ゴリラ
auから新プラン「povo(ポヴォ)」が発表されました。
年末の炎上からの名誉挽回となる超お得なプランで、大手キャリアの新プランで最安の2,728円を実現しています。
実際にドコモのahamoやLINEMOと迷っている人はかなり多いようです。
そこで本記事では、
- 「povo」のポイント・注意点
- 他社プランとの違い(ドコモ、ソフトバンク)
- プランを乗り換えると、どれくらい安くなるか
- povoの実際の評判
など解説します。
povoが自分に実際あっているのか、見ていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、povoは20GBが月額2,728円で使えるオンライン専用の新プラン。
大手3キャリアの新プランでは最安です。通話をトッピングにして最安を実現しています。
24時間データ使い放題のトッピングも注目です。
シンプル&トッピングの考え方については、評判としても良好のようです。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
ちなみに…
他社からの乗り換えでpovoを契約するなら、一旦、auと契約しておくのがわりとおすすめです!
auでは、他社からの乗り換えユーザーを対象に
- スマホを買う→「au Online Shop お得割」「5Gスマホおトク割」 最大22,000円割引
- SIMのみ→「au Online Shop SIMカード乗りかえ特典」 10,000円キャッシュバック
を行っています!
直接povoを契約するよりもふつうにメリット大です!
\povo契約ならau経由が◎/
目次
auの新プラン「povo」はこんなプラン
povoをまとめると以下の通り。
20GBが月額2,728円で使える
▼トッピングができる
- 5分通話かけ放題:550円/月
- 24時間データ使い方放題:220円/24時間
2021年3月23日〜開始
ものすごくシンプルですね。
「20GBが2,728円で使える」というほかには、余計な割引もサービスも一切なしです。
ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルなどキャリア・サブブランドで次々に20GBの新プランが登場していますが、その中でもauは最安。
かけ放題をオプションにしたことで、ahamoよりも500円安い料金を実現しています。
通話込みで3,278円のahamoのメリットを、「無料通話の有無はユーザーが選べる」と逆手にとっていますね。
24時間データ使い方放題が1回220円
オプションとして追加できる「トッピング」は、「5分通話かけ放題」「24時間データ使い方放題」の2つ(今後、追加予定)。
注目は独自のサービスの「24時間データ使い方放題」です。
テザリングでパソコンをガンガン使いたい時や、スマホで動画配信する時など、かなり重宝しそうですね。
テザリングは、追加料金なしで利用できます。
人によってか色んな使い方が考えられそうなトッピング。たしかに広告の通り、自由な使い方ができそうですね。
auやUQモバイルからの移行は無料
auや、サブブランドのUQモバイルから「povo」へ移行する際の手数料は無料です。
すごくざっくり言ってしまうと、ahamo、povo、LINEMOのどれかに乗り換えすれば、ほぼ節約できるので、今auユーザーで色々考えるのが面倒であれば、サクッとpovoに乗り換えてしまうのも手ですね。
手続きはプラン変更のような簡易なものになる予定です(当初はMNP乗り換えのような手続きが必要になる可能性もあり)。
しばらくすれば、費用も手間も最小で乗り換えができそうです。このあたりは、続報待ちですね。
いま分かってる「povo」の注意点のまとめ
ここでpovoの注意点も見ておきましょう。
povoは、オンライン限定プランであることなど、従来型のauのプランとは大きく異なる分、いくつか注意点もあります。
現状分かっている注意点をまとめてみると以下の通り。
- 申し込み・サポートはオンライン限定
- 初めは端末のセット販売はなし
- 家族割引・auスマートバリューの割引はなし(2021年夏までに契約で家族割のカウント対象)
- 光回線のセット割もなし(auひかりの見直しも)
- 5Gは2021年夏から提供開始
- キャリアメール・留守電はなし
- 国際ローミングは提供予定
- かえトクプログラムは移行後も引き続き使える
- auかんたん決済は使える
主なところでは、「店舗でのサポートが受けられない」「家族割がない」というあたり。
5Gも夏までは提供されませんが、多くの人には影響はなさそうです。
それぞれの注意点を補足していきます。
申し込み・サポートはオンライン限定
ドコモのahamoやLINEMO同様に、申し込みやサポートはオンライン限定です。店頭・電話でのサポートはありません。
格安SIMと同じように、申し込みや解約など、各種の手続きをWeb上で行うことが前提のプランとなっています。
初めは端末のセット販売はなし
サービス開始当初はスマホ端末のセット販売はありません。
基本的には手持ちのスマホをそのまま使う形です。
しばらくするとスマホのセット販売も始まるかもですが、格安SIMやサブブランドのように、品揃えは少なめになる可能性もあるでしょう。
機種変更の際には、ネットショップや家電量販店などで「SIMフリー」のスマホを自前で用意することになりそうです。ここも続報待ちですね。
家族割引などはなし
povoでは、家族割引はありません。
従来のauのプランからは切り離されたWeb専用のオリジナルプランという立ち位置です。
とはいえ、もとから安いのでOKですね。「割引なしで安く使える」ということです。
家族割の割引はありませんが、2021年夏までの契約で、家族割の頭数としてカウントされることが決まりました。
povoを使うなら「auひかり」の見直しも
povoでは、光回線とのセット割の「auスマートバリュー」の適用もありません。
今までスマホがauだから「auひかり」を使っていた人も、家族でpovoに乗り換えるなら、合わせて光回線も見直ししたいところ。
auを使う分には、家族全員が割引の「auスマートバリュー」はすごくお得です。
ただ、家族でpovoにするなら、とくにauひかりにこだわる理由はなくなります。
料金や速度を考えて光回線の見直しすると、もっと快適でお得になりそうです。
5Gは2021年夏から提供開始
5Gは、2021年夏から提供開始の予定となっています。
現状の5Gエリアは、かなり限られたスポットです。
5Gがないことについては、多くの人にとっては特にデメリットになることはないでしょう。
キャリアメール・留守電はなし
povoではキャリアメールのサービスはありません。
キャリアメールは「~@ezweb.ne.jp」のauから貰えるメールアドレスです。
「今もけっこうキャリアメールを使う」という人には、ここはデメリットになるでしょう。
乗り換え後はGmailやYahooメールなどのフリーメールを使うか、LINEで済ますなどの対策が必要。
また、留守番電話サービスの提供もありません。
【他社との比較】「通話が必要かどうか」で決める
3キャリアの新プランを比較してみましょう。
↓スマホは左右にスクロールできます!
au 「povo」 | ドコモ 「ahamo」 | ソフトバンク 「SoftBank on LINE」 | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,728円 | 3,278円 | 2,728円 |
データ量 | 20GB | 20GB | 20GB |
通信 | 4G ※5Gは夏以降 | 4G/5G | 4G/5G |
無料通話 | ・+550円で 5分かけ放題 ・+1,650円で かけ放題 | 5分まで かけ放題 | ・+550円で 5分かけ放題 ・+1,650円で かけ放題 |
備考 | トッピングあり | 海外でも そのまま使える | LINEは ギガノーカウント |
povoは無料通話が付かない分、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの中では最安となっています。
シンプルに安く20GBの通信を使いたいなら、やはりpovoがベストです。
ただ通話をトッピングで付けると、結局は他社と同額になります。むしろ、サービスとしてはpovoが劣ります。
ahamoは海外でもそのまま通信が使えますし、ソフトバンクもLINEのカウントフリーがあります。
無料通話を使うとなると、povoを選ぶ理由は多くありません。
ドコモ、ソフトバンクなどとも迷っている人は、「通話を使うかどうか」が判断のポイントになりそうです。
- 通話は不要⇒povo
- 海外にもいくかも⇒ahamo
- LINEをたくさん使う⇒LINEMO
「使い放題MAX」とどっちにする?⇒20GBで足りるかで判断
auではpovoと合わせて、本体の「使い放題のプラン」も新プランにリニューアルされます。
月額7,238円でデータ上限なしで使えるプラン
3GB以下の月は1,650円割引
こちらはオンライン限定プランではなく、従来通り、店舗のサポートや家族割のあるプランです。
新しい使い放題プランの料金は以下。割引がフルで付くと、4,480円で使えます。
▼使い放題MAX 5G・使い放題MAX 4Gの料金
↓スマホは左右にスクロールできます!
家族割 3人以上 | 家族割 2人 | 家族割 なし | ||
---|---|---|---|---|
割引なし | 7,238円 | |||
家族割プラス | -1,100円 | -550円 | - | |
auスマートバリュー | -1,100円 | |||
au PAY カード お支払い割 | -110円 | |||
割引適用後 | 通常 | 4,928円 | 5,478円 | 6,028円 |
3GB以下 (1,650円割引) | 3,278円 | 3,828円 | 4,378円 |
povoと迷った時のプランの選び方は、シンプルに「20GBで足りるか足りないか」になるでしょう。
20GB使えるか、使い放題かは大きな違いです。
過去のデータ利用量を振り返って、どちらが良いのか検討してみると良いでしょう。
そのほかの細かな違い|povoのテザリングの方が便利な可能性も
そのほかの「povo」と「使い放題MAX」の違いとしては、
- 店舗のサポートの有無
- 3GB以下の割引
- テザリングでの制限の有無
いったあたりです。
使い放題MAXなら、従来通り店舗でのサポートが受けられます。
ちなみに、テザリングについては、使い放題MAXには制限がありますが、povoは制限がありません。
- 使い放題MAX⇒テザリングは30GBまで
- povo⇒テザリングも無制限
povoはトッピングで「24時間データ使い放題」にした日は、テザリングも使い放題になるので、人によってはpovoのテザリングの方が便利な可能性があります。
このあたりも気になる方は、合わせて判断のポイントになるでしょう。
au本体から乗り換えで最大で毎月5000円安くなる
au本体のプランから乗り換えるとどれくらい安くなるかも見ておきましょう。
- 「データMAX 5G」から乗り換え
- 「ピタットプラン」から乗り換え
ケース①:「データMAX 5G」から乗り換え
「データMAX 5G」からpovoに乗り換えると、最大で毎月5,000円安くなります。年間で最大6万円の節約です。
データMAX 5G:月額9,328円(家族割3人で月額6,006円)
⇒povoへの乗り換えで、最大5,000円安くなる
いま家族割のある人も、6,006円⇒3,278円という感じで、月々3,000円ほどは安くなります。
こちらも年間にして約3.5万円の節約になる見込み。効果は絶大ですね。
「格安SIMはちょっと不安」「よく分からない」という感じだった人も、povoで一気に節約が期待できます。
使い放題プランだけど、そこまでデータ通信を使ってない人は、積極的に乗り換えを検討しましょう。
ケース②:「ピタットプラン」から乗り換え
ピタットプランからの乗り換えについては、安くならないケースもあります。
このあたりは家族割が付くと最安で2,178円~となります。
▼ピタットプラン(5G / 4G LTE)の料金
~1GB | 1GB~4GB | 4GB~7GB | |
---|---|---|---|
家族割3人以上 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
家族割2人 | 2,728円 | 4,378円 | 6,028円 |
家族割なし | 3,278円 | 4,928円 | 6,578円 |
今自分がどれくらいの料金で使っているのかを確認しつつ検討ですね。
2月1日から先行エントリー開始│3,000円au PAY残高プレゼント
2021年2月1日から、povoの先行エントリーが始まる予定です。詳細は当日以降、povoの特設サイトげ公開される予定です。
また、先行エントリーをした上で契約すると、3,000円のau PAY残高がもらえます。
条件的にはahamoやLINEMOと同じです。
他社からの乗り換えならau本体のキャンペーンを使う方がおトクかも
これ、裏技的な方法なのですが、au以外の他社からpovoへの乗り換えを考えているなら、一旦、auを契約した方がおトクになりそうです。
auでは、他社からの乗り換えの場合、スマホを買う場合でもSIMのみでも、キャンペーンを行っています。
- スマホを買う→「au Online Shop お得割」「5Gスマホおトク割」 最大22,000円割引
- SIMのみ→「au Online Shop SIMカード乗りかえ特典」 10,000円キャッシュバック
また、先にも説明したように、au本体のプランからpovoへの乗り換えは無料です。
povoに直接申し込むよりも、auを経由した方がシンプルにおトクなので、povoが気になっている人は早めに動いておくことをおすすめします!
povoの評判|トッピングはわりと好評
povoの評判は全体的に良好。
24時間データ使い方放題は、便利に感じる人が多いようです。
通話のトッピング化も、「無料通話を付けたら、結局、他と同じ料金だよね」という声もありつつも、「通話を使わないからこれでOK」という人も多いようですね。
24時間データ使い方放題⇒めっちゃ良い
24時間データ使い放題はかなり好評です。
「たくさん使う日はそんなに多くないけど、使う日はとことん使う」という人には、とくに刺さっている感じです。
povoの200円/24時間使い放題は、完全在宅勤務と相性が良さそうだな。出かけると写真転送などで1日に10GB程度流す一方、普段はほとんど家にいるので流れない。
— Ohtsuji (@ohtsuji) January 13, 2021
auの新料金プラン「povo」、なかなか面白いね。24時間使い放題200円はとても魅力的だと思う。旅行先とかでたくさん使いたい時とか。
— Arakawa (@arkw3) January 13, 2021
スポットでデータ使い放題が使えると、色々な用途が考えられそうですね。
無料通話がトッピング扱いの件⇒OKの人も多い
「無料通話も付けたら、結局、同じ料金になるのでは?」という点でも話題になっていますが、評判をみると「通話は使わないからOK」という声は多いようです。
povoは5分の通話定額を付ければ他社同等というけど、通話使わない民なのでそれでいいんだよな #wbs
— k.s. (@translucens) January 13, 2021
povo通話オプション含めたらはahamoと同額になるけど、よく分からない割引より積み増し方式のほうが自由度高くて好感もてる
— Shinobu (@Shinobu90110795) January 13, 2021
もちろん「結局、安くなってないかも」という声もあります。
povoちゃん500円安いのはデフォルトで5分無料通話ついてないからなのね。オプション500円でつけられて2980円なわけね。ahamoちゃんはデフォルトで5分無料通話ついてるからそういうことね。どーすっかね。
— シャム (@sei1006sham) January 13, 2021
庭のpovoってやつ、5分以内カケホのahamoと同条件にしようとしたら結局同じ値段になるやん
— まほん (@express5004f) January 13, 2021
たしかに、無料通話を付けると結局、他社と同額ではあります。
通話が必要な人は、他社も含めて検討ですね。
動画でも比較しています
大手キャリアの新プラン+αの比較をしています。こちらも参考にしてみてください!
よろしければ、チャンネル登録もお願いします!
まとめ:3キャリアで最もシンプル|「通話なし」でOKの人にぴったり
povoは3キャリアの中では、最もシンプルで安く使えるプランです。
無料通話がトッピングになるなどでデフォのサービスは少なめですが、その分、安いのがポイント。
無駄がないシンプルで安いプランを求めている人には、各社の新プランの中でもベストな選択肢になりそうです。
また、au以外からpovoへの乗り換えを考えているなら、一度au本体と契約した方がおトクです。povoを開始直後から使いたいなら、早めに動いておかれることをおすすめします!
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。
- 頭金がかからない(最大10,000円お得)
- オプションに加入する必要がない
- 待ち時間がない
- 店員から営業を受けなくて済む
精神的メリット(待ちなし、営業なし)だけでなく、金銭的メリット(10,000円以上お得になる)も大きいので普通にお得です。
また、代理店ではなくau直営の公式オンラインショップなので安心して契約できるのです。
現在新型ウィルスの影響で外出が難しくなっていますが、オンラインショップなら自宅で手続き&配送してもらえ、キャリアもそれを推奨しています!
どうぞお得に契約してくださいませ。
\10,000円以上お得/
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