ソフトバンクから5G対応のスマートフォン「ZTE Axon 10 Pro 5G」がいよいよ発売です。
「Snapdragon 865」など充実したスペックの5G端末ながら、9万円を切る価格で購入が可能です。
同日発売のAQUOS R5Gより4万円も安く購入できるということで、こちらの機種に注目している方も多いのではないでしょうか。
ただいざ購入を考えるとなると、スペックや評判などは詳しく見ておきたいところだと思います。
そこで本記事では、ZTE Axon 10 Pro 5Gの機能やスペックを、ユーザーの評判を交えつつ、分かりやすく解説していきます。
ZTE Axon 10 Pro 5Gは自分に合ったスマホかチェックしていきましょう。
ZTE Axon 10 Pro 5Gはシンプルなハイエンドスマホ。
価格は手頃だが、機能は少なめで特別コスパが良いわけではない。
「次は5Gスマホにしたいけど、価格は抑えたい」という人におすすめ。
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目次
ソフトバンクでの「5G開始当日」に発売
発売日は3月27日で、ソフトバンクの5Gプランがスタートするその日に発売となります。
ソフトバンクで発売となる5Gスマホは以下の4機種。
▼ソフトバンクの5Gスマホ
- ZTE Axon 10 Pro 5G(3月27日発売)
- AQUOS R5G(3月27日発売)
- LG V60 ThinQ 5G(4月下旬以降)
- OPPO Reno3 5G(7月下旬以降)
このうち、5Gプラン開始当日に発売となるのは「ZTE Axon 10 Pro 5G」と「AQUOS R5G」の2機種です。
ZTE Axon 10 Pro 5Gはいち早く5Gを体験できるスマホの一つとなっています。
▼ZTE Axon 10 Pro 5Gのスペック
ZTE Axon 10 Pro 5G | |
---|---|
メーカー | ZTE |
サイズ | 横:約73mm 縦:約159mm 厚さ:約7.9mm |
重量 | 約176g |
CPU | Snapdragon 865 |
RAM+ROM | 6GB+128GB |
ディスプレイ | 約6.47インチ 有機EL フルHD+ |
メインカメラ | 約4,800万画素 +約2,000万画素 +約800万画素 |
サブカメラ | 約2,000万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
OS | Android™ 10 |
4G版は2019年2月に発売済
ZTE Axon 10 Pro 5Gは、2019年2月に海外で発売された「ZTE Axon 10 Pro」の5G版の端末です。
4G版を、5Gにリメイクした感じの端末になっています。
とはいえ、「5G対応」と「CPU・OSが最新にアップデート」というところ以外は、基本的に4G版の「ZTE Axon 10 Pro」と同じとなっています。
デザインはシンプル。6.47インチの全面ディスプレイ
デザインはシンプルでスッキリしています。
ディスプレイは、上下・左右が湾曲してるデザインです。
インカメラは水滴型ノッチになっています。サイズも小さくあまり目立ちません。
最近はアウトカメラが主張強めのデザインが多いですが、ZTE Axon 10 Proについては、カメラは左側にスッキリとまとめられています。
カラーバリエーションは、ブルーの1色のみとなります。
光学のあるメタリックな色合いのようですね。
ZTE Axon 10 pro performs better than Galaxy S10 plus
Benchmark of ZTE Axon 10 pro show remarkable high scores, ZTE’s flagship smartphone scores even better than the Samsung Galaxy S10 plus. pic.twitter.com/Qbcn9xesDI
— Hussy.com (@HussyCom) January 30, 2019
カメラはハイエンドとしてはやや弱め
カメラの構成は以下の通り。
▼ZTE Axon 10 Proのカメラ構成
標準カメラ:4,800万画素
望遠カメラ:800万画素
超広角カメラ:2,000万画素
トレンドの3眼カメラを搭載していて、画素数もかなり高めです。
カメラにについても、4G版の「ZTE Axon 10 Pro」と全く同じスペックになっています。
4G版の「ZTE Axon 10 Pro」のカメラの評判・レビューを見ると、「ハイエンドスマホとしてはカメラ性能はやや弱め」という声が多いです。
明るいところの撮影は良く撮れる一方で、暗いところの撮影では、ソフトウェアの処理に少し難があるようです。
ZTE Axon 10 Proのカメラを詳しく見ていきましょう。
夜景モードは弱め。カメラの強い機種には及ばない
ZTE Axon 10 Proは夜景モード搭載で、暗いところでも明るく写真を仕上げてくれます。
Night mode. #ZTEAxon10Pro #ShotOnAxon10Pro @ZTE_Community @zteusa pic.twitter.com/0RIrQdoUUQ
— Jason Carter (@JasonSCarter) September 7, 2019
Excellent night time pics from the ZTE Axon 10 Pro. #ShotOnAxon #ZTEAxon10Pro pic.twitter.com/STu89g3hhp
— Kevin Breeze #2800Club (@KevinBreezeTV) October 29, 2019
ただし、iPhone 11 ProやGalaxy note 10+のようなカメラがすごく強い機種と比べると、暗いところでの撮影はかなり劣る部分があるようです。
暗いところで補正が十分に効かなかったり、逆に明るく補正をしすぎてしまったりと、暗いところでクッキリきれいな写真を残すのが難しい模様です。
暗いところでの撮影でのソフトウェアの処理は、カメラの強いスマホと比べると、大きく差があるようですね。
また夜景モードの撮影ではキャプチャに数秒かかりますが、光学式手ブレ補正が非搭載のため、安定した撮影に少し苦労します。ここもひとつデメリットですね。
超広角は◎。歪みが小さい
ZTE Axon 10 Proは超広角カメラ搭載です。
超広角撮影では、125度の視野角で広い風景を写真におさめることができます。
仕上がりとしても、超広角撮影に特有の歪みも少なめで、かなりキレイに撮れるようです。
超広角撮影は、撮影モードの中でも使用頻度が高いものなので、ここをしっかり押さえてきているのは嬉しいところですね。
Wide angle. #ZTEAxon10Pro #ShotOnAxon10Pro @ZTE_Community @zteusa #NeverForget #worldtradecenter pic.twitter.com/K0lJwGYpAm
— Jason Carter (@JasonSCarter) September 7, 2019
望遠は光学3倍、デジタル20倍で撮影可
光学ズーム3倍、デジタルズーム20倍に対応しています。
こちらはデジタル10倍ズームの写真です。ズームの仕上がりもわりと鮮明にクッキリと撮れるようですね。
1x and10x digital zoom. #ShotOnAxon love my #ZteAxon10Pro which replaced the P20 Pro I was using. Plus I love being a member of @ZTE_Community! pic.twitter.com/90ab44nOzR
— David Beayon (@diamonddaveb67) September 24, 2019
CPUは「Snapdragon 865」をいち早く搭載
CPUには、リリースされたばかりの「Snapdragon 865」をいち早く採用しています。国内キャリアでは初の搭載です。
Snapdragon 865については、スマホの処理性能を示すantutuベンチマークスコアで56万点前後をたたき出します。iPhone 11シリーズに並ぶ数値となります。
最新ゲームも超快適にプレイすることができますね。
RAM容量は6GB。4G版から少しダウン
RAM容量は6GBです。
4G版で2019年に発売されたZTE Axon 10 Proでは、RAM容量は8GB、12GBの2択となっていました。今回の5G版では、ここは少しスペックダウンとなっています。
もちろん6GBもゲームのプレイも含めかなり十分なものですが、最高のスペックを求めたい人には、ここは少し気になるところにになるかも。
おサイフ、防水は非搭載
おサイフケータイ、防水防塵は非搭載です。
どうしてもオサイフ、防水は欲しいという人は、同日発売のAQUOS R5Gの方を検討するのが良さそうです。
また、ワンセグ・フルセグについても、ZTE Axon 10 Proは非対応、AQUOS R5Gは対応という感じになっています。
▼機能の比較
ZTE Axon 10 Pro | AQUOS R5G | |
---|---|---|
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
防水・防塵 | 非対応 | 対応 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 | 対応 |
生体認証は「画面内指紋認証」のみ
生体認証は「画面内指紋認証」のみです。顔認証は非搭載となっています。
認証速度が出にくい「画面内指紋認証」のみなのは少し心もとないかもですね。ここは少し残念なところです。
【注意点】「ミリ波帯」には非対応
ZTE Axon 10 Proは5Gの一部の電波には非対応です。
5Gの電波は大きく以下の2つに分けられます。
- Sub6:4Gの延長として利用できる電波。
- ミリ波:超高速化が可能。実用化に時間がかかる。
ZTE Axon 10 Proは「sub6」と呼ばれる電波のみの対応となっています。ここは注意点ですね。
ソフトバンクから発表された5G対応の4機種はいずれもSub6のみの対応となっています。
ただし、5Gも当面はSub6がメインで使われる見込みなので、かなり長く使い続けるわけでなければ、ミリ波非対応でも大きく問題はなさそうです。
価格は約9万円。AQUOS R5Gより手頃。
ZTE Axon 10 Proのソフトバンクでの販売価格は、89,280円(税込)となっています。
ZTEのスマホはもともとかなり安いので、この価格となると、5G対応での上乗せ(+1~2万円?)が少しだけあるようですね。
ちなみにAQUOS R5Gと比べると、4万円ほど安く購入できます。価格差はかなり大きいですね。
▼3月27日発売の5Gスマホの価格(税込)
ZTE Axon 10 Pro:89,280円
AQUOS R5G:129,600円
ただし、この2機種ではスペックや機能は4万円分しっかりと差があります。「ZTE Axon 10 Proは超コスパが良い」という感じではなさそうです。
▼機能・スペックの差
ZTE Axon 10 Pro | AQUOS R5G | |
---|---|---|
ディスプレイ | フルHD+(2340×1080) | クアッドHD+(3168×1440) 120Hz駆動 |
カメラ | 3眼カメラ | 4眼カメラ 8K動画 |
機能 | 防水などに 非対応 | おサイフ・防水 フルセグ 放熱設計 |
ということなので、価格を抑えたい人はZTE Axon 10 Pro、最高のものを手にしたいという人はAQUOS R5Gを選んでみると良いでしょう。
まとめ:「AQUOS R5Gは高い。シンプルでOK」という人におすすめ
ZTE Axon 10 Proは、Snapdragon 865搭載でしっかり最新のハイエンド機ですが、オサイフ・防水が非搭載であるなど、ほかのハイエンドスマホと比べると機能は少なめです。
ただその分、価格はかなり抑えめです。
「次のスマホは5Gと決めてるけど、シンプルで価格も抑えめのものでOK」という人は、ZTE Axon 10 Proを検討してみると良いですね。
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