2021年2月頃にソフトバンクでは65,520円→52,560円に大幅に値下げされました!
ゴリラ
「価格の安い5Gスマホが欲しい」ということで、AQUOS zero5G basicに注目した人も多いのでは。
AQUOS zero5G basicはauとソフトバンクで6万円台で販売されており、5G対応ながら「価格が安い」のが大きな魅力(auでは「AQUOS zero5G basic DX」という名前で売られてます)。
120Hzの高速表示のディスプレイなど、コスパスマホの一歩先をいくスペックにも注目です。
そこで本記事では、スペックとともに「AQUOS zero5G basicは本当に買いなのか?」詳しく解説します。
AQUOS zero5G basicは自分に合ったスマホなのか見ていきましょう。
▼スペック・特徴は?
AQUOS zero5G basicは手頃に買える5Gスマホ。120Hzの高速表示ができるディスプレイが大きな魅力。
▼他のスマホと比べてコスパはどう?買いなの?
6万円台とコスパ良好ですが、他の機種と比べる余地はじゅうぶんあり。
auは半額で買えるMi 10 Lite 5Gや、バランスの良いGalaxy A51 5Gも要チェック。
ソフトバンクはPixel 4a(5G)あたりと比べてもいいでしょう。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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AQUOS zero5G basicのスペック
AQUOS zero5G basic | |
---|---|
メーカー | シャープ |
サイズ | 横:約75mm 縦:約161mm 厚さ:約9.0mm |
重量 | 約182g |
CPU | Snapdragon 765 5G |
RAM+ROM | au:8GB+128GB ソフトバンク:6GB+64GB |
ディスプレイ | 約6.4インチ 有機EL FHD+(2,340×1,080) |
メインカメラ | メイン:約4,800万画素 超広角:約1,310万画素 望遠:約800万画素 |
サブカメラ | 約1,630万画素 |
バッテリー容量 | 4,050mAh |
OS | Android™ 10 |
au版は「AQUOS zero5G basic DX」という名称で、メモリ8GB、ストレージ128GBとスペックアップしていますが、その他の部分は同じです。
AQUOS zero5G basicの大きな特徴は以下の2点。
- 6万円台で買える手頃な5Gスマホ
- ディスプレイがハイエンド並
2020年秋発売のスマホでは「手頃な価格で買える5Gスマホ」が何機種か登場していますが、その中でAQUOS zero5G basicはディスプレイがアピールポイントとなっています。
スペックを詳しく見ていきましょう。
売りは「ディスプレイ」|120Hzの高速表示&10億色の表現
AQUOS zero5G basicの一番の売りがディスプレイです。
「120Hzの高速表示」「10億色のカラー表現」など、ハイエンドモデルとして発売された「AQUOS zero2」と同等のものを採用しています。
120Hzの高速表示に対応|2020年ハイエンドのトレンド
ディスプレイはリフレッシュレート120Hzに対応。
リフレッシュレートは1秒間に画面が書き換わる回数を表した数字で、数字が大きいほどヌルヌルの動画や操作を楽しめます。
この価格帯の多くのスマホは60Hz(1秒間に60回書き換え)なのに対して、AQUOS zero5G basicは2倍の120Hzです。
2020年では各メーカーのハイエンドスマホでトレンドになっています。これをミドルレンジのスマホに持ってきたのが大きなポイントですね。
高速で映像が表示ができることで、
- 動きの激しいゲーム・動画も滑らかに表示できる
- 画面スクロールが滑らかで目が疲れにくい
などのメリットが期待できます。
AQUOS zero5G basic、ミドルレンジのCPUでいいからディスプレイは120Hz駆動というのが嬉しい
— かえざくら ₍˄. ْ ̫.˄₎ (@kae_sakura) September 11, 2020
さらに独自の技術で残像を低減|黒画面の挿入で240Hzに対応
さらに残像を減らす独自技術も注目です。
毎秒120コマの表示の間に黒画面を挿入し、画面を見た時の残像を低減しています。
これによって擬似的にではありますが、240Hz表示を再現することができます。
またタッチ検出の速度も240Hzと、通常のスマホの4倍です。スピードが求められるゲームで威力を発揮してくれます。
AQUOS zero2 240Hzモード pic.twitter.com/5xFj0KwacI
— とーつー🍬🌻🌸 (@train_totsu) February 28, 2020
10億色の色表現
映像の滑らかさだけでなく「鮮やかさ」も一級品です。
シャープならではの10億色の色表現ができる有機ELディスプレイを搭載しています。
10万円超のハイエンドスマホと比較しても、ディスプレイは互角以上のスペックが期待できるでしょう。
CPUはSnapdragon 765 5G|2年前のハイエンドクラス
CPUは「Snapdragon 765 5G」を搭載。
2年前のハイエンドスマホと同等で、iPhoneでいうとiPhone Xと同じくらいです。
普段使いとしてはサクサクで、最新ゲームも快適にプレイできます。
2020年はこの価格帯のスマホで765Gが採用されるケースが多いですね。
▼Snapdragon 765 5G搭載ミッドレンジスマホ▼
- Google Pixel 5(au・ソフトバンク)
- Google Pixel 4a(5G)(ソフトバンク)
- LG VELVET(ドコモ)
- arrows NX9(ドコモ)
- Galaxy A51 5G(ドコモ、au)
- ZTE a1(au)
- Mi 10 Lite 5G(au)
重さと引き換えに大幅にバッテリーを増量
重量は重くなりましたが、バッテリーが強化されています。
前モデルAQUOS zero2では、6.4インチの大型サイズながら「141g」という飛び抜けた「軽さ」が大きな売りでした。
AQUOS zero5G basicでは、この軽さと引き換えに、大幅にバッテリー容量がアップしています。
バッテリー容量 | 本体の重さ | |
---|---|---|
AQUOS zero5G basic | 4,050mAh | 182g |
AQUOS zero2 | 3,130mAh | 141g |
高速表示&高画質のディスプレイとなると、電池の消耗が気になるところですが、4,050mAhの大容量なら安心ですね。
カメラはハイエンドに迫るスペック
カメラ性能はハイエンドに迫るスペックです。
▼AQUOS zero5G basicのカメラ構成
- 超広角カメラ:1,310万画素(視野角125°)
- 標準カメラ:4,800万画素
- 望遠カメラ:約800万画素(光学3倍に対応)
- インカメラ:約1,630万画素
AQUOS zero2ではカメラが弱い部分でしたが、AQUOS zero5G basicではアピールポイントにまで強化されました。
「光学3倍ズーム」に対応、全てのレンズで「光学式手ブレ補正」を搭載するなど全体的にハイスペックです。
「ナイトモード」に対応|夜の撮影もキレイに残せる
AQUOS zero5G basicは「ナイトモード」での撮影に対応。
明暗のある夜景も、照明の白飛びや、暗がりの黒つぶれを抑えて撮影できます。
数年前までは10万円を超えるハイエンドスマホだけで使える撮影モードでしたが、ここ最近では価格の安いスマホでもナイトモードが使える機種が増えています。
AQUOS zero5G basicもしっかり対応してきています。
超広角、ズーム、ナイトモードとあらゆる撮影に対応でき、カメラの使い勝手は抜群ですね。
新宿のラグビーワールドカップのグッズ売り場が
飲み屋になってるSoftBank AQUOS zero5g basicだ撮影
新宿も5Gの電波入るな pic.twitter.com/EtzqMgjghA
— sigeharucom (@sigeharucom) October 16, 2020
AQUOS zero5G basicの価格
AQUOS zero5G basicはau、ソフトバンクで発売中です。価格は以下の通り。
▼AQUOS zero5G basicの価格(税込)
価格 | 購入サポート適用時 | |
---|---|---|
au | 67,160円 | 39,560円 |
ソフトバンク | 52,560円 | 26,280円 |
auでは「かえトクプログラム」、ソフトバンクでは「トクするサポート+」が利用できます。
2年後の機種変更時にスマホを返却することで大幅な割引が適用可能です。
ソフトバンクは値下げされ、かなりコスパが高くなってますね。
カラーはauはホワイト・ソフトバンクはブルーが選べる
auはブラック、ホワイトの2色展開。
ソフトバンクはホワイトの代わりにブルーを選ぶことができます。シルバーに近めなブルーですね。
【比較】AQUOS R5Gとzero5G basicの違い┃R5Gは高い
2020年春に各社から発売されたAQUOS R5Gは「国内初の5G対応スマホ」として話題になり、国内主要全キャリアから発売されるという異例の対応がとられました。
この先代フラッグシップモデルとの違いを比較してみましょう。
↓スマホは左右にスクロールできます!
AQUOS R5G | AQUOS zero5G basic | |
---|---|---|
CPU (Antutuスコア) | Snapdragon 865 | Snapdragon 765 5G |
RAM+ROM | 12GB+256GB | au:8GB+128GB SB:6GB+64GB |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL クアッドHD+ (3,168×1,440) | 約6.4インチ 有機EL FHD+ (2,340×1,080) |
メインカメラ | メイン:12.2MP 超広角:48MP 望遠:12.2MP TOFカメラ(深度測位) | メイン:48MP 超広角:13MP 望遠:8MP |
サブカメラ | 16MP | 16MP |
バッテリー容量 | 3,730mAh | 4,050mAh |
価格(税込) | ドコモ:在庫なし au:在庫なし SB:129,600円 楽天:128,800円 | au:67,160円 SB:52,560円 |
さすがにAQUOS R5Gは2020年春のフラッグシップモデルだけあって、スペックはほとんどの項目において、AQUOS zero5G basicを上回っています。
しかし、一番ネックになるのがその金額。
2倍のお金を出してまでAQUOS R5Gを選ぶかというと……その判断はかなりムズかしいところです。
正直、2020年春の時点では、5Gスマホがまだ世の中に出ていなかったこともあって、かなり強気な価格を設定してきていたと思います。
しかし、2020年にかけて、AQUOS zero5G basicのような中価格帯のコスパスマホがたくさん出てきてことで、初期の5Gスマホの割高感は否めません。
もちろん用途にもよりますが、この価格差だったらAQUOS zero5G basicを選ぶ方が満足度は高そうです。
【競合比較】AQUOS zero5G basicは「買い」なのか?
「AQUOS zero5G basicも興味あるけど、他のスマホとも迷ってる」という方も多いと思います。
個人的な結論は以下の通りです。
▼au
他の機種も含めて検討の余地あり。
Mi 10 Lite 5GやGalaxy A51も狙い目
▼ソフトバンク
価格が安いので買い
Google Pixel 4a(5G)と好みの方を選べばOK
キャリアごとに評価が分かれる感じです。
【au】Mi 10 Lite 5G・Galaxy A51 5Gなども要チェック
auでは、AQUOS zero5G basicと競合する「コスパ重視の5G対応スマホ」が他にもあります。
- AQUOS zero5G basic
- Mi 10 Lite 5G
- ZTE a1
- Galaxy A51 5G
スペックを比較すると以下の通り。
↓スマホは左右にスクロールできます!
AQUOS zero5G basic | Mi 10 Lite 5G | ZTE a1 | Galaxy A51 5G | |
---|---|---|---|---|
メーカー | SHARP | Xiaomi | ZTE Corporation | SAMSUNG |
CPU (Antutuスコア) | Snapdragon 765G | |||
RAM+ROM | 8GB+128GB | 6GB+128GB | ||
ディスプレイ | 約6.4インチ 有機EL FHD+ | 6.6インチ 有機EL FHD+ | 6.5インチ 液晶 FHD+ | 6.6インチ 有機EL FHD+ |
メインカメラ | メイン:48MP 超広角:13MP 望遠:8MP | メイン:48MP 超広角:8MP マクロ:2MP 深度:2MP | メイン:48MP 超広角:約8MP マクロ:2MP 深度測位 | メイン:48MP 超広角:12MP 望遠:12MP マクロ:5MP |
サブカメラ | 16MP | 16MP | 32MP | 32MP |
バッテリー容量 | 4,050mAh | 4,160mAh | 3,900mAh | 4,500mAh |
価格(税込) | 67,160円 | 28,990円 | 53,890円 | 60,580円 |
※価格は2021年1月現在
AQUOS zero5G basicがRAMは8GBと抜けていますが、他はほとんど変わらず。
そこで注目したいのが価格です。
「Mi 10 Lite 5G」が3万円台とAQUOS zero5G basicの半額以下で購入できてしまいます。
一方、「Galaxy A51 5G」は、AQUOS zero5G basicよりも1万円ほど高いですが、Galaxyというブランド力があります。
ハイエンドのGalaxy S20シリーズと比べるとスペックは落ちますが、価格と性能のバランスの良さは魅力的です。
auユーザーはこれらのライバル機種と比べてみてもいいかもしれませんね。
【ソフトバンク】Google Pixel 4a(5G)と好みの方を選べばOK
ソフトバンクではAQUOS zero5G basicが5万円台で購入できます。
ソフトバンクのコスパ重視の5G対応スマホは3機種。
- AQUOS zero5G basic
- Google Pixel 4a(5G)
- OPPO Reno3 5G
スペックを比較すると以下。
↓スマホは左右にスクロールできます!
AQUOS zero5G basic | Pixel 4a(5G) | Reno3 5G | |
---|---|---|---|
メーカー | SHARP | OPPO | |
CPU (Antutuスコア) | Snapdragon 765 5G | Snapdragon 765G | |
RAM+ROM | 6GB+64GB | 6GB+128GB | |
ディスプレイ | 約6.4インチ 有機EL FHD+ | 6.2インチ 有機EL FHD+ | 6.55インチ 有機EL FHD+ |
メインカメラ | メイン:48MP 超広角:13MP 望遠:8MP | メイン:12MP 超広角:16MP | メイン:48MP 超広角:8MP 望遠:13MP モノクロ:2MP |
サブカメラ | 16MP | 8MP | 32MP |
バッテリー容量 | 4,050mAh | 3885mAh | 4,025mAh |
価格(税込) | 65,520円 | 65,520円 | 68,400円 |
この3機種でスペックに大きな優劣はありませんが、
- カメラ重視ならGoogle Pixel 4a(5G)
- ディスプレイ重視ならAQUOS zero5G basic
がおすすめです。
Pixel 4a(5G)は、GoogleならではのAIによる画像処理でとびきりキレイに写真が撮れるのが大きな魅力。
一方で、動画やゲームの映像にこだわるなら、AQUOS zero5G basicがおすすめですね。
まとめ
AQUOS zero5G basicは手軽に買える5Gスマホ。120Hzの高速表示できるディスプレイが売りとなっています。
5Gスマホも世の中に普及してきたこともあり、このようなお手頃機種がたくさん出揃ってきたのはうれしいですね。
ぜひ自分にぴったりの5Gスマホを選んでみてくださいね。
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