ゴリラ
AQUOS sense3はめっちゃ売れたみたいだけど、AQUOS sense3 plusは実際どうなの?AQUOS sense3との違いも教えて欲しいな!
AQUOS sense3 plusは、2019年めちゃくちゃ売れた「AQUOS sense2」の後継モデルにあたる、AQUOS sense3シリーズの上位機種です。
今回も価格は4万円台におさえています。
前モデル以上に価格に対してスペックが良い感じです。
3万~5万円あたりで機種変更を考えているならぜひ候補の一つには入れておきたい一台です。
ただいざ購入となると、
「機能やスペックは、どんな感じなの?」
「ほかの機種に比べて、ホントに良いの?」
などは気になるところだと思います。
そこで本記事では、
- AQUOS sense3 plusのスペック・特徴
- AQUOS sense3との違い
- Xperia 8、Xperia 10 II、AQUOS zero2との比較
を解説していきます。
とくに、他のスマホとの比較のところでは、どちらを選ぶか決める時のチェックポイントもまとめています。迷っている人はぜひご一読を。
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目次
最大の魅力は「使い勝手の良さ」
AQUOS sense3 plusの最大の魅力は、AQUOSシリーズならではの「使い勝手の良さ」です。
日本の家電製品を使っているような安心して使える感覚を多くの人が持てるスマホです。日本メーカーならではの気遣いが魅力ですね。
AQUOS sense3 plusの「使い勝手が良い」と思うところ
- 防水・おサイフケータイを装備
- 4万円台ながら性能のバランスが良い
防水・おサイフケータイを装備
AQUOS sense3 plusは、防水・おサイフケータイを搭載しています。
4万円台の格安のスマホで、このあたりを押さえているのは嬉しいところ。
中華系のスマホなら、同じ価格でもっと性能の良いものが買えることもありますが、こうした細かい部分の「使いやすさ」は、やはりAQUOS senseシリーズが上回ります。
スペックより「使いやすさ」を重視したい人は、AQUOS sense3 plusは良い選択肢となりそう。
バランスの良い性能。価格は4万円台
AQUOS sense3 plusは、使い勝手の良さとともに、コストパフォーマンスの高さもメリットです。
バランスの良い性能を持ったスマホが4万円台で購入できるところに大きな魅力があります。各社の価格は以下のとおり(2021年2月現在)
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
ドコモ | - | 31,680円 |
au | 39,660円 (31,740円) | 27,600円 (22,080円) |
ソフトバンク | 51,120円 (25,560円) | - |
楽天モバイル | 48,800円 (38,800円) | - |
AQUOS sense3 plusはau、ソフトバンク、楽天モバイル(終売!)で購入できます。
カッコ内は実質負担額です。
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基本スペック:CPUは「Snapdragon 636」を搭載
CPUは「Snapdragon 636」を搭載しています。
- AQUOS sense3:Snapdragon 630 ⇒ iPhone 6ぐらい
- AQUOS sense 3 plus:Snapdragon 636 ⇒ iPhone 6sぐらい
RAM容量も6GBあり、ハイエンド機と同等。
AQUOS sense 3 plusぐらいの性能があると、ゲームも画質を落としたりなどして工夫すれば問題なくプレイできそうです。
ROMはau・楽天が64GB、ソフトバンクは128GB
ストレージはau・楽天版は64GB、ソフトバンク版は128GBです。
ただし、スマホに写真や動画をたくさん保存する人以外は、64GBでも十分使っていけると思います。とくに写真は「Goolge photo」にバックアップすれば容量をとりません。
「動画や写真をスマホにたくさん保存したい」という人は、micro SDカードを使うのが良さそうです。最大512GBまでmicro SDカードで容量を増強できます。
バッテリー容量は4,000mAhと大容量
バッテリー容量は4,000mAhとかなり大容量です。AQUOS史上最大のバッテリー容量とのこと。
スマホをあまり使わない人なら2日以上のバッテリー持ちも期待できそうですね。価格抑えめのミドルスペック以下のスマホでこれだけのバッテリー容量は貴重な存在。
19-20秋冬にドコモ、au、ソフトバンクから発売されるミドルスペックのスマホの中でも「バッテリー容量は一番」ですね。
▼秋冬発売の格安スマホのバッテリー容量比較
バッテリー容量 | 発売キャリア | |
---|---|---|
AQUOS sense3 plus | 4,000mAh | au、ソフトバンク |
AQUOS sense 3 | 4,000mAh | ドコモ、au |
Galaxy A20 | 3,000mAh | au |
Xperia 8 | 2,760mAh | au |
「AQUOS sense3」も4,000mAh
実は、コンパクトサイズの「AQUOS sense3」の方もバッテリー容量は4,000mAhです。
消費電力が少ない分、電池持ちは「AQUOS sense3」の方が少し上のようです。
バッテリー持ちをとにかく重視したい人は、AQUOS sense3についても検討してみると良さそうです。
AQUOS SENSE3バッテリーの持ちがめちゃくちゃいい pic.twitter.com/DRzRYCQvYL
— げお。 (@geoazu) June 30, 2020
ディスプレイと外観
ディスプレイは6.0インチの液晶ディスプレイです。
シャープならではの独自技術「IGZO」が使われているのもポイントで、「高精細」かつ「消費電力が少ない」とのこと。
実際、解像度は「フルHD+(2220 x 1080)」で、最上位の「AQUOS zero2」の2,340×1,080に迫る数値です。
実物に近い色味が表現できる技術が使われてる
AQUOS sense3 plusでは、実物に近い色味が表現できる「リッチカラーテクノロジーモバイル」という技術が使われています(SHARPのテレビ譲りの技術です)。
シャープ独自のLEDバックライトで色再現範囲を拡大し、とくに赤と緑の色再現性がアップしているとのことです。
液晶ディスプレイというところで、どうしても有機ELのキレイさには劣る部分がありますが、こうしたシャープ独自の液晶技術が詰めこまれているところには期待ができますね。
「ホームボタン」があるのは地味にうれしい
AQUOS sense3 plusにはホームボタンが残されています。ホームボタンが指紋認証センサーとなっています。机に置いたまま認証が使えるのも良いですよね。
ロック解除は指紋認証、顔認証の両方が使えます。
AQUOS Sense3はiPhone7あたりが好きな人には受け入れられるのでは?と思ったり。サイズ感がまさにそれでホワイトシルバーだと、本当に良き日のiPhoneっぽさがある。ホームボタンもあるしね。
— れいな@底なし沼の魔女 (@MegaBlackLabel) December 1, 2019
ステレオスピーカーを搭載
AQUOS sense3 plusはステレオスピーカーを搭載しています。
スマホの上部と下部にそれぞれにスピーカーが配置されていて、片側にスピーカーがあるスマホに比べると、自然なサウンドで音を聞くことができます。
「ドルビーアトモス」に対応
立体音響技術「ドルビーアトモス」にも対応しています。
ドルビーアトモスは、音源に「動き」を付けることで臨場感のあるサウンドが楽しめるというものです。
NetflixやU-NEXTなどの動画サービスでも一部のコンテンツがドルビーアトモスに対応しています。
au版にはワイヤレスイヤホンが付属
au版として発売される「AQUOS sense 3 plus サウンド」には、パイオニア製のワイヤレスイヤホンが同梱されます。
こちらのイヤホンは、Dolby Atmos対応、ハイレゾ非対応のものです。イヤホンもDolby Atmos対応なのは嬉しいところですね。
今まで使ってたイヤホンがアレなのもあるけど、新しく買ったスマホ「AQUOS sense3 plus サウンド」に付属のPioneer製ワイヤレスイヤホン使ってみたら違いすぎてびっくり!全部の音が聴こえる!w
— ライト (@light_ncsk) March 21, 2020
カメラはイマイチ
AQUOS sense3 plusのカメラ性能は、正直なところあまり期待しない方がいいでしょう。
構成は、1,220万画素の標準カメラに、1,310万画素の広角カメラを追加したデュアルレンズカメラです。
AQUOS sense3 plusでは、標準カメラ、広角カメラともに、AQUOS sense3に比べると画素数がわずかにアップしています。
▼「AQUOS sense3」「AQUOS sense3 plus」のカメラ
AQUOS sense3
標準カメラ(1,200万画素)+広角カメラ(1,200万画素)
AQUOS sense3 plus
標準カメラ(1,220万画素)+広角カメラ(1,310万画素)
広角カメラを搭載したことで、広い風景を1枚の写真におさめる「広角撮影」に対応。
また、AIによるシーン判別など、最近のスマホとして標準的な機能も搭載しています。
スペックはほどほどですが、普通に写真を撮る分には問題なく使っていけそうです。
やっとサボ…一服
AQUOS sense3 plusの接写モードとやらで pic.twitter.com/a3cpYpDIwO— 小型天然花園 – small nature gardens – (@gijiesi) February 4, 2020
スマートフォン「AQUOS sense3 plus」を使い始めてしばらく経った。
このカメラ、HDRのオン・オフで色味がメチャクチャ変わる。もはや別物。癖のあるカメラだ。
#AQUOS_sense3_plus pic.twitter.com/RHQYR4YyYf— 霜月仲冬 (@moonflower321) April 14, 2020
「AQUOS sense3」と「AQUOS sense3 plus」の比較
ゴリラ
かんたんにAQUOS sense3 plusとAQUOS sense3の違いを教えて!どっちが買いなの?
スペックの違いは以下のとおり。
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
サイズ | 横:75mm 縦:160mm 厚さ:8.7mm | 横:70mm 縦:147mm 厚さ:8.9mm |
重量 | 175g | 約167g |
CPU | Snapdragon 636 | Snapdragon 630 |
RAM+ROM | 6GB+64GB/128GB | 4GB+64GB |
ディスプレイ | 6インチフルHD 2,220×1,080 IGZO | 5.5インチフルHD 2,160×1,080 IGZO |
メインカメラ | 標準:1,220万画素 超広角:1,310万画素 | 標準:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh | 4,000mAh |
OS | Android™ 9 Pie | Android™ 9 Pie |
サウンド | Dolby Atmos ステレオスピーカー | モノラルスピーカー |
付属 | au版は ワイヤレスイヤホン同梱 | - |
スペックから見るAQUOS sense3 plusのメリットは
- CPUが少しだけ性能がいい
- RAMが6GB
- ディスプレイが大きい(6インチ)
そして最大の違いと言っていいのがサウンド周り。AQUOS sense3はモノラルでしたが、AQUOS sense3 plusは立体音響のDolby Atmosに対応しています。
ゴリラ
auは商品名に「サウンド」って入れちゃうくらい、音にこだわってるのな!
価格ももう一度みておきましょう。
AQUOS sense3 plus | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
ドコモ | - | 31,680円 |
au | 39,660円 (31,740円) | 27,600円 (22,080円) |
ソフトバンク | 51,120円 (25,560円) | - |
楽天モバイル | 48,800円 (38,800円) | - |
キャリアで両方販売してるのauだけですが、価格差は約10,000円です。
正直なところ、AQUOS sense3がヒットした理由が「コスパ」の良さなので、それと比較すると、少し見劣りする感じは否めません。
サウンド、ディスプレイサイズ、RAMの違いで1万円を追加できるならAQUOS sense3 plus、少しでも価格を求めるならAQUOS sense3が買いです。
「Xperia 8」「Xperia 10 II 」「AQUOS zero2」との比較
AQUOS sense3 plusを検討中の人の中には、
- Xperia 8
- Xperia 10 II
- AQUOS zero2
などとも迷っている方も多いと思います。
上記の3機種には、AQUOS sense3 plusにはないメリットがあり、人によってはこちらを選んだ方がハッピーな場合もあるでしょう。
それぞれとの比較を見ていきましょう。
「Xperia 8」と「AQUOS sense3 plus」を比較
auでは「Xperia 8」と「AQUOS sense3 plus」の両方が発売されます。
Xperia 8も、AQUOS sense3 plusと同様に「性能おさえめな分、価格が安い」というスマホです。
この2機種ですと、スペックに大きな差はないので、個人的には価格が安くコスパの良い「AQUOS sense3 plus」がおすすめです。
AQUOS sense3 plusと比べた時の「Xperia 8」の特徴
- CPU性能が低い
- カメラが少し良い
- 価格が高い
まず「Xperia 8」のCPUは、「AQUOS sense3」と同程度。
- Xperia 8:Snapdragon 630 ⇒ iPhone 6ぐらい
- AQUOS sense 3 plus:Snapdragon 636 ⇒ iPhone 6sぐらい
という感じです。
Xperia 8のCPUは最近のスマホとしては最低限のレベルのなので、操作したときに少しモッサリ感があるかもです。
なお、カメラについては「Xperia 8」の方がキレイに撮れます。ただあくまで「AQUOS sense 3 plus」と比較しての話で、「Xperia 8」もカメラ性能は普通くらいです。
auでのそれぞれの販売価格は以下の通り。
▼「Xperia 8」と「AQUOS sense 3 plus サウンド」の価格比較
- Xperia 8:44,645円(実質35,765円)
- AQUOS sense 3 plus サウンド:39,660円(実質31,740円)
さらに、au Online Shop お得割でXperia 8は16,500円〜22,000円の割引、AQUOS sense3 plusは3,300円〜22,000円の割引あり。
2機種を並べてみると以下の通り。
Xperia 8は縦長ディスプレイを売りにしている機種で、2画面操作が快適にできます。
以上、比較をまとめるとこんな感じ。
「少しゲームができた方が良い」
「価格が安い方がうれしい」
⇒「AQUOS sense 3 plus」がおすすめ
「カメラもそこそこ撮れた方が良い」
「縦長のディスプレイを使ってみたい」
⇒「Xperia 8」がおすすめ
ただ、Xperia 8と検討している人は、次に紹介するXperia 10 IIの方がいいかも。
「Xperia 10 II 」と「AQUOS sense3 plus」を比較
2020年6月に発売されたXperia 10 IIと比較している人もいるでしょう。
Xperia 10 IIはドコモ、auで発売されます。
両者の大きな違いはカメラです。
- AQUOS sense3 plusは標準(1,220万画素)+広角(1,310万画素)
- Xperia 10 II は標準(1,200万画素)+望遠(800万画素)+超広角(800万画素)
画素数はAQUOS sense3 plusの方が上ですが、Xperia 10 IIのカメラはトリプルレンズを搭載しています。
さらに、
- CPUはSnapdragon 665(AQUOS sense3 plusはSnapdragon 636)
- 有機ELディスプレイ
といった点でXperia 10 II が勝っています。
価格はドコモで41,976円、auで39,790円(実質)。auの場合で約10,000円の差額です。カメラ、スペックでもうワンランク上げたい人にはちょうどいい選択になるでしょう。
「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3 plus」を比較
「AQUOS zero2」は、AQUOS sense 3 plusより価格もスペックも高めのハイエンドスマホです。
AQUOS zero2はau、ソフトバンクで販売中です。
大きな違いとしては、やはり価格とCPU性能です。
- AQUOS sense 3 plusは4~5万円、AQUOS zero2は9~10万円
- AQUOS zero2は最新ゲームもバリバリプレイできる
AQUOS zero2は価格は倍ぐらいですが、最新ゲームがバリバリプレイできます。iPhone XSとかと同じくらいの性能です。
そのほか、「AQUOS zero2」の特徴は以下の通り。
AQUOS zero2の特徴
- 「143g」とハイエンドスマホとしては超軽量
- 「有機EL」&タッチ感度良好なディスプレイ
- ディスプレイ上での指紋認証
軽くてタッチ感度良好というところで「ゲームに強いスマホ」というような感じですね。
一方で、AQUOS sense3 plusでは、たまにゲームをやるくらいには良いのですが、最新ゲームをガンガンプレイするのは、正直、厳しめです。
「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3 plus」を並べてみるとこんな感じです。
手に持った時のサイズ感は同じくらいですが、「AQUOS zero2」はディスプレイがいっぱいに広がった「ベゼルレス」のデザインのため、画面サイズはかなり大きめです。
ディスプレイサイズの比較
- AQUOS zero2:6.4インチ
- AQUOS sense3 plus:6.0インチ
AQUOS zero2は、ディスプレイ上にインカメラが穴あきになった「ピンホール」と呼ばれるデザインを採用しています。
人によっては「ゲームをする時に目に入る」ということで、ピンホールが気になってしまう人もいるようです。
ディスプレイ上に「穴あき」や「切り欠き」のない「AQUOS sense3 plus」のディスプレイの方が好みという人もけっこういるようですね。
「デザインを重視して選びたい!」という人はこのあたりをポイントに選んでみると良いでしょう。
まとめ:コスパ良好。3万~5万のスマホの中ではおすすめできる1台。
AQUOS sense3 plusは3万~5万円あたりで機種変更を考えているなら、個人的にはオススメできる一台です。
Xperiaと迷う人も多いと思いますが、価格は「AQUOS sense3 plus」の方がお求めやすくなっています。
カメラがあまり良くないのは残念なところ。ただしこれも、すごくキレイに撮ろうという人でなければOKなレベルです。
全体としては、評判も良く、バランスの良いスマホなので、3万~5万円で良い機種を探しているなら、ぜひ次の機種として検討しみると良いですね。
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