ゴリラ
2022年3月1日から「ドコモでんき」がスタートしました。
「CO2フリー」「最大10%のポイント還元」などが魅力の新サービスですが、乗り換えに値するメリットはあるのでしょうか。
本記事ではドコモでんきはどんなサービスなのか、どれぐらいお得になるのかを解説します。
先に正直な結論を伝えると、ドコモでんきは、dポイントがもらえるドコモの新電力サービス。2つのプランから選べます。
- ドコモでんき Green
最大10%分のポイント還元&CO2フリーのプラン - ドコモでんき Basic
電気代そのままに3%分のdポイントが貰えるプラン
ちなみにドコモでんきで節約できる金額は、他の新電力と比較すると微妙かもです。
目次
「ドコモでんき」とは
ドコモでんきは2つのプランから選べます。
▼ドコモでんき Green▼
- CO2フリーの再生可能エネルギーを活用
- 電気代は大手電力会社+500円
- dカード GOLDで10%分のdポイント還元など
▼ドコモでんき Basic▼
- 電気代は大手電力会社と同じ
- 電気代の3%分のdポイント還元
dポイント還元率をまとめると、以下のとおりです。
↓左右にスクロールできます!
ドコモでんき Green | ドコモでんき Basic | ||
---|---|---|---|
ギガホ ギガライト ahamo | dカード GOLD会員 | 10% | 3% |
会員ではない | 5% | ||
・対象外のプラン ・ドコモ以外 | 3% | 2% |
「ドコモでんき Green」はCO2フリーが魅力
ドコモでんき Greenは「地球に優しい」が魅力のプランです。
太陽光・風力・地熱など再生可能エネルギーを活用していて、CO2排出量はゼロとのこと。
なお電気代は、基本料金が大手電力会社のものに+500円です。大手から乗り換えると、電気代は高くなります。
ただし、dポイントの還元率は最大10%です。
もらえるポイントの還元率によって、お得になったりならなかったりします(後半で詳しく解説します)。
「ドコモでんき Basic」は電気代そのままにポイントがもらえる
「ドコモでんき Basic」は電気代は大手電力会社と同じです。基本料金も電力量料金も変わりません。
電気代はそのままに、dポイントがもらえるというのが、乗り換えのメリットです。
最新プランを契約のドコモユーザーなら、電気代の3%分のdポイントを受けられます。
電気代は変わりませんが、dポイントの分だけお得になります。
ポイントの対象は「税抜」「再エネ賦課金を除く」
ちなみにポイント対象となるのは、税抜の金額です。
しかも「再エネ賦課金」を除く金額が、ポイントの対象となります。
ポイント還元対象は、基本料金もしくは最低料金と電力量料金となります。燃料調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金はポイント進呈の対象外です。
請求額全体がポイントの対象ではない点には注意が必要です。
ドコモでんきは実際お得なの?
ここからはドコモでんきは実際お得なのかシミュレーションしていきます。
それぞれのプランを見ていきましょう。
「ドコモでんき Green」は年間4,000円分くらいお得⇒微妙かも
まずは「ドコモでんき Green」から見ていきましょう。
例えばドコモでんきのサイトにある以下のモデルケースを参考にすると、「ドコモでんき Green」でもらえるポイントは、一般的な家庭で年間10,000ポイントほどのようです。
※dカード GOLD会員の場合
※上記の月8,300円は税抜&再エネ賦課金を除くポイント対象の金額です。実際の電気代は月1万円弱です。
一方で、大手電力会社から乗り換えた場合、基本料金が+500円となります。
電気代は年間+6,000円となるわけです(これを忘れてはいけません)。
なので差し引きすると、年間で4,000円ほどお得になります。あくまで概算ですが、これぐらいのイメージです。
他の新電力なら年間9千円節約も
ちなみにドコモでんき以外に目を向けると、例えば新電力の「Looopでんき」では、年間9千円ほど節約が可能です。
▼「Looopでんき」の場合▼
- 東京都品川区大井
- 年間使用量:3,779kWh
- 契約容量:50A
- おうちプラン
電気代:124,632円(9,604円/月)
⇒大手からの乗り換えで年間9,376円の節約
このあたりの安い電力会社と比べると、「年間4,000円お得」というのは微妙に感じてしまいます。
ドコモでんき Greenはあくまで「環境に優しい」というところに共感できるかが、選ぶ時のポイントになりそうです。
dカード GOLDでない人は、むしろ損になるかも
なお、dカード GOLDを持っていない人については、ドコモでんき Greenでもらえるポイントが半分以下です。
もらえるポイントと、基本料金の+500円を差し引きすると、トントンか持ち出しが増えそうです。
「ドコモでんき Basic」も「すごくお得」ではない
続いて「ドコモでんき Basic」も見ていきましょう。
こちらもモデルケースを参考にすると、一般的な家庭でもらえるdポイントは年間3,000ポイントほど。
こちらも最安クラスの新電力と比べると、節約できる金額は物足りない感じです。
現状、ドコモユーザーだからといって、必ずしも「ドコモでんき」を選ぶ必要はないですね。
ドコモを節約するなら「ドコモ光」「dカード GOLD」に注目
すでに紹介の通り、ドコモでんきは料金的には微妙です。ドコモとセットで使うメリットは少ないです。
一方で、ドコモの光回線「ドコモ光」と「dカード GOLD
ドコモユーザー向けにかなり優遇されています。
- ドコモ光
家族全員のスマホ代が最大1,100円割引 - dカード GOLD
ドコモの料金(ドコモ光を含む)10%分のポイント還元
こちら2つは前向きに検討する価値アリです。
「ドコモ光」なら年間5万円の割引も可
ドコモ光を契約していると、ドコモを利用している家族全員のスマホ代が最大1,100円割引されます。
これがけっこう強力で、たとえば家族4人なら、最大で毎月4,400円、年間で5万円を超える割引です。
ほぼドコモ光の利用料金の元が取れてしまいます。
電力会社よりも、むしろ光回線の乗り換えがお得ですね。
「dカード GOLD」なら10%還元&1万円クーポン
もう一つは「dカード GOLD」です。
dカード GOLDで「ドコモ」や「ドコモ光」の料金を支払うと、それぞれ10%分のポイント還元があります。
ドコモ+ドコモ光で毎月1万円(税抜)の支払いがあれば、年間12,000ポイントの獲得が可能で、年会費11,000円の元が取れます。
また、年間100万円以上のカード利用があれば、毎年11,000円分のクーポンがもらえたりもします。
ドコモを続けていくつもりなら、早めにdカード GOLD
ドコモのdカードGOLD年間利用額特典として、21,600円相当のクーポンが届きました!( ´ ▽ ` )
固定費の支払いなんかは全てdカード に集約している我が家。
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まとめ
ドコモでんきの「サービス内容」や「お得になるのか」を解説しました。
ドコモでんきは、ドコモユーザーへの還元率アップを含めても、すごくお得な感じではありません。
とりわけ「ドコモでんきGreen」は、環境にやさしい電力を使う、という趣旨に賛同できるかが、契約の決め手になります。
「電気代を安くしたい」のであれば、ドコモユーザーであっても、他の新電力を含めて安いところを探すのが良さそうです。
ちなみにドコモユーザーという身分を活かすなら、ドコモ光とdカード GOLD
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