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ゴリラ
auから、6月中旬にXperia 1 III(エクスペリア ワン マークスリー)が発売予定です。すでに予約が始まっています。
2.9倍&4.4倍に対応の「可変式の望遠レンズ」、世界初の「4K&120Hzのディスプレイ」など今回はスペックが飛躍的に進化しています。
iPhoneやGalaxyと互角以上に戦える超ハイエンドに仕上がっている印象です。注目していた方も多いのでは。
本記事では、Xperia 1 IIIのスペック・特徴について、評判も交えながら詳しく解説します。
先に正直な結論を伝えると、Xperia 1 IIIは、スペック面で大幅に強化。ここ数年のXperiaで一番の「買い」です。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
目次
Xperia 1 IIIの基本スペック
↓左右にスクロールできます!
Xperia 1 III | |
---|---|
サイズ | 横:約71mm 縦:約165mm 厚さ:約8.2mm |
重量 | 約188g |
CPU | Snapdragon 888 |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL 4K(3,840x1,644) |
メインカメラ | 超広角:約1,220万画素 広角:約1,220万画素 望遠:約1,220万画素 3D iToFセンサー |
サブカメラ | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
生体認証 | 指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 最大15W (リバースチャージも可) |
おサイフ/防水 | 搭載/搭載 |
5G | Sub6・ミリ波に対応 |
イヤホンジャック | あり |
カメラ・ディスプレイが大幅に強化されたほか、「ソニー独自のカメラ」「縦長の4Kディスプレイ」などXperiaならではの部分も健在です。
SoCは最新のSnapdragon 888で、RAMは12GB。顔認証と合わせて、指紋認証(側面の電源ボタンと一体)も搭載しています。
「超ハイスペックと、ソニーの尖った部分を両立したスマホ」という感じです。
auでのカラーはフロストブラック、フロストパープルの2色。
Xperia 1 IIIの特徴を見ていきましょう。
カメラは大幅に強化|こだわり強め
カメラは以下の4点に注目です。
- 可変式望遠レンズ搭載
- 「リアルタイムトラッキング」が追加
- 「瞳AF」「高速連写」は全レンズに対応
- アプリが「Photography Pro」に統一
αシリーズの「リアルタイムトラッキング」が追加されるなど、前モデル以上にソニーのこだわりが詰まったカメラとなっています。
注目ポイントをそれぞれ見ていきましょう。
「可変式望遠レンズ」を搭載
カメラレンズの構成は、広角、超広角、望遠の3眼で、被写体との距離を測る「iToFセンサー」も搭載されています。
▼Xperia 1 Ⅲのカメラ構成
- 超広角:約1,220万画素
- 広角:約1,220万画素
- 望遠:約1,220万画素(可変式)
- 3D iToFセンサー
注目なのが、焦点距離に変えられる「可変式望遠レンズ」を採用していることです。
2.9倍ズーム、4.4倍ズームに自在に変化できます。いわば望遠レンズを2つ搭載しているようなものです。
2.9倍、4.4倍それぞれで画像劣化のない光学ズームが可能です。
数十倍の超高倍率こそありませんが、5倍以内のズームでキレイに撮れるのは実用的ですね。
「リアルタイムトラッキング」が追加
「リアルタイムトラッキング」機能が新たに追加されました。
ソニーのミラーレス一眼のαシリーズなどで搭載されているものです。
▼α9(デジタル一眼カメラ)のリアルタイムトラッキング
α9 のリアルタイムトラッキング機能で先頭車両を追尾しつつ、流し撮りをするテスト。 pic.twitter.com/5Eeody99XO
— takesi @ 7RⅣ (@takesi0702) March 31, 2019
ディスプレイで被写体にタップすれば、被写体が動いてもフォーカスを合わせて追従してくれます(色や模様、距離などの情報を高速処理して、被写体を追い続けてくれます。)
スマホでどれくらいの実力を発揮してくれるのか期待大ですね。
「瞳AF」「高速連写」が全レンズで対応
「瞳AF」「高速連写」は、前モデルのXperia 1 Ⅱから引き続き搭載しています。
▼瞳AF
被写体の瞳を自動で検出し、正確にピントを合わせる
▼高速連写
メインレンズは1秒間に20コマの連写が可能
前モデルの1 Ⅱでは広角レンズのみの機能でしたが、Xperia 1 IIIでは広角、超広角、望遠の全てのレンズで「瞳AF」「高速連写」が可能になりました。
このあたりも確実に進化しています。
▼ツイートはXperia 1 II
Xperia 1 IIの犬の瞳AFとても便利😊 pic.twitter.com/NdOgPo6FkV
— 電脳ぺんぎん (@regatta_p690) November 15, 2020
「Photography Pro」にアプリが統一された
Xperia 1 IIIでは「Photography Pro」にカメラアプリが統一され、「標準のカメラアプリ」は廃止されています。
前モデルでは「標準のカメラ」アプリと「Photography Pro」の2つがありました。
Photography Proは、一眼レフのようにフォーカス、シャッタースピード、露出、ISO感度などを調整できるXperia独自のカメラアプリです。
一眼レフのように自分で調整しながら写真が撮れます。
ちなみに、プロ仕様的な「Photography Pro」だと不安な方には、「BASICモード」が用意されています。使い慣れたUIでの操作も可能です。
アプリがPhotography Proに集約され、さらに他のハイエンドスマホにない独自性を持ったカメラとなっていますね。
▼ツイートはXperia 1 IIの「Photography Pro」
Xperia 1 II のCinema Proアプリ、シネマカメラよろしくシャッタースピードをシャッター角で指定する。もちろんスピード表示もある。 pic.twitter.com/8DZiJQo7EU
— [h] Shingo OKAMOTO (@hage) July 15, 2020
ディスプレイは4K&120Hzで世界初
ディスプレイは、世界初の「4Kの解像度で120Hzのリフレッシュレート」を実現しています。
普通のスマホの解像度は「フルHD+」が一般的。それと比べると「4K」は約4倍の解像度となります(4KはフルHDが縦に2枚分、横に2枚分、合計4枚分の解像度)。
またリフレッシュレートは、普通のスマホが60Hz(1秒間に60コマ)です。Xperia 1 IIIはその2倍の滑らかさとなります。
つまり、「すごくキメ細かい映像で、ヌルヌル滑らかに表示できる」ということです。
4K&120Hzは「Galaxy」「iPhone」でも、まだ実現できてないレベルです。ディスプレイは現行では最強の一台といえそうです。
Xperia 1 IIIで世界初のディスプレイ4k/120Hzの両立はやべぇ!
4kや120Hzは搭載されてるやつはあったらしいけど両立はSONYが始めてか!— 🌸はる🌸@いのりまち町民🍀 (@_haru1129_) April 25, 2021
ちなみにディスプレイは「縦長」です
Xperia 1 IIIのディスプレイは、21:9のタテヨコ比で、多くのスマホに比べてかなりの縦長です。
人によっては、最初は慣れるのに時間がかかるかもしれません。ここは事前にチェックしておきたいところです。
縦長のメリットとしては以下があります。
- Webページを一度にたくさん表示できる
- 画面分割してマルチタスクが快適
- 映画とほぼ同じ比率。全画面で表示できる
- スリムで握りやすい
実用上はメリットが多く、人によっては慣れるとかなり良い感じです。
240Hzのタッチ検出にも対応
ちなみに、Xperia 1 IIIは1秒間に240回のタッチ検出が可能。ディスプレイのレスポンスの良さは抜群です。
たとえばiPhone Xが「1秒間で60回」、iPhone 12が「1秒間で120回」なので、比べるとXperia 1 IIIはかなりの高水準です。
FPSや音ゲーなど俊敏な操作を求められるゲームも快適にプレイできます。
オーディオ性能も進化|イヤホンジャックあり
オーディオ性能もXperia 1 IIIで一気に強化されています。
▼新構造のスピーカー
最大音圧がXperia 1 II比で約40%向上
▼フルステージステレオスピーカー
左右均等にフロント配置されたステレオスピーカーにより、立体感ある音場を実現
▼360 Spatial Sound
音源を立体的なサウンドに変換。目の前で演奏を聴いているような臨場感を実現
最大音圧がXperia 1 II比で約40%向上し、さらに迫力のあるサウンドを実現しています。
「360 Spatial Sound」は、ストリーミングサービスなどの音源を立体サウンドに変換し、臨場感を演出してくれる機能です。これも実際どれほどのものか気になりますね。
そのほかXperia 1 IIIには、イヤホンジャックがあります。
ハイエンドの機種でイヤホンジャックがあるのは、今やXperiaぐらいでかなり貴重な存在です。
イヤホンでの音圧も40%アップしているとのことです。
Xperia 1 Ⅲで映画とかアニメを観ると360° Spatial Sound or 360° Reality Audio × ハイレゾアップスケール × 4K140Hz × クリエイターモードで観れるからめっちゃ楽しみですね!
— ふじまる (@Fujimaru_Main) April 17, 2021
ワイヤレス充電+リバースチャージに対応
前モデルに続き、ワイヤレス充電に対応しています。充電器を別途購入すれば、最大15Wで置くだけ充電が可能です。
また注目なのが、リバースチャージに対応したことです。
ワイヤレス充電に対応した機器に、Xperia 1 IIIから給電してバッテリー残量を分け与えられる機能です。
リバースチャージはGalaxyのハイエンドでは鉄板の機能です。Xperia 1 IIIもここにきて肩を並べてきています。
ちなみにバッテリー容量は、「4000mAh⇒4,500mAh」と前モデルから増量しています。
スペックが強化されている分、電池持ちは不安なところですが、バッテリーが増量されているのは安心ですね。
「いたわり充電」は今回も搭載
ちなみに「いたわり充電」は今回も搭載されています。
就寝中などの充電時間を学習し、90%以上での充電時間を短くして、バッテリー寿命を延ばしてくれる機能です。
これにより、3年ほど後のバッテリー持ちに差が出るようです。「一度買ったら長く使う」という人にはありがたい機能ですね。
▼Xperia XZsに関するツイート。満充電の手前で充電を緩めてくれます。
Xperia XZsのいたわり充電の挙動。 pic.twitter.com/SH9APhBF2e
— ASUS好きのZenBlog(ゼンブログ) (@ASUS_ZenBlog) June 3, 2017
auでの「Xperia 1 III」の発売日・価格
発売日は7月9日に決まりました。
- 発売日:2021年7月9日
- 価格:178,000円(かえトクプログラム利用で実質98,440円)
価格は178,000円とキレッキレに攻めてます。かえトクプログラムを使うと実質負担額は98,440円になります。
auの価格が178,000万円→137,540円に値下げされました!(4.46万円値下げ!)
auでの月々の支払い額
かえトクプログラムを利用することを想定した24回払い時の毎月の端末代は4,280円。
プラン料金を含めた維持費のシミュレーションは以下のとおり。
▼Xperia 1 IIIを24回分割で買ったときの維持費
機種代の分割払い:4,280円(かえとくプログラム ~23回目)
プラン料金:6,138円(使い放題MAX 5G 家族割3人以上の場合)
合計:10,418円
家族割を使って、ざっくり1万円強くらいです。端末が高い分、維持費も高くなりますね。
「12GB+256GB」で海外モデルと差がなくなった
auの「Xperia 1 III」のメモリとストレージは、12GB+256GBとなります。
これまで、日本のキャリア版ではメモリとストレージが減らされてしまうのが通例でした。
前モデルの「Xperia 1 II」の場合、日本のキャリア版が8GB+128GB、海外版・SIMフリー版では12GB+256GBでした。
今回のモデルでは海外版との差はありません。
SDカードスロットもある|1TBまで追加できる
ちなみにSDカードスロットもあります。最大1TBまで追加が可能です。
GalaxyのS21シリーズでSDカードスロットが非搭載となったので、ここは一つ大きな違いですね(iPhoneもSDカードスロットはありません)。
まとめ
Xperia 1 IIIは、「可変式望遠レンズを含む3眼カメラ」「4K&120Hzのディスプレイ」とスペックが大幅に強化され、ここ数年のXperiaで一番の「買い」という印象です。
相変わらず評判の良いデザインに加えてスペックも伴ってきており、いよいよ今年はスキのない一台に仕上がっています。
価格がネックになりますがハイエンドで機種変更を考えているなら、ぜひ候補に検討したい一台ですね。
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。
- 頭金がかからない(最大1万円くらいお得)
- オプションに加入する必要がない
- 待ち時間がない
- 店員から営業を受けなくて済む
金銭的なメリットだけじゃなく、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)もあり、普通にオススメです!
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