxy Z Fold2 5Gならではの使い方ですね。
フレックスモードで三脚なしで撮影ができる
スマホを折りたたむと、カメラアプリが半分に分割されて、上部にプレビュー、下部にコントロールが表示されます。
そのまま写真や動画が撮影でき、三脚なしでスマホを固定しての撮影が可能です。
▼フレックスモードで撮るとこんな感じになるようです。
I can just set my phone down and let it record for me thanks to the Flex Mode on my Galaxy Z Fold 2. It’s such a great feature @SamsungMobileUS pic.twitter.com/ra8fh8OH1o
— Duane (@SuaveLlave) October 20, 2020
スペックをチェック|120Hz駆動・5G対応など
Galaxy Z Fold2 5G | |
---|---|
メーカー | SAMSUNG |
サイズ (開いたとき) | 横:約128mm 縦:約159mm 厚さ:約6.1mm |
サイズ (閉じたとき) | 横:約68mm 縦:約159mm 厚さ:約13.8mm |
重量 | 約282g |
CPU | Snapdragon 865+ |
RAM+ROM | 12GB+256GB |
ディスプレイ | メイン:7.6インチ カバー:6.2インチ |
メインカメラ | 超広角 12MP 広角 12MP 望遠 12MP |
インカメラ | メイン:10MP カバー:10MP |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
OS | Android™ 10 |
価格(税込) | au:20~25万円? |
「ディスプレイが120Hz駆動」「5Gに対応」などフルスペックです。
「おサイフケータイ・防水は非対応」なのは注意点です。
スペック上の特徴をそれぞれチェックしていきましょう。
ディスプレイは120Hz駆動
ディスプレイは、リフレッシュレート120Hzにスペックアップしています。
リフレッシュレートは1秒間に画面に表示できるコマ数で、数値が大きいほど動画もゲームもヌルヌル滑らかになります。
多くのスマホが60Hzです。120Hzとなると体感として違いが分かるレベルです。
「120Hz駆動のディスプレイ」は2020年のハイエンドのスマホでトレンドとなっていますが、Galaxy Z Fold2 5Gもここにしっかり対応してきています。
▼ゲームも滑らかに表示ができていますね
Samsung Galaxy Z Fold 2 120Hz gaming. Asphalt 9. pic.twitter.com/nw6j0DvCLG
— DaPoets (@DaPoetsTerrence) October 7, 2020
5G対応はSub6のみ
auで発売のGalaxy Z Fold2 5Gは5GはSub6のみです。ミリ波は非対応となります。(海外版のGalaxy Z Fold2ではミリ波にも対応しています)
5Gの電波には2種類あります。
- Sub6:4Gの延長として利用できる電波
- ミリ波:超高速の通信が可能。実用化に時間がかかる
現在、各キャリアでサービスが提供されているのはSub6で、「映画を数秒でストリーミング」といった5G本来の超高速通信ができるのはミリ波となります。
まだSub6が普及していない状況なので、ミリ波が普段使いできるようになるのはかなり先になる見込みです。
大容量の4,500mAh「デュアルバッテリー」
左右両側にバッテリーを配置したデュアルバッテリーです。
バッテリー容量も合計4,500mAhと、大きなサイズのGalaxy Z Fold2 5Gをまかなうのに十分な容量です。
下記は海外のユーザーのツイートですが、1日使用してバッテリー残量は83%⇒8%だった模様です。Bluetooth、LTE、Wi-Fi全てONで検証しているようです。
This is my battery life of Galaxy Z Fold 2 before I go charge it!
Started the day at around 83% and currently in 8%!
Mostly using main 7.6 inch display with Bluetooth, LTE and WiFi all on. pic.twitter.com/USi5fc6clX
— Anthony (@TheGalox_) October 17, 2020
大画面なのでバッテリー持ちは心配ですが、問題なく使用できているようですね。
カメラもしっかりハイエンド
Galaxy Z Fold2 5Gのカメラの構成は以下。
▼Galaxy Z Fold2 5Gのカメラ
- 超広角カメラ:1,200万画素(123°)
- 広角カメラ:1,200万画素
- 望遠カメラ:1,200万画素(光学5倍、デジタル10倍)
- インカメラ(メインディスプレイ):1,000万画素
- インカメラ(カバーディスプレイ):1,000万画素
カメラレンズは5つもあります。
「Galaxy S20 Ultra」「Galaxy Note20 Ultra」など最高ランクのモデルと比べるとスペックは抑え目ですが、しっかりハイエンドクラスのカメラを積んできています。
▼昼間の撮影だとこんな感じです。
Seal spotting (shot on Galaxy Z Fold 2) pic.twitter.com/wlaogXRg1u
— Cam Bunton 🏴 (@CamBunton) October 18, 2020
▼ナイトモードもしっかり明るく撮れていますね。
Galaxy Z Fold 2 Night Mode from my balcony. pic.twitter.com/GRkE2CFTMB
— DaPoets (@DaPoetsTerrence) October 25, 2020
販売価格は20万円超え|購入サポートも要検討
Galaxy Z Fold2 5Gの海外での販売価格は20万円超です。
auでの販売価格は執筆時点では不明ですが、初代の「Galaxy Fold」が24万円であったことを考えると、Galaxy Z Fold2 5Gも最低でも20万円は超えてくるはずです。
もし購入するのであれば、「かえトクプログラム」を利用するのが現実的です。
機種変更時に返却が必要となりますが、約4割引きで「Galaxy Z Fold2 5G」が購入できます。
ちなみに、タテ折りの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 5G」もauで発売予定。こちらも20万円近い値付けになる見込みです。
「Galaxy Z Fold2 5G」も「Galaxy Z Flip 5G」も、かなりのガジェット好き以外には、購入に踏み切るのはかなりハードル高めですね。
まとめ
Galaxy Z Fold2 5Gは、プロトタイプ感のあった初代の「Galaxy Fold」から機能が洗練され、完成度の高い一台になっています。
ただ価格は相変わらず20万円を超えてくる見込み。みんなが使う端末になるのは、まだ先の話になりそうです。
どうしても欲しい人は「かえトクプログラム」を利用したり、中古で売ることを前提に大事に使うなど、負担額を抑える工夫は必要になるでしょう。
ぜひ参考にGalaxy Z Fold2 5Gを検討してみてくださいね。
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auを検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。