ゴリラ
2021年8月下旬、auがeSIMに対応しました。
eSIMはネットから申込みをすれば、すぐに通信・通話が使えるようになる電子的なSIMです。
ただなんとなく便利そうなのはわかるけど「自分のスマホの使い方がどう変わるのかイメージできない!」という人も多そうです。
今回はeSIMとは?という基本的なことから、auでeSIMを使うと便利なこと、発行方法まで紹介します。
eSIMと物理SIMを2枚入れて使えるようになるなど、スマホの使い方がぐんと広がります。
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目次
auでeSIMがスタート!ICカードとの違い
auは2021年8月26日、eSIMの提供を始めました。auオンラインショップと実店舗、どちらでも契約できます。
対応している機種を買うとき、通常のSIM(au ICカード)とeSIMから好きな方を選べるようになりました。
またeSIMは「SIM単体」でも契約でき、すでに持っているスマホにauのeSIMを契約して使えます。
eSIMは「デジタルなSIM」ですぐに開通
結論、eSIMはとても良いSIMです(真顔)。
これまでは通信会社と契約をして、スマホで通信/通話をするときは「SIMカード」が必要でした。↓こんなやつですね。
通信会社との契約情報が書き込まれたチップ。契約先の回線を使うための身分証のようなもの。auでは「au ICカード」と呼ぶ
通常のSIMカードは物理的な「モノ」で、スマホに挿入して使います。そのため新しい通信会社と契約すると、郵送されてくるのを待たなければいけませんでした。
一方でeSIMは予めスマホに埋め込まれたSIMです。プロファイルというデータをダウンロードすることで契約内容を書き込み、すぐに使い始めることができます。
今はまだ物理的なSIMカードが主流ですが、今後はeSIMに切り替わっていくと予想されています。
日本の政府もeSIMを広めたいと考えています。eSIMが普及することで他社に気軽に乗り換えることができ、競争がおこることで通信料金の値下げが期待されています。
eSIM最大の利点は「2枚のSIMを入れられるようになる」こと
eSIMは「すぐに使える!」ということが取り上げられがちですが、個人的にはもっと大きな利点があると思っています。
それは「2種類のSIMを同時に契約して、1台のスマホに入れられるようになる」ことです。
例えば、「auのeSIM」と「格安SIMのSIMカード」を1台のiPhoneに入れて、切り替えながら使うといった方法がとれるようになります。
電話番号を複数持てたり、通信障害が起きたときの予備にもなったりで、個人的には複数の種類のSIMを契約することは、かなりおすすめです。
auのeSIM対応機種の確認方法
これまでeSIMが使えるのはiPhoneと一部のAndroidスマホだけでしたが、2021年〜22年にかけて、対応機種がかなり増えてきました。
▼au eSIM対応機種▼
- iPhone
XS、XRシリーズ(2018年発売)以降のiPhone - Android
Pixel、Xperia、AQUOSなど多数
iPhoneについては、最近のものはすべて対応しています。
auのAndroidスマホがeSIMに対応しているか確認するには、
他社で販売しているeSIM対応スマホは、auは動作検証をおこなっていません。
ただし、auの周波数、VoLTEに対応していれば、使える可能性は極めて高いです。
eSIMの料金/プランは「通常のSIM」と同じ
eSIMは特別な料金がかかると思われがちですが、通常のSIMカードと同じです。
このあと説明しますが、オンラインから申し込めば手数料もかかりません。
auのeSIMの特徴/メリット
auのeSIMには以下のようなポイントがあります。
- 機種購入と同時に契約できる
- これまで通りのサービスがすべて使える
- 店頭での申し込みも可、インストールまで行ってもらえる
機種購入と同時に契約できるため、次回の機種変更時にeSIMにサクッと変えておくのも良いかもしれませんね。
店頭での申し込みもOK
またauのeSIMの申し込みは店頭でも受け付けています。
「興味があるけれど、インストールとか自分でできる気がしない……」という人は、auショップでて続きするのもアリです。
ただショップによって手数料(2〜3,000円程度)がかかるので、以下を参考にしてオンラインの手続きにチャレンジされることをおすすめします。
auでeSIMを契約する方法(オンライン)
以下では「これからauでeSIMを契約する場合」と「すでauを契約している場合」に分けて、eSIMの契約手順をチェックしていきます。
eSIMの最大の利点は「自宅ですぐに使えること」なんで、オンラインでの手続き方法を紹介します。
- 新規/乗り換えの人はこちら >
- auで機種変更する際にeSIMにしたい人はこちら >
- SIMカード→eSIMに切り替えたい人(auユーザー)はこちら >
- eSIMを他の機種に移したい人(auユーザー)はこちら >
新規/乗り換えで契約する方法
auの回線を新しく契約する人、他社からの乗り換えでeSIMを契約する手順は以下の通り。
- 対応機種の確認
- SIMロック解除
- (乗り換えの場合)MNP予約番号の発行
- オンラインで申し込み
- (乗り換えの場合)回線切替の手続き
- eSIMプロファイルをダウンロード
- 発信テスト用番号へ電話をかける
他社で買ったスマホを使う場合は、事前にSIMロック解除をしておく必要があります。そのままではauで通信や通話ができません。
- ドコモ
My docomoから手続き
My docomoにログイン>三本線のメニューから「サービス一覧」を選択>「SIMロック解除」>製造番号(IMEI)を入力>「SIMロック解除を申込む」「SIMロック解除の注意事項に同意する」をチェック>「手続きを完了する」 - au
My au(SIMロック解除のページ)から手続き
My auにログイン>SIMロックを解除する端末のチェックボックスにチェックを入れ「次へ」>解除理由を選択して「この内容で申し込む」 - ソフトバンク
My SoftBank(SIMロック解除のページ)から手続き
My SoftBankにログイン>製造番号(IMEI)を入力>「解除手続きをする」 - ワイモバイル
My Y!mobile(SIMロック解除のページ)から手続き
My Y!mobileにログイン>製造番号(IMEI)を入力>「解除手続きをする」 - UQモバイル
my UQ mobileから手続き
my UQ mobileにログイン>「契約確認・変更」タブ>「ご契約内容」欄の「詳細を確認・変更する」>「SIMロック解除」(下の方)>「ロックを解除する」
他社からの乗り換えで電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え元でMNP予約番号を発行します。
ドコモ
- My docomoから手続き
– My docomoにログイン>「契約内容・手続き」>「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」>「お手続きする」>「解約お手続き」>注意事項の同意にチェックを入れて「次へ」>「手続きを完了する」 - 電話窓口:0120-800-000
– ドコモ携帯電話からは局番なしの151
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
au
- My auから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My auにログイン>「スマートフォン・携帯電話」>「ご契約内容/手続き」>「お問い合わせ/手続き」>「MNPご予約」 - 電話窓口:0077-75470
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
ソフトバンク
- My SoftBankから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My SoftBankにログイン>「設定・申込」>「契約者情報の変更」>「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」>「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」 - 電話窓口:0800-100-5533
– ソフトバンク携帯電話からは*5533
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
楽天モバイル
- my 楽天モバイルから手続き
– my 楽天モバイルにログイン>右上の三本線メニューから「my楽天モバイル」>「契約プラン」>「各種手続き」>「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」
UQモバイル
- 電話窓口:0120-929-818
– 受付時間:9時~21時(年中無休)
ワイモバイル
- My Y!mobileから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My Y!mobileにログイン>「携帯電話番号ポータビリティ」から手続き - 電話窓口:0570-039-151
– ワイモバイル携帯電話からは151
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
有効期限が10日以上ある状態で次のステップに進みます。
いよいよeSIMのデータをダウンロードします。ここではプロファイルというデータをダウンロードして、eSIMを使えるようにします。
ダウンロード方法は
- My auアプリ
- QRコード読み取り
- 自動プロファイルダウンロード
(eSIMといっしょにiPhoneを買った場合のみ)
の3通りの方法がありますが、一番シンプルで簡単なのは「My auアプリ」を使う方法です。
アプリをインストールしてau IDでログインし、画面に沿ってダウンロードします。
その他の2つの方法は公式サイトに詳しい解説があります。
最後に111(通話無料)に電話をかけて、手続き完了です。
auで機種変更する際にeSIMにする方法
機種変更する際にeSIMを契約する方法は
- 対応機種の確認
- オンラインで申し込み
- 回線切替
- eSIMプロファイルをダウンロード
- 発信テスト用番号へ電話をかける
の5ステップです。
対応機種を確認した上で
商品が届いたら「回線切替」の手続きをします。My auのページで「機種のご購入のお客様」から進んで手続きします。
プロファイルのダウンロードは上記の説明を参考にしてください。
最後にテスト用番号(111)へ発信をして完了です。
(eSIMの発行自体に料金はかかりませんが、機種変更の事務手数料3,300円がかかります)
SIMカード→eSIMに切り替える方法(既存auユーザー)
すでにauで物理的なSIMカードを使っていて、eSIMに切り替えたい人はMy auから手続きできます。オンラインの手続きは無料です。
- My auで手続き
- 回線切替
- eSIMプロファイルをダウンロード
- 発信テスト用番号へ電話をかける
My auにアクセスして電話番号を選択肢手続きを実施。
回線切替のページの「SIM・eSIM交換のお客様」から進んで手続きをします。
上記の説明を参考にeSIMプロファイルをダウンロードし、最後にテスト用番号(111)へ発信をして完了です。
eSIMを他の機種に移す(再発行する)方法(既存auユーザー)
例えばiPhone 12に入れているeSIMを、iPhone 13に入れ替えたいときなどです。オンラインの手続きは無料です。
検索結果に出てくる、「SIM(au ICカード/eSIM)のお手続き」から進みます。
再発行タブを選び、画面に沿ってMy auにログイン、「電話番号の選択」>「回線切替」>「プロファイルのダウンロード」と進めます。
auのeSIM契約に関する注意点
ここまでの説明と重なる部分もありますが、auでeSIMを契約する際に注意したいことをまとめておきます。
eSIMプロファイルは削除してはいけない!
eSIMのプロファイルをダウンロード後に誤って削除してしまうと、店頭での再発行が必要になります。
これはpovoでも同じようなトラブルに遭っている人が多く、注意したいポイントです。
povoのesimのプロファイルを誤って削除してしまい、携帯電話番号すら分かりません。ご存知の方いますか?#povo
— みっきまにあ (@Mouse_1118) March 24, 2021
店頭での手続きは有料
eSIMを店頭で申し込む場合(新規/乗り換え/機種変更/SIM再発行)は有料になります。
誤って削除してしまったときも、有料での対応となります。
乗り換え、機種変更、eSIM再発行後は先に回線切替を
上の説明の手順通りにすれば問題ありませんが、必ずプロファイルのダウンロードをする前に、「回線切替」の手続きをするようにしましょう。
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もちろんeSIMもキャンペーンの対象です。他社からの乗り換えを考えている人は、オンラインショップを使えばお得に契約できます!(UQモバイル、povoからの移行は対象外です)
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auを検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。