ゴリラ
ソフトバンクユーザーが毎月のスマホ代を節約するとなると、真っ先にワイモバイルへの乗り換えが選択肢になります。
ただ「安くなるのは知ってるけど、デメリットや罠はないのか」気になるところです。
この記事では、ワイモバイルへの乗り換えを考えているソフトバンクユーザーに向けて、本当のデメリット7個をお伝えします。
先に正直な結論を伝えると、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるデメリットは、通信速度が少し遅くなるかもしれないことなど。
料金については、わりと普通に年間2~5万円ほどの節約ができます。
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※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。
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目次
ソフトバンクとワイモバイルの料金プラン
乗り換えを検討する上で、先に両者の料金プランを理解しておきましょう。
▼ソフトバンクの料金プラン▼
スクロールできます→
プラン名 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|
メリハリ無制限+ | 200GB | 7,425円 |
ペイトク | 200GB | 9,625円 |
50GB | 8,525円 | |
30GB | 7,425円 | |
ミニフィットプラン+ | 0〜1GB | 3,278円 |
1〜2GB | 4,378円 | |
2〜3GB | 5,478円 | |
スマホデビュープラン+ | 4GB(ライト) | 2,266円 ※1年目は1,078円 |
20GB(ベーシック) | 3,916円 ※1年目は2,728円 |
関連 ソフトバンクの新料金プラン一覧 忖度なくおすすめを紹介
▼ワイモバイルの料金プラン▼
↓左右にスクロールできます!
シンプル2 | S | M | L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
※おうち割 光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
※家族割引サービス (2回線目〜) | -1,100円 | ||
PayPayカード割 | -187円 | ||
割引適用時 最安維持費 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
さらに 1GB以下の場合 | ー | -1,100円で 1,078円 | -2,200円で 1,078円 |
制限時 (第1段階・第2段階) | ・最大300Kbps ・最大128Kbps | ・最大1Mbps ・最大128Kbps | |
通話 | 22円/30秒 |
ワイモバイルのプランで特筆すべきことは以下のとおり。
まず、ワイモバイルにも各種割引があり、最安1,078円/月から利用できます。
また、半年間は「データ増量無料キャンペーン3」で、データ増量が増量されます。
- S:4GB+2GB=6GB
- M:20GB+5GB=25GB
- L:30GB+5GB=35GB
ワイモバイルのプランは30GB(キャンペーン中は35GB)が最大です。それ以下に収まる人は、軒並み、節約できます。
【7選】ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える「本当のデメリット」
ワイモバイルへの乗り換えのメリットは「料金が安くなる」に尽きます。
それよりも気になるのは、デメリットの方ですよね。
上辺のデメリットは置いておいて、ガチなところのデメリットを挙げてみると、このあたりになるかと思います。
- 通信速度は少し遅くなる?
- ソフトバンクプレミアムが使えなくなる
- 今のキャリアメールのアドレスは使えなくなる
- おうち割光セットのメリットが少なくなる
- データ無制限のプランはない
- 取り扱っているスマホの種類が少なくなる
- 乗り換えキャンペーンは対象外
1. 通信速度は少し遅くなる?【重要】
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ワイモバイルは格安SIMとは違って、ソフトバンクが運営しているので、比較的、回線速度が速いと言われがちです。
そこで直近の「みんなのネット回線速度」のソフトバンク、ワイモバイルの通信速度を確認してみました。
- ソフトバンク:98.0Mbps
- ワイモバイル:90.49Mbps
※直近3ヶ月に計測された測定結果から平均値を計算(2023年10月時点)
※出典:みんなのネット回線速度
2023年現在、両者の違いはほとんどありませんでした。
通勤時間帯やお昼時などに、ほんの少し差を感じるかもしれません。
2. ソフトバンクプレミアムが使えなくなる【わりと重要】
ソフトバンクには優待特典として、「ソフトバンクプレミアム」があります。
高還元のPayPayクーポンをはじめ、いろんなところでPayPay還元が受けられます。
こちらがワイモバイルでは利用できなくなります。
ただしここ1、2年でクーポンはかなり劣化しています。
以前は50%還元のクーポンが連発されていて、注目の特典でしたが、今はそこまで大きな還元は受けられません。
とはいえ「まだまだ、使ってるよ!」という方にとっては、乗り換えのデメリットですね。
3. 今のキャリアメールのアドレスは使えなくなる【知っておいた方が良い】
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えると、ソフトバンクのメールのアドレスは使えなくなります。
▼ソフトバンクのキャリアメールのアドレス▼
スクロールできます→
S!メール(MMS) | メールアドレス |
---|---|
S!メール(MMS) | @softbank.ne.jp @●.vodafone.ne.jp @jp-●.ne.jp @disney.ne.jp @y-mobile.ne.jp @willcom.com @pdx.ne.jp @●●.pdx.ne.jp |
Eメール(i) | @i.softbank.jp |
ワイモバイルでも新しいメールアドレスが付与されますが、今のアドレスが使えるかが重要ですよね。
どうしてもソフトバンクのキャリアメールを継続したいなら、「メールアドレス持ち運び」サービス(月額330円)で、ソフトバンクのアドレスを使い続けられます。
月額330円、年間3,960円と馬鹿にならない金額ですが、ワイモバイルへの乗り換えで、節約できる金額を考えると、利用を検討してみるのも良いかもしれません。
4. おうち割光セットのメリットが少なくなる【知っておいた方が良い】
ワイモバイルでも、ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット割引である「おうち割光セット(A)」があります。
ただし、こちらは家族割引と併用ができません。
- ソフトバンク
「新みんな家族割」「おうち割光セット」の併用可 - ワイモバイル
「家族割引サービス」「おうち割光セット(A)」の併用不可
ちなみに、ワイモバイルの2つの割引の内容は、次のとおり。
一見、割引の併用ができないことは大きなデメリットに感じそう、ワイモバイルはプランそのものが安いので、こだわる必要性は低いです。
「一応、知っておいた方が良い」レベルです。
5. データ無制限のプランはない
ワイモバイルで使えるデータ量は、最大でも35GBです(シンプル2 L+データ増量オプション)。
35GBで足りないとなると、ワイモバイルは選択肢から外れます。
ちなみに、ソフトバンクのもう一つの格安ブランドである「LINEMO」も20GBまでです。
「データ使い放題的な使い方で、節約もしたい」となると、現状は他社を選ぶほかなく、以下が選択肢になるでしょう。
6. 取り扱っているスマホの数が少なくなる
ワイモバイルは格安のブランドとしては販売しているスマホが多い方ですが、品揃えはソフトバンクの方が豊富です。
ワイモバイルユーザーがワイモバイルで機種変更しようとすると、買えるスマホは限られてきます。
ただし白ロム購入は可
ただし、最近では「端末単体での購入(白ロム)」による機種変更も気軽にできるようになりました。
ソフトバンクオンラインショップでは、2022年春から、回線契約がなくても、スマホだけを購入できるようになっています。
「機種変更はお店でするもの」というこれまでの感覚からすると、少しハードルが高いかもしれませんが、端末の購入はネットショッピングの感覚でイケるので、難しくはありません。
また、ソフトバンクで一括購入したスマホなら、基本的にワイモバイルで使えます。
白ロムの購入方法は、以下の記事にまとめています。
7. 乗り換えキャンペーンは対象外【知っておくべき】
これは「ワイモバイルすることで被るデメリット」ではありませんが、知っておきたいことです。
ワイモバイルオンラインストアでは乗り換えユーザーを対象に、2万円超の割引があります。
しかし、ソフトバンク⇒ワイモバイルの乗り換えは対象外です。
ワイモバイルへ乗り換えるメリットは何と言っても「安くなること」
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリットは、何と言っても、毎月の料金が安くなることです。
たくさんデメリットを挙げましたが、結局このメリットが上回るので、乗り換えは普通におすすめです。
例えば、以下のケースだと、毎月3,410円、年間40,920円の節約が可能です。
- ソフトバンク「メリハリ無制限+」:7,425円
- ワイモバイル「シンプル2 M」:4,015円
さらに家族で乗り換えれば、年間で10万円を超える節約も十分に見えてきます。
手厚い店舗サポートはLINEMOにはないメリット
ちなみに、ワイモバイルは全国約2,600店のワイモバイルショップでの店舗サポートがあります。
ソフトバンクからの乗り換え先として、LINEMOを検討している方も多いと思いますが、ここはLINEMOにはない大きな特徴です。
いざという時に、店舗に相談にいけるのは安心できます。
「いきなりサポートがないサービスを使うのは……」という方にとってワイモバイルは、ちょうどよいバランスのとれたサービスです。
ワイモバイルへの乗り換えは、ほぼ「プラン変更」
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、オンラインからプラン変更のように簡単に手続きできます。
- MNP予約番号は不要
- 契約者情報が引き継げる
- SIMロックは自動解除される
- 乗り換え費用は0円
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え方法は、以下の3ステップです。
- 申し込み前の準備をする
- ワイモバイルオンラインストアから申し込み
- 商品を受け取り回線切替・初期設定
ステップ1:申し込み前の準備をする
申し込み前の準備は、次の2つです。
- My SoftBankの契約者情報が正しいか確認
- 支払い方法の準備(クレジットカードまたは口座振替)
契約者情報で特に確認すべきは、住所と氏名です。
よく、都道府県名が抜けていることがあるようです。
事前に確認しておきましょう。
- My SoftBankへログインし、「契約確認」をタップ
- 「お客さま情報」をタップ
- 「基本情報」の「確認する」をタップ
- 「お客さま基本情報」を確認
契約者の名義変更は、ソフトバンクショップから可能です。
店舗検索はこちら(公式)
- My SoftBankへログイン
- 「変更先住所」から変更したい住所内容を選択
- 新住所の郵便番号を入力後、「住所検索」をタップ
- 画面に沿って新住所を登録し、手続きを完了させる
ステップ2:ワイモバイルオンラインストアから申し込み
ワイモバイルオンラインストアから申し込みます。
手持ちのスマホをそのまま利用する場合は、SIMカードを選んで申し込みます。
スマホのセット購入も可能です。欲しい機種を選択して、申し込みましょう。
あとは、画面に沿って入力を進めていきます。利用中の携帯電話会社は「ソフトバンク」を選択しましょう。
携帯電話会社の選択後は、My SoftBankへログインして、手続きを進めていきます。
申し込み完了後に「申し込み完了メール」、審査が完了して商品発送後に「商品発送完了メール」がそれぞれ届きます。
ステップ3:商品を受け取り、回線切替・初期設定
ワイモバイルの商品発送のタイミングは、次の通りです。
- 15時までに審査完了⇒当日の発送
- 15時以降に審査完了⇒翌日の発送
商品を受け取ったら、回線切替・初期設定をすれば利用を開始できます
- 回線切替
- SIMカードの交換
- 各種初期設定(通信設定、My Y!mobileの登録など)
- データの移行(スマホを購入した場合)
回線切替、初期設定の方法は、SIMカードと一緒に届く書類などで確認できます。
以上で、乗り換え完了です!
まとめ
デメリットもたくさん挙げましたが、料金が安くなるメリットが大きく上回るので、乗り換えは強めにおすすめです。
しばらく使って合わなければ、また戻れば良いだけです。
ワイモバイル⇒ソフトバンクの出戻りは簡単にできるので、まずは試してみるのが、手っ取り早いかと思います。
ちなみに出戻りする際には、ワイモバイルからソフトバンクへの乗り換え専用サイトから申し込みすると、最大2,838円×12ヶ月(合計34,056円)の割引があります。
関連 最大9.6万円お得!ワイモバイルからソフトバンクへの乗り換えキャンペーン・特典
結論、一旦ワイモバイルに移行すれば、ワイモバイルを使い続けるにせよ、ソフトバンクに戻るにせよ、大きなメリットを享受できます。
ちなみに:ワイモバイルを契約するならオンラインがお得
ワイモバイルを契約するなら、特別な事情がない限り、オンラインでの手続きがおすすめです。
- 事務手数料が無料(3,850円おトク!)
- 機種代の割引がある(2万円超の割引も!)
オンラインは、公式オンラインストアとヤフー店(代理店)の2種類があって、ちょっと複雑なんですが、
- スマホを買う
→どっちでもほとんど変わらない(欲しい端末がある方で買う) - SIMだけ(新規)
公式オンラインストア。5〜18歳はヤフー店 - SIMだけ(乗り換え)
ヤフー店
ざっくり、こんな感じです。
↓左右にスクロールできます!
契約 | ワイモバイル (公式) | ヤフー店 (代理店) | ||
---|---|---|---|---|
機種変更 | 機種によって 端末割引あり | |||
端末セット | 新規 | 最大2万円超 の端末割引 | ||
乗り換え | au ドコモ 楽天から | |||
ソフトバンク LINEMOから | ー | |||
SIMのみ | 新規 | ML:1万円 S:3,000円 | ML:6,000円 +5〜18歳は1万円 + ※最大7,000円(計1.7万円) ※PayPay決済の買い物で 20%分還元 | |
乗り換え | au ドコモ 楽天から | ML:1万円+ 最大7,000円(計1.7万円) ※PayPay決済の買い物で 20%分還元 S:3,000円 | ||
ソフトバンク LINEMOから | ー | |||
事務手数料 | 無料 | |||
さらにプラスで…↓↓ | ||||
新どこでももらえる特典 | ※ML:最大6,000円相当 ※S:最大500円相当 ※PayPay決済の買い物で 20%分還元 |
またどちらで契約する場合も、新どこでももらえる特典※という最大6,000円相当がもらえるキャンペーンもあるので、必ずエントリーしておきましょう!
※新規・のりかえ・番号移行・シンプル2 S/M/Lへの変更が対象。シンプル2 S/M/L内のプラン変更と機種変更(指定プランからのプラン変更を伴う場合は除く)は対象外です。
※クレジットカードでのお支払いは対象外。ただし、PayPayアプリを介したPayPayカード、ヤフーカードでのお支払いは対象。
※シンプル2Sは500円相当。シンプル2 M/Lは6,000円相当。後日PayPayポイントを付与。出金と譲渡はできません。