この記事は2021年9月29日に新規受付を終えた「povo1.0」の解説ページです。
現在は後継のpovo2.0を新規で受付しています。
ゴリラ
auから新プラン「povo(ポヴォ)」が発表されました。
年末の炎上からの名誉挽回となる超お得なプランで、大手キャリアの新プランで最安の2,728円を実現しています。
実際にドコモのahamoやLINEMOと迷っている人はかなり多いようです。
そこで本記事では、
- 「povo」のポイント・注意点
- 他社プランとの違い(ahamo、LINEMO)
- プランを乗り換えると、どれくらい安くなるか
- povoの実際の評判
など解説します。
povoが自分に実際あっているのか、見ていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、povoは20GBが月額2,728円で使えるオンライン専用の新プラン。
大手3キャリアの新プランではLINEMOと同額です。かけ放題はトッピング(オプション)にしています。
また、24時間データ使い放題のトッピングも注目。シンプル&トッピングの考え方については、評判も良好のようです。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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※povoの詳しいプランは解説記事で紹介してます^^
他社との比較や既存プランからの比較でどれくらい安くなる?ってことが知りたいなら、記事の後半にジャンプしてくれ〜!
目次
auの新プラン「povo」はこんなプラン
povoをまとめると以下の通り。
20GBが月額2,728円で使える
▼トッピングができる
- 5分通話かけ放題:550円/月
- 24時間データ使い方放題:220円/24時間
2021年3月23日〜開始
「20GBが2,728円で使える」というほかには、余計な割引もサービスも一切なしです。
かけ放題をオプションにしたことで、ahamoよりも約250円安い料金を実現しています。
- povo・LINEMO→2,728円(5分かけ放題込みで3,270円)
- ahamo→2,970円(5分かけ放題込み)
5分かけ放題がいらないなら、ahamoよりもpovoとLINEMOの方が約250円安く使えます。
LINEMOはかけ放題オプションを1年間550円割引にすることを発表しました。そのため、
- 5分かけ放題→550円割引で1年無料
- かけ放題→550円割引で、1年間は1,100円
で利用でき、5分かけ放題まで含めると、LINEMOが一番安く使えます。
24時間データ使い方放題が1回220円
オプションとして追加できる「トッピング」は、
- 5分通話かけ放題
- かけ放題
- 24時間データ使い方放題
(今後、追加予定)。
注目は独自のサービスの「24時間データ使い方放題」です。
テザリングでパソコンをガンガン使いたい時や、スマホで動画配信する時など、かなり重宝しそうですね。
テザリングは、追加料金なしで利用できます。
人によって色んな使い方が考えられそうなトッピングですね。
auやUQモバイルからの移行は無料
auや、サブブランドのUQモバイルから「povo」へ移行する際の手数料は無料です。
すごくざっくり言ってしまうと、ahamo、povo、LINEMOのどれかに乗り換えすれば、ほぼ、確実に節約できるので、今auユーザーで色々考えるのが面倒であれば、サクッとpovoに乗り換えてしまうのも手ですね。
auからなら、原則、SIMカードの交換もなしで、サクッと乗り換えられる予定です。
「povo」の注意点やデメリットまとめ|家族割など
ここでpovoの注意点も見ておきましょう。
povoは従来のauのプランとは大きく異なる分、いくつか注意点もあります。
- 申し込み・サポートはオンライン限定
- 端末のセット販売はなし
- 未成年は契約できない
- 家族割引なし(2021年夏までに契約で家族割のカウント対象)
- auスマートバリューの割引もなし(auひかりの見直しも)
- 5Gは2021年夏から提供開始
- キャリアメール・留守電はなし
- auの契約期間は引き継げない
主なところでは、「店舗でのサポートが受けられない」「家族割がない」というあたり。
5Gも夏までは提供されませんが、多くの人には影響はなさそうです。
それぞれの注意点を補足していきます。気になるところだけ読んで見てください!
ドコモのahamoやLINEMO同様に、申し込みやサポートはオンライン限定です。店頭・電話でのサポートはありません。
格安SIMと同じように、申し込みや解約など、各種の手続きをWeb上で行うことが前提のプランとなっています。
サービス開始当初はスマホ端末のセット販売はありません。
自分でスマホを用意して持ち込む必要があります。
そのため、povoで機種変更したいと思っているユーザーは、
未成年は契約できません。成人が契約して未成年を利用者として登録することもできません。
しかし、auで未成年者を利用者登録している場合は、povoへのプラン変更はできます。
povoでは、家族割引(プラン料金の割引や家族間の無料通話)はありません。
とはいえ、もとから安いのでOKですね。「割引なしで安く使える」ということです。
家族割の割引はありませんが、2021年夏までの契約で、家族割の頭数としてカウントされることが決まりました。
つまり、povoに乗り換えた本人には割引はありませんが、auに残るその他の家族は、これまでと同じ割引を受けられます。
povoでは、光回線とのセット割の「auスマートバリュー」の適用もありません。
家族でpovoにするなら、とくにauひかりにこだわる理由はなくなります。
料金や速度を考えて光回線の見直しすると、もっと快適でお得になりそうです。
5Gは、2021年夏から提供開始の予定となっています。
(2021/09/03追記)
秋になりましたが、2021年9月14日にpovoの5Gが始まります!
povoではキャリアメールのサービスはありません。
キャリアメールは「~@ezweb.ne.jp」のauから貰えるメールアドレスです。
乗り換え後はGmailやYahooメールなどのフリーメールを使うか、LINEで済ますなどの対策が必要。
また、留守番電話サービスの提供もありません。
一方で「povoでもできること」
以下、auからpovoに移行してもできること、引き続きサービスを受けられる主なものをピックアップしました。参考にしてください。
- かえトクプログラムやアップグレードプログラムなどのお返し系プログラム
- 故障紛失サポート(2021年夏までの乗り換えの場合は引継ぎ可)
- auかんたん決済は使える
- 新規・乗り換えならeSIMに対応(auからのプラン変更の場合は2021年夏以降に対応)
- 国際電話・ローミング
- 災害用音声お届けサービス・緊急速報メール
povoの評判|トッピングはわりと好評
povoの評判は全体的に良好。
24時間データ使い方放題は、便利に感じる人が多いようです。
24時間データ使い方放題⇒めっちゃ良い
24時間データ使い放題はかなり好評です。
テザリングを考えると、povoは結構優秀だと思っていて、トッピングでデータ使い放題24時間200円があるので、外で長く作業をする予定があるときは、これを使うとギガ消費がなくて済むという。あとは、早く5G対応してほしい!(夏らしい)
— けんすう (@kensuu) March 28, 2021
povo200円課金で24時間パケット使い放題は最強すぎる
— あう (@U_kawauso) March 29, 2021
ただし、大量のデータ通信をする場合は、速度制限がかかる可能性もゼロではないようです。
このあたりは、今後も詳しいことは明らかにならないと思いますが、知っておきたいところですね。
povo、データ使い放題24時間。
使用して約12時間。
検証も兼ねてテザリングで動画観まくりの、並列でネットを色々。使い放題そのものはプラスだが、途中制限掛けられちゃったのか、思った程の速度は出なかった印象。…ハードルの上げ過ぎにはご注意を。ちなみに、単純計算だが約33GB使ってたww https://t.co/KX6YhIaNZ1
— マダオ@総合垢兼読書垢 (@emperor_madao) March 28, 2021
キャリアメール・留守電が使えないのか…という人も
これはpovoに限ったことではありませんが、新プランではやはりこのあたりがネックになる人が多そうですね。
povo
キャリアメール使えないのか!
じゃあ変えられない!
留守電ないとか困るんで、変えられないなぁ。。。いっそ、格安SIMに変えるかなぁ。。。
— snowblue (@happykey0622) March 12, 2021
povoにすると留守番電話サービスがなくなるのか。
— Logan (@BR__1988) March 12, 2021
また、povoはApple WatchのCellularモデル単体での利用もできません。
ahamo/povo/LINEMO
ではApple Watchの通勤契約できないのね。セルラーモデルのひとはダメってことね。— hello2525 (@hello2525) March 12, 2021
「Cellularモデルを便利に使いたいなら、auのままでいてね」ってことなんですね。今後に期待です。
【他社との比較】「通話が必要かどうか」で決める
3キャリアの新プランを比較してみましょう。
↓スマホは左右にスクロールできます!
ドコモ 「ahamo」 | au 「povo」 | ソフトバンク 「LINEMO」 | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 |
データ量 | 20GB | 20GB | 20GB |
通信 | 4G/5G | 4G ※5Gは夏以降 | 4G/5G |
無料通話 | 5分まで かけ放題 | ・+550円で 5分かけ放題 ・+1,650円で かけ放題 | ・+550円で 5分かけ放題 ・+1,650円で かけ放題 ※1年間は550円割引 |
備考 | 海外でも そのまま使える | トッピングあり | LINEは ギガノーカウント |
povoは無料通話が付かない分、ドコモのahamoよりも250円安く使えます。
ただ、LINEMOの5分かけ放題は1年無料になるので、5分かけ放題を込みで考えると、povoは3社の中で一番高くなってしまいます。
ahamo、LINEMOとも迷っている人は、以下の選び方が良さそう。
- 220円で24時間データ使い放題のトッピングが魅力⇒povo
- 海外にもいくかも⇒ahamo
- LINEをたくさん使う・1年間かけ放題付きで安く使いたい⇒LINEMO
少し情報が古くなってますが、動画でも比較してるんで、合わせてご参考に!(チャンネル登録もしてもらえると、めっちゃうれしいです)
新プラン「使い放題MAX」と比較⇒20GBで足りるかで判断
auではpovoと合わせて、本体の「使い放題のプラン」も新プランにリニューアルされます。
月額7,238円でデータ上限なしで使えるプラン
3GB以下の月は1,650円割引
こちらはオンライン限定プランではなく、従来通り、店舗のサポートや家族割のあるプランです。
新しい使い放題プランの料金は以下。割引がフルで付くと、4,480円で使えます。
▼使い放題MAX 5G・使い放題MAX 4Gの料金
↓スマホは左右にスクロールできます!
家族割 3人以上 | 家族割 2人 | 家族割 なし | ||
---|---|---|---|---|
割引なし | 7,238円 | |||
家族割プラス | -1,100円 | -550円 | - | |
auスマートバリュー | -1,100円 | |||
au PAY カード お支払い割 | -110円 | |||
割引適用後 | 3GB超 | 4,928円 | 5,478円 | 6,028円 |
3GB以下 (1,650円割引) | 3,278円 | 3,828円 | 4,378円 |
割引がない人だと、使い放題MAXからpovoに乗り換えることで4,510円安くなります。シンプルに20GBで収まる人は、乗り換えることで年間5万円以上の節約になります。
過去のデータ利用量を振り返って、どちらが良いのか検討してみると良いでしょう。
24時間使い放題のトッピングをうまく使えばpovoでもイケるかも
という人でも、povoの「220円で24時間データ使い放題」のトッピングをうまく利用すると、大きな節約ができるかもしれません。
先程、使い放題MAXとpovoの差額は4,510円と紹介しましたが、これはトッピング20回(20日分)に相当します。
220円×20日=4,400円 ≒ 使い放題MAXとの差額
例えば「週末だけデータをたくさん使うけど、平日はそこまで」というような人は、povoを契約して、都度、トッピングを活用した方がおトクですね。
そのほかの細かな違い|povoのテザリングの方が便利な可能性も
そのほかの「povo」と「使い放題MAX」の違いとしては、
- 店舗のサポートの有無
- 3GB以下の割引
- テザリングでの制限の有無
いったあたりです。
使い放題MAXなら、従来通り店舗でのサポートが受けられます。
ちなみに、テザリングについては、使い放題MAXには制限がありますが、povoは制限がありません。
- 使い放題MAX⇒テザリングは30GBまで
- povo⇒テザリングも無制限
povoはトッピングで「24時間データ使い放題」にした日は、テザリングも使い放題になります。
旧プランから乗り換えで最大で毎月5,000円安くなる
auの旧プランから乗り換えるとどれくらい安くなるかも見ておきましょう。
- 「データMAX 5G」から乗り換え
- 「ピタットプラン」から乗り換え
ケース①:「データMAX 5G」から乗り換え
「データMAX 5G」からpovoに乗り換えると、最大で毎月5,000円安くなります。年間で最大6万円の節約です。
データMAX 5G:月額9,328円(家族割3人で月額6,006円)
⇒povoへの乗り換えで、最大5,000円安くなる
いま家族割がある人も、6,006円⇒2,728円という感じで、月々3,000円ほどは安くなります。
こちらも年間にして約3.5万円の節約になる見込み。効果は絶大ですね。
使い放題プランだけど、そこまでデータ通信を使ってない人は、積極的に乗り換えを検討しましょう。
ケース②:「ピタットプラン」から乗り換え
ピタットプランからの乗り換えについては、安くならないケースもありますが、1GBを超えるなら、乗り換えを検討する価値ありです。
▼ピタットプラン(5G / 4G LTE)の料金
↓左右にスクロールできます!
~1GB | 1GB~4GB | 4GB~7GB | |
---|---|---|---|
家族割3人以上 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
家族割2人 | 2,728円 | 4,378円 | 6,028円 |
家族割なし | 3,278円 | 4,928円 | 6,578円 |
1GBを超えると、家族割が付いたとしても、povoの方が安くなりますし、データも20GBまで使えるようになります。
店舗でのサポートやオンラインでの申込みに抵抗がないなら、乗り換えたほうがメリットは大きそうです。
auのプランをざっくり知りたい人は、以下のまとめをチェックして見てください!
機種変更するならプラン変更前に!|他社からの乗り換えならさらにお得
povoは端末の販売がないので、auユーザーはpovoに乗り換える前に
他社からの乗り換えならau本体のキャンペーンを使う方がおトクかも
au以外の他社からpovoへの乗り換えを考えているなら、一旦、auを契約した方がおトクになりそうです。
auでは、他社からの乗り換えの場合、キャンペーンを行っています。
- スマホを買う→「au Online Shop お得割」 最大22,000円割引
スマホが欲しい人は、povoに直接申し込むよりも、auを経由した方がシンプルにおトクです!
【SIMのみ】乗り換えで10,000円CBキャンペーンスタート
スマホは自分で用意する、という人は、
7月〜終了日未定で、他社からの乗り換で10,000円のキャッシュバックが始まっています。
まとめ:現状24時間データ使い放題が一番の目玉か
povoは3キャリアの中では、最もシンプルで安く使えるプランとして登場しました。
しかし、その後にahamoとLINEMOの値下げとキャンペーンによって、5分かけ放題まで込みで考えると、料金の優位性はなくなりました。
そんな中でも、24時間データ使い放題が220円で使える点は、他社にはないメリットとして健在です。
使い放題MAXなどの大容量プランを契約している人も、トッピングをうまく使いこなせば、毎月、4,000円くらい安く使える可能性もあります。
ぜひ、契約のときは参考にしてくださいね。