ゴリラ
毎月の請求を見て「ドコモのスマホ代やっぱり高すぎかも…」と悩んでいる方も多いのでは。
一人あたり1万円近い請求が家族全員となると、家計にとって大きな負担です。
最近だと「格安SIM」とか「楽天モバイル」とかもよく聞くし、「何とか安く使えないのか?」は気になるところだと思います。
本記事では、
- ドコモの料金が実際どれぐらい高いのか
- どうすれば安くなるのか
を詳しく解説します。スマホ代をガツっと削減して、毎月の負担を軽くしていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、ドコモの料金はそもそも高めです。手厚いサポートと引き換えに、支払い金額はやはり高くなります。
本格的に節約を考えたいなら、ahamoへの移行がおすすめです。ドコモのまま安くするのであれば、ドコモ光とのセット割引、dカード GOLDの利用などをぜひ検討しましょう。
ちなみに…
ahamoは20GBが2,970円(機種代金別途)。あんしんのドコモ品質で使えるのがうれしいですね!
\手数料は無料・しばりもなし/
■全体事項
ahamoでは一部利用できないサービスがあります。
■サポートについて
※ahamoは申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は「ahamo Webお申し込みサポート※2」(税込3,300円)を利用ください。
なお、申込み時の端末操作は申込者自身で行うことになります。また、端末初期設定およびデータ移行などは、サポートの範囲外です。
端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する場合は「初期設定サポート(有料)※3」を別途、申込みください。
※2 申込者の要望に基づき、ahamo公式サイトからの申し込みの補助を行うものです。
※3 申込者の要望に基づき、ahamoアプリおよびahamo公式サイトからの手続きの補助を行うものです。
■オンライン手続きについて
※サイトメンテナンス中など、受付できないことがあります。
■月額料金について
※機種代金は別途かかります。
■国内通話料金について
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
■海外パケット通信について
※15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。国内料金と合わせての容量上限です。
■端末の契約について
※利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、また、SIMロック解除がなされていない場合については、ahamoを利用できません。利用中の機種が対応しているかはahamo公式サイトにて確認ください。
■SIMカードの契約について
※MNP予約番号を取得の上、ahamo公式サイトからMNPによる新規申込み手続きが必要です。
目次
ドコモの料金はそもそも高めです
まず大前提、ドコモの料金はそもそも高めです。
最近では、格安SIM、楽天モバイル、オンライン専用ブランドなど、格安で使える通信ブランドが増えています。
ドコモの手厚いサポートは何よりの強みですが、こうした格安ブランドと比較してしまうと、料金設定は割高です。
▼料金をざっくり比較▼
- ドコモ「5Gギガホ プレミア」:4,928~7,315円
- 楽天モバイル:0~3,278円
- ahamo:2,970円
OCNモバイルONE:550~1,760円
ドコモの料金は月々5~7千円というあたり。格安ブランドと比べると2倍ほどの金額となります。
ちなみにですが、ドコモ本体のギガプランは「プレミア」として位置付けられています。実は料金もサービスもそもそもが「プレミア」というわけです。
「ドコモの料金はやっぱり高すぎる!」というのであれば、個人的にはahamoやその他の格安ブランドに乗り換えしてしまうのが、おすすめです。
全員が全員、プレミアの贅沢なプランは必要ないはずです。ドコモを使っているのであれば、節約の余地は大きくあります。
「ドコモの料金」はこれぐらい|毎月5~7千円+機種代
「ドコモの料金がどれぐらいなのか?」を、あらためて確認しておきましょう。
ドコモの最新の料金プランは、「ギガライト」「ギガホ プレミア」の2種類です。
▼5G ギガホ プレミア/ギガホ プレミア
- 「データ使い放題」のプラン
- 料金は毎月5~7千円程度+機種代
▼5Gギガライト/ギガライト
- 「使った分だけ」のプラン
- 料金は毎月2~7千円程度+機種代
ギガホ プレミアの料金は、ざっくり5~7千円程度。家族割などが適用できると料金が下がりますが、それでも割高です。
▼ギガホ プレミアの料金詳細▼
↓左右にスクロールできます!
5Gギガホ プレミア | ギガホ プレミア | |
---|---|---|
割引なしの料金 | 7,315円 | 7,205円 |
みんなドコモ割 3回線以上 | 3回線以上:-1,100円 2回線:550円 | |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | |
dカードお支払割 または 2年契約 | -187円 | |
割引全てありの料金 | 4,928円 | 4,818円 |
プラスして機種代金の分割代金が上乗せされます。1万円近い請求の方も少なくないでしょう。
格安ブランドの料金は2~3千円が標準
続いて、大手キャリア以外の格安ブランドの料金も見ていきましょう。
格安ブランドだと、20GBで2~3千円が標準的です。3GBなら1,000円前後で選べたりします。
▼たとえば「
- 20GBのプラン:月額2,728円
- 3GBのプラン:月額990円
大手キャリアから格安ブランドに移行すると、ざっくり3,000~5,000円ほど節約になる人が多いです。
「店舗のサポートもたまにしか使わない」というのであれば、格安ブランドへの移行はぜひ検討したいところですね。
機種代金もドコモは少し高め
ちなみにドコモは機種代金も少し高めです。
「ドコモが」というよりは「大手キャリア」で買うとApple公式、Googleストアなどメーカー直販よりも高くつくという話です。
例えばiPhone 13シリーズの価格は以下の通り。
↓左右にスクロールできます!
機種 | 容量 | Apple | モバイルONE | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
iPhone 13 mini | 128GB | 99,800円 | 98,208円 (49,368円) | 101,070円 (54,510円) | 101,520円 (50,760円) | 78,400円 (39,192円) | 89,650 |
256GB | 114,800円 | 120,384円 (60,984円) | 115,020円 (62,100円) | 115,920円 (57,960円) | 96,400円 (48,192円) | - | |
512GB | 144,800円 | 151,272円 (77,352円) | 143,040円 (77,280円) | 144,000円 (72,000円) | 119,900円 (59,928円) | - | |
iPhone 13 | 128GB | 117,800円 | 111,672円 (56,232円) | 115,020円 (62,100円) | 115,920円 (57,960円) | 96,470円 (48,216円) | 93,300円 |
256GB | 132,800円 | 125,136円 (63,096円) | 128,970円 (69,690円) | 129,600円 (64,800円) | 108,180円 (54,072円) | - | |
512GB | 162,800円 | 164,736円 (84,216円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 131,620円 (65,808円) | - | |
iPhone 13 Pro | 128GB | 144,800円 | 142,560円 (72,600円) | 143,040円 (77,280円) | 144,000円 (72,000円) | 122,800円 (61,392円) | - |
256GB | 159,800円 | 165,528円 (85,008円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 134,800円 (67,392円) | - | |
512GB | 189,800円 | 197,208円 (100,848円) | 185,015円 (99,935円) | 186,480円 (93,240円) | 158,800円 (79,392円) | - | |
1TB | 219,800円 | 226,512円 (115,632円) | 212,920円 (115,000円) | 214,560円 (107,280円) | 182,800円 (91,392円) | - | |
iPhone 13 Pro max | 128GB | 159,800円 | 165,528円 (85,008円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 134,800円 (67,392円) | - |
256GB | 174,800円 | 182,160円 (92,400円) | 170,945円 (92,345円) | 172,080円 (86,040円) | 146,800円 (73,392円) | - | |
512GB | 204,800円 | 213,048円 (108,768円) | 198,965円 (107,525円) | 200,160円 (100,080円) | 170,800円 (85,392円) | - | |
1TB | 234,800円 | 243,144円 (124,344円) | 226,870円 (122,590円) | 228,240円 (114,120円) | 194,800円 (97,392円) | - |
※カッコ内は各キャリアの購入サポートを適用した時の実質負担額です。
Apple公式に比べると、少し価格が上乗せされます。
下取り型の購入サポートで機種代金を抑えることもできますが、プログラムに頼らずに、普通に購入すると機種代は割高になります。
ドコモが高いなら「ahamo」へ移行がおすすめ
ドコモの料金を安くするなら、個人的にはahamoへの移行が一番おすすめです。
ahamoはドコモのオンライン専用の新ブランドzです。プラン変更のように簡単な手続きでサクッと乗り換えできます。
料金は月々2,970円で、大幅な節約が期待できます。
月額2,970円で20GBが使えるプラン
- 5分の無料通話が付いている
- 5Gでの通信ができる
- 20GBを使い切った後も最大1Mbpsで通信できる
- 海外でもそのまま20GBのデータが使える
▼ドコモからahamoへ移行方法はこちらの記事でまとめています。
繰り返しになりますが、、ドコモ⇒ahamoなら、ドコモの中でのブランド間の移行になるので、手続きはサクッと完了できます。
同じぐらい安い乗り換え先はたくさんありますが、手続きが圧倒的に楽なので、1つだけオススメするなら、やはりahamoですね。
手間が気にならないなら「楽天モバイル」「OCNモバイルONE」も選択肢
乗り換えの手間が多少はOKなら、ahamo以外の契約先も選択肢に入ります。
ドコモでは、解約金・MNP転出手数料が廃止され、他社に乗り換えするための費用は基本的には0円となっています。
ahamo以外で、ドコモユーザーの乗り換え先としておすすめなのは「
▼「楽天モバイル」の特徴▼
また、楽天モバイルは通話料が無料で、0円で維持することもできます。
そのため乗り換えずに「新規契約」するだけでも、ドコモでかかっていた電話料金を削減することができます。
▼「OCNモバイルONE」の特徴▼
- 1GBや3GBのライトなプランも選べる
- スマホの価格がとにかく安い
一方、OCNモバイルONEは、ドコモの「エコノミー」に位置づけられているNTT系の格安SIMで、1GBや3GBのプランも選べます。スマホがめちゃくちゃ安く買えることでも有名です。
▼例えばドコモで5.7万円の「AQUOS sense6」が乗り換え特典で2万円でした。
乗り換えに多少手間をかけてもOKという方は、このあたりも含めて検討してみるのがおすすめですね。
ドコモをやめるとデメリットはある?
ドコモをやめるデメリットはある?安いのはわかるんだけど、大手以外はなんか不安なんだよね。
ドコモをやめるデメリットをまとめるておくと、こんな感じです。
- 店舗のサポートがなくなる
- 家族割引がなくなる(それでもドコモを出る方が安い)
- プラチナクーポンがなくなる(ahamoなら継続)
- ずっとドコモ特典がなくなる(ahamoでももらえない)
ドコモをやめるデメリットとして一番大きいのは、やはり店舗のサポートがなくなることですね。
店舗がある格安ブランドもありますが、ドコモほどの店舗数があるところはありません。
ただそれでも、格安ブランドでも機種変更やプランの見直しなどオンラインでサポートが受けられます。実際使ってみると、ほとんど困らないと感じる方が多いはずはず。
そのほかドコモを出ると「プラチナクーポン」「ずっとドコモ特典」などの長期優待もなくなります。ただし、それを差し引いても、乗り換えたほうが節約できます。
とくに現状「機種変更ぐらいしか店舗に足を運ぶ機会がない」という方は、まずはahamoなどを試してみるのがおすすめです。
「ドコモのまま料金を安くする方法」も紹介
ドコモのまま料金を下げる方法も、いくつかあります。
- ドコモ光セット割で家族全員で割引を受ける
- dカード GOLDでポイント還元を受ける
- 要らないオプションは外す
- 「オンラインショップ」「いつでもカエドキプログラム」で機種代を節約する
基本的には乗り換えの方が節約できる金額は大きいですが、上記の方法もかなり効果的に節約が可能です。
それぞれ見ていきましょう。
「ドコモ光セット割」で家族全員のスマホ代が割引
まず検討したいのが光回線を「ドコモ光」に乗り換えて、セット割引を狙う方法です。
セット割が適用できれば、家族全員のスマホ代が毎月1,100円割引になります。
↓左右にスクロールできます!
割引 | 月々の割引額 | |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミア 5Gギガホ/ギガホ | -1,100円 | |
5Gギガライト/ギガライト | ~7GB | -1,100円 |
~5GB | -1,100円 | |
~3GB | -550円 | |
~1GB | 割引なし |
これがけっこう強力で、たとえば家族4人でドコモ光セット割が適用されれば、最大で毎月4,400円の割引が受けられます。
- ドコモ光の料金:月々4,000~6,000円程度
- セット割の割引額:家族4人で毎月4,400円割引など⇒ドコモ光の料金が割引でほぼまかなえる!
とくに光コラボやフレッツ光を契約中なら、ドコモ光に乗り換える際の開通工事は不要で、費用も時間も最小限で済みます。
ドコモを安く使う方法を探しているなら、まずドコモ光のセット割引を検討ですね。
「dカード GOLD」で毎月10%分のポイント還元
もう一つ鉄板なのが「dカード GOLD」で毎月10%分のポイント還元を受ける方法ですね。
dカード GOLDはドコモの発行するゴールドクレジットカードです。「ドコモ」「ドコモ光」の支払いで使うと、10%分のポイント還元の特典があります。
例えば月々のドコモの料金が8,000円なら、毎月800円分、年間で1万円近いポイント還元が受けられる計算です。
毎月コツコツポイントを獲得できます。
【注意】dカード GOLDは1回線まで|家族カードがおすすめ
ただし10%還元は、ドコモの料金には1回線のみの適用となります。
dカード GOLD1枚で家族全員が割引を受けられるわけではありません。
なので、実際に年会費以上にポイントを得るためには、
- ドコモ光もdカード GOLDで支払う
- 家族カードを使って、家族のスマホ代も10%還元にする
といった方法を考える必要があります。
「家族カード」とはdカード GOLD契約者の家族が持てるカードです。
家族カードもそれぞれ1回線まで10%還元となります。
家族全員でポイント還元を受ければ、年間で数万円分のポイント獲得も十分可能です。
本カードの年会費(11,000円)、家族カードの年会費(1枚目は無料、2枚目以降は1,100円/枚)を差っ引いても、ポイント分でお得になります。
▼例:3人家族の場合▼
ちょっと色々頭を使いますが、上手に使うと現状の契約のままお得になる道筋も見えてきます。
要らないオプションは外す
有料オプション外して、料金を下げる方法もあります。
「全く使っていない有料オプションに、実はずっと加入していた」というのは、よくある失敗です。
料金を見直すこのタイミングで、不要なオプションは外しておきましょう。
オプションの解除は「My docomo(会員ページ)」から可能です。ログイン後、「ご契約内容確認・変更」の項目からオプション解除ができます。
機種代が高いと感じたら「オンラインショップ」「いつでもカエドキプログラム」を検討
機種代を安くする方法としては、以下の2つが効果的です。
- ドコモオンラインショップを利用する
- いつでもカエドキプログラムに加入する
「ドコモオンラインショップ」で3,000~10,000円ほどお得
ドコモの機種変更は、
オンラインショップで注文すると、自宅にスマホが届くので、あとは初期設定をすれば、利用を開始できます。
またオンラインショップなら頭金・事務手数料など諸々の費用が0円なので、店舗より3,000~10,000円ほどお得です。
時間も費用も節約になるので、おすすめですね。
「いつでもカエドキプログラム」で負担額が安くなる
機種代を安くするもう一つの方法が、「いつでもカエドキプログラム」です。こちらも併用するのがおすすめですね。
プログラムに加入すると、2年後にスマホを返却することを条件に、機種代の負担額が40~50%ほど安くなります。
画像出典:YouTube「ドコモ社員が解説「いつでもカエドキプログラム」」
端末の返却が条件となる点は注意が必要ですが、機種代金を安くしたいならこちらも要チェックです。
まとめ
ドコモの料金は正直なところ高めです。サポートが手厚い分、料金は割高となっています。
節約を考えるなら、ahamoや
ドコモのまま料金を下げたいなら、ドコモ光とのセット割引、dカード GOLD、オンラインショップなどの利用が選択肢です。
ぜひ料金を上手に見直してスマホ代を節約していきましょう。