ゴリラ
Galaxy A32 5Gは「こだわりはないけど使いやすい機種が欲しい人」にピッタリのスマホです。
約3万円ながらおサイフ・防水・5G対応で、処理性能もそこそこ優秀。
コスパの良いスマホは中華メーカーからも出ていますが、信頼のあるGalaxyブランドなのが魅力ですね。
本記事では、Galaxy A32 5Gのスペック・特徴と、購入前に確認したい注意点を解説します。
記事の後半ではGalaxyのミドルクラス3機種の比較も行います。ぜひチェックしてみてくださいね。
先に正直な結論を伝えると、Galaxy A32 5Gは安くて使いやすいスマホが欲しい人におすすめ。auのラインナップでは、AQUOS sense5Gと並びツートップです。
注意点としては、ディスプレイが少し粗い、デザインがちょっと古めなど。
実用上は問題ないですが、ココが気になるかが購入判断のポイントになりそうです。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
【格安のGalaxy】おサイフ・防水・5Gで31,190円
Galaxy A32 5Gは、約3万円で買えてふつうに快適に使えるスマホです。
おサイフ・防水・5G・イヤホンジャック・指紋センサーなど購入のチェックポイントをもれなく押さえています。
この価格だと「操作感がモッサリ。なんか使いづらいかも」という注釈が付くことが多いですが、Galaxy A32 5Gはサクサク使えるCPUを採用しています。
取扱いは
スペック・機能の一覧は以下の通り。
▼スペック表
↓スマホは左右にスクロールできます!
Galaxy A32 | |
---|---|
サイズ | 横:約76mm 縦:約164mm 厚さ:約9.1mm |
重量 | 約209g |
CPU | Dimensity 720 |
RAM+ROM | 4GB+64GB |
ディスプレイ | 6.5インチ TFT液晶 1,600×720 HD+ |
メインカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 マクロ:500万画素 深度測位:200万画素 |
インカメラ | 1,300万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
OS | Android™ 10 |
▼機能
- おサイフケータイ、防水・防塵
- イヤホンジャック
- 顔認証、指紋認証(電源ボタン一体型)
- SDカードスロット(1TBまで拡張可)
カラーはオーサムホワイト、オーサムブラック、オーサムブルーの3色。シンプルな色合いです。
GalaxyA32良いね(´∀`*)
チープで可愛い😆 pic.twitter.com/EGk4KuDpvS— スマオタ(にわか)🥦おちフル難民 (@SumaotaForRN8PS) February 27, 2021
Galaxy A32 5Gの特徴を見ていきましょう。
カメラが良い|4,800万画素・夜景も対応
まずはカメラから。
安いスマホだとカメラがイマイチなことも多いですが、Galaxy A32 5Gはしっかりキレイに撮れるカメラです。
レンズは4つあります。
▼Galaxy A32 5Gのカメラ構成
- 広角:4,800万画素
- 超広角:800万画素
- マクロ:500万画素
- 深度測位:200万画素
メインカメラは4,800万画素と高画素で、キメ細かい写真が撮れます。
スマホの劣化に伴い欲しいと思うスマホが出るまでの間、安いGalaxy A32で凌ごうと思って買ってきました。2万くらいで買えた😊 カメラ性能もまあまあだし安いスマホも悪くない時代になりましたね! pic.twitter.com/Q2IMTNjnWG
— キュー (@niku9xx) February 27, 2021
メインレンズに加え、超広角レンズ、マクロレンズ、深度測位レンズが搭載されています。
画角の広い超広角撮影、近くに寄っての接写など幅広いシーンに対応できます。
超広角カメラあり|画角の広い撮影もできる
超広角レンズを使って、画角の広い撮影が可能です。風景や、大きな建物を撮ったりするときに重宝します。
格安機で省かれがちな超広角レンズをしっかり搭載しているのはポイント高めですね。実用性の高い機能です。
マクロ撮影も可|グッと寄ってモノを撮れる
マクロカメラで、接写もピントを合わせて撮影できます。
料理やモノを取ったりする時に活躍する機能です。撮れる写真の幅が広がりますね。
サクサク快適な操作感|ミドルハイのCPU
CPUには「Dimensity 720」を搭載。
性能と価格のバランスを取った良い感じのCPUで、iPhone Xぐらいの性能があります。
Webサイトを閲覧したり、TwitterやInstagramを見たりと、ライトな使い方ならサクサク使えます。
約3万円まで価格を落とすと「操作感が犠牲になるかも」という不安もありますが、このレベルのCPUなら安心ですね。
動きづらいゲームがあるかも
ゲームもそれなりにこなせる性能ですが、注意点が一つ。
一部、Dimensityのチップで動きづらいゲームがあります。
ゲームアプリが最適化されていないことがあり、ガタガタしてしまうケースがあるようです。
▼「Dimensity 800U」搭載のスマホについてのツイートです
realme 7 5G でデレステやってみた!
知ってる!これデレステがサポートしてないGPUに当たった時の解像度だw
ガッタガタで字幕の位置がぶっこわれてる! pic.twitter.com/VG8mffxn2X— Y-WORKs(ビール大好き) (@yworks2000) February 1, 2021
Galaxy A32 5Gも、同じGPU(Arm Mali-G57 MC3)を搭載しているため、同様の現象が起こる可能性は高いでしょう。
※GPUは主に画像処理をするチップです
バッテリー持ちが良い|5,000mAhを搭載
バッテリー容量は5,000mAhと大容量です。
その分、本体は重めですが、ともかく電池は長持ちしてくれます。
「バッテリー持ちが悪くなってきた」という理由で、機種変更を考えているならここは大きなメリットになるはず。
最近のスマホの、
バッテリー容量化物みたいだな。
Galaxy A32 5000mahってw— ”Takaki” (@mhfgkirithanko) February 15, 2021
Galaxy A32 5Gのココは注意
約3万円で機能を詰め込んだGalaxy A32 5Gですが、いくつかコストカットの跡が見られる部分があります。このあたりは注意点です。
- ディスプレイの解像度が低い
- デザインがやや古め(水滴ノッチ&ベゼル太め)
- 本体はデカくて重い
それぞれ確認していきましょう。
ディスプレイの解像度が低い
ディスプレイの解像度、つまりキメ細かさは多くのスマホのワンランク下の「HD+(1,600×720)」となります。
- クアッドHD+:一部の高級スマホ
- フルHD+:多くのスマホ
- HD+:少し解像度低め⇐ココ
クアッドHD+とフルHD+は目で見て違いが分からないぐらいの差ですが、HD+に関してはよく見るとちゃんと粗いです。
また、ディスプレイ自体も「有機EL」ではなく「液晶」となります。有機ELに比べると、色のメリハリが若干劣ります。
とはいえ、もちろん普通に使えます。すごくキレイな映像ではないということですね。
ちなみに解像度が低いほど電池は長持ちします。
映像が多少キレイになるより電池持ちが大事なら、解像度が低いのはむしろメリットになるでしょう。
デザインがやや古め|水滴ノッチ&ベゼル太め
デザインは流行りのものではなく、少し古めの感じ。
インカメラは、いわゆる水滴ノッチです。流行りはパンチホール(カメラの部分だけを切り抜いたデザイン)ですが、ここはコストカットのポイントのようですね。
ベゼルはやや太め。最新機種だと画面がキワキワまできているのが多いですが、その分、誤タッチも増えるので良し悪しですね。
コスパは限界ギリギリを攻めていますが、外観はちょっと古めの感じ。
ただ、実用性を考えるなら、水滴ノッチも太めのベゼルもとくに問題にならないはずです。
▼背面のデザインはスッキリです。わりと好評のようです。
Galaxy A32 5Gはカメラ周りがかなりスッキリしてていいデザインですね。#GalaxyA32 pic.twitter.com/S8KoMs20GC
— PowerMacG6 (@Powermacg6) February 13, 2021
本体はデカくてちょっと重い
本体はデカくて重めです。
ディスプレイサイズは6.5インチ。iPhoneでいうところの「Pro Max」と同等の一番大きいクラスのサイズです。
大きいスマホが欲しい人向けで、もしコンパクトなスマホを求めているならちょっと合わない感じです。
重量は209gあります。わりとズッシリしています。
バッテリー容量が多く電池は長持ちしてくれますが、その分本体の重量は重め。ここは確認しておきたいところですね。
▼サイズを落とすなら「AQUOS sense5G」がおすすめ。記事の後半で解説しています >>AQUOS sense5Gの解説箇所へジャンプ
Galaxyのミドルクラス3機種を比較|A32は真ん中
Galaxyでは、2020年夏以降にコスパ重視のミドルクラスのスマホが3機種出ています。
こちら3機種を比較してみましょう。
▼Galaxyのミドルクラス3機種を比較
↓スマホは左右にスクロールできます!
Galaxy A32 5G | Galaxy A41 | Galaxy A51 5G | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年2月発売 | 2020年7月発売 | 2020年11月発売 |
重量 | 約209g | 約160g | 約189g |
CPU | Dimensity 720 | Helio P65 | Snapdragon 765G |
AnTuTu | 約30万点 | 約16万点 | 約32万点 |
RAM+ROM | 4GB+64GB | 4GB+64GB | 6GB+128GB |
ディスプレイ | 6.5インチ TFT液晶 1,600×720 HD+ | 6.1インチ 有機EL 2,400×1,080 FHD+ | 6.5インチ 有機EL 2,400×1,080 FHD+ |
メインカメラ | 広角:48MP 超広角:8MP マクロ:5MP 深度測位:2MP | 広角:48MP 超広角:8MP 深度測位:5MP | 広角:48MP 超広角:12MP マクロ:5MP 深度測位:5MP |
インカメラ | 1,300万画素 | 2,500万画素 | 3,200万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 3,500mAh | 4,500mAh |
5G | 対応 | 非対応 | 対応 |
価格 | 31,190円 | 34,100円 | 75,435円 |
スペック的には、Galaxy A32 5Gは3機種の中間です。
押さえておきたい3機種の違いは、以下の3点。
▼比較のポイント
- 処理性能:A51・A32は優秀。A41は低め
- カメラ:大きくは変わらない
- 価格:A31・A41が安い
A32の処理性能はA51に肉薄し、カメラは他とあまり変わらないというところ。コスパは優秀です。
「ディスプレイ解像度が低い」「デザインが少し古い」などがOKなら、Galaxy A32 5Gがベストになるでしょう。
そのほか細かいところでは、A41・A51は画面内の指紋認証、A32は電源ボタン一体型の指紋認証です。
画面内の指紋認証が最新式ですが、電源ボタン一体型も普通に便利です。
A41、A51については下記の記事で詳しく解説しています。
もし、「コンパクトな機種が欲しいかも…」というのであれば、代わりの機種としては、A41・A51より、このあと紹介するAQUOS sense 5Gが個人的にはおすすめです。
サイズを落とすなら「AQUOS sense 5G」
もし、コンパクトな機種が欲しいなら「AQUOS sense 5G」がおすすめです。
こちらも、3万円台で使い勝手の良さが魅力の機種です。
- 5.8インチのコンパクトサイズ
- フルHD+(2,280×1,080)
- おサイフ・防水・5Gに対応
- 1週間のバッテリー持ち
- サクサク快適な処理性能
AQUOS sense 5Gも、おサイフ・防水・5G・イヤホンジャックなど購入のチェックポイントになる機能をもれなく押さえています。
バッテリーの持ちも抜群で、ユーザーの評判が高い部分です。ライトな使い方なら1週間の電池持ちが可能とのこと。
AQUOS sense5G、バッテリー減る気がしないんだけど……。(‘ω’)
— いざてん (@izaten) February 13, 2021
小さいスマホが欲しい人は、こっちを検討ですね。
まとめ:安くて使いやすいスマホが欲しいなら買い
Galaxy A32 5Gは全体的にコストパフォーマンスは優秀。
安いスマホにありがちな「とりあえず撮れるカメラ」ではなく、しっかりキレイに撮影できるものを搭載しています。
価格が安くて使いやすいスマホが欲しい人には、今のauのラインナップの中では、AQUOS sense5Gと並びおすすめの一台です。
ただし、解像度が低い、デザイン古めといったあたりはコストカットしている部分です。
実用上はOKですが、ココが気になるかが購入判断のポイントになりそうです。
コスパはズバ抜けてよいので、安くて使いやすいスマホが欲しいならぜひ検討したい一台ですね。
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。
- 頭金がかからない(最大1万円くらいお得)
- オプションに加入する必要がない
- 待ち時間がない
- 店員から営業を受けなくて済む
金銭的なメリットだけじゃなく、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)もあり、普通にオススメです!
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