ドコモの割引のひとつであるファミリー割引。
昔は基本料金の割引が受けられるなど存在感があったファミリー割引ですが、スマホ時代になってからはほとんどその名前を聞くことも少なくなりました。
この記事では、「ファミ割ってそもそもどんな割引?」、「どんな人にお得なの?」といった疑問に答えていきます。
結論からいうとファミ割は以下の意味があります。
- FOMA(ガラケー)なら基本料金の割引
- 家族でデータシェアができる
- 家族間の通話が無料になる
この記事では、存在感が薄くなったファミリー割引の効果・意味と共に、細かい注意点などを紹介していきます。
「ファミ割の魅力がいまいちわからない」そう思っている方は是非読んでみてください。
目次
ファミリー割引とは?→基本はガラケー向けのサービス
ファミリー割引はドコモの割引サービスで、割引内容は以下の通り。
- FOMA(ガラケーのこと)の基本使用料が25%割引
- ファミリー割引グループ内のFOMA同士の通話が30%割引
- ファミリー割引グループ内のiモード同士のメール(ガラケーのメール)が無料
- 特定の基本プランと組み合わせると家族間通話が24時間無料
これを見てわかるように、ファミリー割引は基本的にガラケー向けの割引です。
ファミリー割引をスマホユーザーが使うメリット
ファミリー割引は基本的にガラケー向けの割引ですが、スマホユーザーにもメリットがあります。
スマホユーザーへのメリットは以下の2点です。
- 特定の基本プランと組み合わせると家族間通話が24時間無料
- ファミリー割引グループ内でパケットをわけあえる
- 一括請求ができるようになる
カケホライト・シンプルプランでも家族間なら24時間電話が無料
ファミリー割引の割引内容の1つである、「特定の基本プランと組み合わせると家族間通話が24時間無料」はスマホユーザーも対象です。
この「特定の基本プラン」とは、通話のプランのことで、具体的には以下2つの通話プランを指します。
- 5分以内の通話が無料の「カケホーダイライトプラン」
- 最安プランの「シンプルプラン」
のどちらかを契約している場合です。
上記いずれかのプランを契約している場合は、ファミリー割引で家族間通話が24時間無料となります。
上記2プラン以外に通話が24時間無料の「カケホーダイプラン」がありますが、そもそも全ての通話が無料になるので対象外になっています。
ファミリー割引グループ内でパケットをわけあえる
ファミリー割引を利用することで、ドコモの利用料金のひとつであるパケットパックから「ベーシックシェアパック」、「ウルトラシェアパック」が選択できます。
あまり知られていないのですが、実は家族割を組んでいないとこのシェアパックを組むことができません。
シェアパックを契約すると、月々のデータ使用量をファミリー割引グループ内でシェアができます。
例えば、家族4人で月々15GBをわけあうといった使い方が可能です。
家族でドコモユーザーの場合は、シェアパックを契約すると非常にお得になることが多いです。
余談:2台目プラスの場合もファミリー割引が必要
若干余談になりますが、家族のシェアパック以外に2台目プラスを組む時もファミリー割引は必要です。
2台目プラスはスマホにプラスしてiPadやタブレットを契約する方法で、スマホのデータパックをタブレットとシェアすることができます。
家族同士ではなく、1人で2台使う場合も家族割を使っているんですね。
一括請求ができるようになる
ドコモの利用料金を一括請求する場合には、基本的にファミリー割引を組んでいる必要があります。
一括請求することで以下のメリットがあります。
- ポイントが合算して貯まる
- 料金の管理がしやすい
家族でドコモを利用していて、家計が同じ場合は請求も一括にしてしまった方が管理も楽でしょう。
ファミリー割引の適用条件と注意点は?
ファミリー割引は条件を満たしていれば無料で利用でき、利用して損はありませんが、いくつか注意点があります。
まずはファミリー割引の適用条件を紹介します。
ファミリー割引が適用されるのは契約者から三親等まで
ファミリー割引を利用するにはファミリー割引グループを作る必要があります。
ファミリー割引グループは代表回線契約者から三親等まで適用されます。
画像引用元:ファミリー割引
これらの対象者の使用している回線から、最大20回線までをファミリー割引グループに加入させることができます。
人数ではなく回線数でのカウントなので、スマホやタブレットを複数もっている場合は端末ごとにカウントされるという点に注意しましょう。
自動適用ではなく申し込みが必要
ファミリー割引を利用するには申し込みが必要です。
家族が全員ドコモユーザーでも自動で適用はされないので気をつけてください。
申し込みはドコモショップでおこなうか、申込書を記入して送付する方法があります。
申し込みに必要なものは以下の通り。
- 加入者の本人確認書類
- もしくは代表回線からの同意書または代表回線への電話による同意確認
詳しくは公式サイトをご確認ください。
海外では家族間の無料通話が適用されない
ファミリー割引の家族間通話が24時間無料という割引は国内通話限定です。
海外にいる家族に電話をした場合にはかけた側と受けた側両方に通話料がかかってしまうことに気をつけてください。
ファミリー割引のよくある質問
ここでは、ファミ割についてよくある質問をまとめていきますね。
ファミリー割引に入れる家族の定義は?
「ファミリー割引に入れるのは代表回線から3親等まで」とありますが、どうやってそれを判断するのでしょうか?
基本的には「姓」と「住所」で判断をしていて、それ以上は申告ベースで判断しています。
なので、正直な話苗字と住所が同じであれば4親等以上でもファミ割は組めてしまいますね…。(そもそも、4親等以上ってあんまりないですが)
苗字も住所も主回線と違う場合は組めない?
結論から言うと組めます。
このケースは、結婚して苗字が変わった場合や、子供が成人して実家から引っ越した場合などこのケースにあたりますね。
前述のようにファミリー割引は苗字と住所で判断をしていて、このどちらもが違う場合は「代表回線からの同意書または代表回線への電話による同意確認が必要」とドコモの公式サイトに載っています。
ファミリー割引内で複数のシェアパックを契約することはできる?
可能です。
10人でファミリー割引を組んでいて、その中で5人・5人で別れてシェアパックを組むこともできます。
ファミリー割引の代表回線って何?
特に意味はない、契約の便宜上の役割です。
3親等をはかる時の中心になる回線で、ファミリー割引を組む時の申告で誰でもなれます。
だいたいは家族で取りまとめをしているお父さんかお母さんがなることが多いですね。
ファミリー割引内は支払いは一緒じゃないとだめ?
いいえ、ファミリー割引内でも支払いを別々にすることができます。
グループ内で支払いグループを複数作ることもできますし、個別で支払うこともできます。
ちなみに…回線のグループは3種類ある
本題とは関係ないのですが、回線のグループ3つあります。
- ファミリー割引グループ
- 一括支払いのグループ
- シェアグループ
それぞれ代表回線が存在するので、別々にするとかなりややこしくなったりします。。全て同じ人を代表にしておくと管理も理解も楽ですね。
まとめ:ファミリー割引は利用して損はなし
ここまでファミリー割引について紹介してきました。
申し込みが少し面倒ですが、基本的には利用できるなら利用して損はないです。
- FOMA(ガラケー)を使っている
- データシェアパックの契約を考えている
- 家族間の通話が多い場合
などにあてはまるのであれば、ファミリー割引は非常にお得な割引なので、利用することをおすすめします。
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10%還元ってなかなかないですからね…笑
年会費が11,000円かかりますが、ドコモ光・家族あわせて月額1万円以上だったらその時点でお得になるので使わないともったいないです…!
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