ゴリラ
ドコモで2.2万円で買えるAQUOS wish2って、ぶっちゃけ、どうなの?
2022年6月にドコモから発売したAQUOS wish2は、シャープのエントリースマホです。
2.2万円とドコモのラインナップでは最安レベルなのですが、果たしてどこまで使えるのか……。
今回は約2週間、端末を実際に利用してみて感じたことを、共有します。
ただし、子ども用、テザリング用など、使い方次第では、最良の選択になる可能性があります。
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目次
AQUOS wish2の残念なところ
まず、実際に使ってみて「期待したほどではなかった」残念なところをお伝えします。
とは言え価格は2万円だぜ。そんなに多くを求めるのも酷って話よ。
スクロールのひっかかりが少し気になった
AQUOS wish2は、前モデルからスマホの心臓部であるSoCが進化しています。
Snapdragon 480から695に変わったことで、
- CPU性能は約33%
- GPU性能は約19%
上がったと言われています。
スペック的には、上位モデルのAQUOS sense6(ドコモでは57,024円)よりも上に位置するということで、かなり期待していました。
しかし、実際に使ってみると、とくにwebブラウザでスクロールするときに、少しカクつきを感じました。
直接並べて比較はできていませんが、以前、AQUOS sense6を使ったときには感じなかった「ひっかかり」が気になりました。
これはおそらくですが、僕はふだん、AQUOS wish2の画面サイズに近く、より性能が高いiPhone 12 miniを使っているので、余計に気になったんじゃないか、と思っています。
もしくは、AQUOS wish2には最新のAndroid 12が搭載されていますが、最適化が進んでいない、という可能性も捨てきれません。
ただ、スクロール以外の操作、例えば
- タッチレスポンス
- 文字入力
- 動画再生
- カメラ(起動、撮影)
- 通信速度(環境にも大きく依存しますが)
といった操作は、最安レベルのスマホとは思えないくらいキビキビで、本当にスクロールだけが惜しい……という感じでした。
今後、アップデートでチューニングされるようなことがあれば……。期待しています。
電源ボタンと指紋認証センサーが別れている
最初に指紋の登録をするとき、センサーがまったく反応しませんでした。
「まさかの初期不良……?」と頭をよぎったのですが、よく見ると、僕が押していたのは電源ボタンで、その下に別途、専用の指紋センサーが付いていました。
上から順に「音量上/下」「Googleアシスタント」「電源」「指紋センサー」の並びです。
側面に指紋センサーがあるタイプのスマホは、電源ボタンとセンサーが一体になっていることが多く、AQUOS wish2も当然そうだと思い込んでいました。
で、指紋センサーが一番下に追いやられているので、下の方を掴まないと、うまくセンサー部分に親指が当たりません。
個人的には、最もしっくり来る場所を握ると、親指は電源ボタンに当たりました。
これは慣れの問題ではありますが、少し気になるところでした。
ちなみに、指紋センサーの感度は良好な方だと思います。手が濡れていない限り、認証に失敗することはほとんどありません。
カメラは記録用or加工前提と割り切る
少しでもカメラに関心があったり、SNSにアップして楽しみたい!という方は、このスマホでは満足できないかもしれません。
安いスマホによくある、カメラの立ち上がりが遅かったり、シャッターボタンにタイムラグがあったり、というストレスはありません。
ただ純粋に、価格相応でため息が出るような鮮明な写真は撮れません(作例は後ほど紹介)。
日々の生活の記録用途に使うか、SNSなどに写真をアップするなら加工することが前提なカメラです。
AQUOS wish2を実際に使ってみてよかったところ
実際に手にしてみて感じたグッドポイントを紹介します。
裸で使える貴重なスマホ
AQUOS wish2のドコモの価格は2.2万円。
あまりにも安く、2年後にスマホを返すことで負担額が少なくなる「いつでもカエドキプログラム」は対象外です。
この手の「お返し系」プログラムはお得なのですが、端末に傷がつくと、高額な負担金が発生するので、2年間はケースやガラスフィルムを貼って、慎重に扱わなくてはいけません。
対してAQUOS wish2はその必要がなく、割り切って裸でガシガシ使えます(おそらく、2年使ったら、スマホにほとんど価値が残らない)。
背面のプラスチック素材にはシボ加工が施されており、少し引っ掻いたくらいでは、傷はつかなそうです。
また、米国国防総省基準の各種試験をクリアしていることも、安心感を与えてくれます。
AQUOS sense6と同じく、よく見ると、サイドが少し凹んでいるデザインも独特で、個人的には好みです。
持ちたくなるサイズ感
サイズはちょうどiPhone 13や12と同じくらいです。
多くの日本人が好むであろう、「小さくはないけど、大きすぎることもない」という絶妙なサイズ感です。
重さも162gとかなり軽い方。先述のように、ケースを付けなくても使えることまで踏まえると、すべてのスマホの中でも、最軽量レベルと言えるでしょう。
液晶だけどシャープの技術でフォロー
ディスプレは有機ELではなく、液晶ディスプレです。
有機ELは黒色が発光せ;ず、白黒の明暗がはっきりするというメリットがあります。
エントリースマホなので、目をつぶらないといけない部分ではありますが、AQUOS wish2には、シャープの技術が液晶のデメリットを補ってくれます。
- 標準/ダイナミック/ナチュラルから好みの画質を設定
- アウトドアビュー機能で明るい日差しの下でも画面を見やすくする
そもそも、どうしても有機ELじゃないといけない!という人は、このスマホを候補にしないと思います。
あと以前にAQUOS sense6を使ったときに、デフォルト状態でもギラギラしてコントラストが強めだと感じたことがありましたが、AQUOS wish2は液晶ということもあってか、より自然な見え方でした。
これ以上、テザリングに最適なスマホは他にない
個人的にはAQUOS wish2をテザリング専用のルーター代わりとして使うのもアリだと思いました。
それどころか、2022年時点で、この機種以上にそれにふさわしいスマホは、他にないんじゃないかと思うくらいに、テザリング用途に適しています。
- インテリジェントチャージ機能で、直接、スマホに給電しながら使える
(バッテリーが消耗しない) - 持ち運びやすい大きさと軽さ、タフネスさ
- ドコモの「5G ギガホ プレミア」はテザリングも無制限
モバイルルーターを検討している方は、AQUOS wish2 という、まったく新しい選択肢を検討しても良いかも。
「スマホとしても使えるルーター」としては、現状は右に出るものはありません。
ちなみに手持ちのポケットWi-Fiと、AQUOS wish2のテザリングで、同じSIMで速度を比較しました。
何度か試してみて、さすがに本家ルーターとの差が出ましたが、ポケットWi-Fiとしては実用の範囲内です。
AQUOS wish2のカメラの作例
AQUOS wish2で実際に撮影してみました。
画像の編集はサイズ変更のみ行っており、色味や明るさなどの調整はしていません。
また、すべてズームなしの広角です。
空を含む撮影の露出補正(明るさの調整)がムズい
日中に空を含む撮影をしたとき、明るさの調整がとても難しかったです。
被写体に焦点を合わせると完全に空が白飛びしてしまい、空全体にピントを合わせると、今度は被写体が暗くなってしまいます。
手動でも露出補正はできるのですが、いい塩梅を見つけられず、少し慣れが必要かもしれません。
AQUOS wish2の口コミ
AQUOS wish2を使っている他のユーザーがどのように感じているのか、口コミを探してみました。
スクロールがもっさり(解決策あり)
AQUOS wish2 Twitterだけなんでこんなにもっさりしてんだ?
スクロール速度が4年前のxperia xz1の1/2以下だぞ— スイ (@polar_227) July 4, 2022
AQUOSwish2、結構モッサリするなぁと思って調べてみたら、どうも画面に触れる指の面積が大きいとスクロールにブレーキがかかってしまうみたいで、面積が小さくなるように指を立てて真上に弾いたらものすごいスクロールするようになった(笑)フリックも同じ感じ。面倒だけど解決法があって良かったです。
— YORUSORA/MV制作受付中 (@yorusoramovie) July 4, 2022
自分も感じていた「カクツキ」への対処方法を見つけられている方がいらっしゃいました。
試してみたところ、確かに指の腹でふつうにスクロールするよりも、サクサクと動きました。感覚的に非光沢系のフィルムを使うと、改善するかもしれません。
ふつうにゲームができる
AQUOSwish2、アズレンレベルであれば快適にプレイできるね……特にカクツキも無い
— たか。@ラグコスお疲れ様でした。 (@taka_humo) July 6, 2022
2年7ヶ月使ってきたAQUOS sense3からAQUOS wish2に乗り換えたけど、ぜんぜんふつうに使えるしレスポンスもいいしなによりグラブル普通にサクサク動くので満足
— みやぽん(ゆか) (@Miya0726) June 26, 2022
ゲームによってはふつうにプレイできる、という声が多くありました。エントリー機で、始めから期待している人が少ないことも要因かもしれませんね。
AQUOS wish2へのデータ移行は簡単!
AQUOSスマホへのデータ移行は、ここ最近ではかなり簡単になりました。初期設定で有線ケーブルを使ってほとんどのデータを転送できます。
AQUOS wish2がおすすめなのは誰?
最後にAQUOS wish2は誰におすすめなのか?を考えました。
個人的にとくにおすすめなのは
- 小学校高学年〜中学生
- テザリング専用機を探している人
この2パターンです。
テザリングについては先述のとおり。
あえて小学〜中学生に向いているとしたのは
- 多少雑に扱っても、安心して長く使える
- がっつりゲームをするのには向いていないが、逆に使い過ぎを防げる
- キレイな写真が撮れなくても、そこまで不自由しない
とうように、AQUOS wish2のできることを最大限に活かせそうだからです。
2回のOSのアップデートも保証されており、3年程度は使えます。
中学/高校に入学するまで、のように、期限を決めて、割り切って使うのが良いですね。
一方、個人的にはどうしてもスクロールの滑らかさが惜しい部分でした。
少し予算を出せるのであれば、4〜5万円台の価格帯まで、選択肢に入れてみても良いかと思います。
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