ゴリラ
2021年10月、Apple Watchの最新作であるSeries 7(シリーズセブン)が発売されました。
しかし正直、現在発売されているApple Watch SEやSeries 3との違いがよくわからないですよね……。
僕はApple Watch Series 3を使っていますが、自分で買うまではほとんど違いがわかりませんでした。
そこでこの記事で、できるだけ分かりやすくApple Watchの各シリーズの特徴、とりわけApple Watch SEに特化して紹介します。
Apple Watch SEに「ない機能」と「ある機能」に分け、「おすすめする人」までお伝えします。
Apple Watch SEを買おうかどうか悩んでる人には100%役に立つ記事になっています!
僕は初めてのApple WatchにSeries 3を買いましたが、画面が少し小さく、動きがモッサリとしています。お財布に余裕があるならSeries 7の方がおすすめです。
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目次
Apple Watchでできることは?
そもそもApple Watchやスマートウォッチを今までに持ったことがない人からすれば、どんな風に使えるのか?なんの役に立つのか?が分からないかと思います。
ザックリ分けると「通知」「測定」プラス、無数のアプリをダウンロードしていろんなことができます。
これではなかなか伝わらないかと思うので、以下の記事で「Apple Watchでできること」をご確認ください。
これ以降を読み進める上で大切な、Apple Watchのポイントは以下です。
▼Apple Watchのポイント▼
- 画面を「見る」ことが多く、「操作」することは少ない
- そもそも時計としての役割がメインなので、多くの機能は必要ない
- こだわってカスタマイズすれが可能性は無限大
以上のことを理解すると、Apple Watch SEの特徴も理解しやすくなります。
現在販売中の3つのApple Watch
Apple Watchはこれまで「Series1〜7」と、「SE」の8機種が発売されました。
現在、Apple公式では「Series 3」「SE」「Series 7」の3機種が販売されています。
▼公式で販売中の3つのApple Watchの特徴▼
↓左右にスクロールできます!
ザックリ説明 | 発売年 | 最安価格 | |
---|---|---|---|
Series 7 | 最新。ハイスペック | 2021年 | 48,800円 |
SE | コスパ最高 | 2020年 | 32,800円 |
Series 3 | 最安。少しモッサリ | 2017年 | 22,800円 |
※キャリアや家電量販店、ECサイトでは、Series 7の前モデル「Series 6」「Series 5」などが販売されていることもあります。
とりあえずApple Watch SEは、公式で販売されている3機種のうち、「真ん中」のスペック、価格だということだけ知っておきましょう。
Apple Watch SEに「ない」機能
ここではApple Watch SEに「搭載されてない機能」を紹介します。つまり、Series 7に搭載されていたり、Series 7(やSeries 6など)の方が優れている部分を紹介します。
▼Apple Watchに「ない機能」▼
- 大きな画面
- 血中酸素濃度計
- 心電図
- 急速充電
- 常時表示ディスプレイ
- 防塵機能
- ステンレスケース、チタニウムケース、Hermesモデル
Apple Watch Series 7とSEの価格差は約16,000円なので、これらの機能に価格差の価値を感じられるかがポイントです。
大きな画面はSEにない【Series 7は大画面】
こちらは、左がSeries 7の41mm(小さいモデル)、右がSEの44mm(大きいモデル)です。
Apple Watch Series 7の大きな特徴は、大きくなった画面と、細くなったベゼル(画面の幅)です。
上の写真のように、「小さいSeries 7」と「大きいSE」の画面サイズが同じくらいです。ベゼルの幅がそうさせています。
画面は大きい方が見やすいですが、Apple Watchで動画や本を見ることはなく、ちょっとした通知や時間を見ることがほとんどなので、大画面の必要性はスマホほどは高くありません。
血中酸素濃度計はSEについてない【Series 6以降はあり】
Apple Watch Series 6以降の目玉機能がこの「血中酸素濃度計」です。文字通り、血液中の酸素濃度がApple Watchで測れる、画期的な機能です。
酸素濃度は、集中力などに関わるので、この数値が下がると、深呼吸を薦める通知がされます。
他の人の口コミを見る限り、この機能は「最初は珍しがって使ったが、日常で使うことは少ない」と言われています。
ただ、昨今の感染症への対策として、こちらの機能を有効活用されている事例も報告されています。
参照:新型コロナウイルスに感染し、無症状での自宅療養の経験から考える事 その1|清原慶子 Official Website
心電図はSEについてない【Series 4以降はあり】
健康診断などで測られる「心電図」も、Series 4〜7のApple Watchでは測定できます。
心電図は心臓の電気的な活動を示す、健康管理における基本的な数字です。
ちなみに高齢の方が使っているイメージのある「心電図計」は、2〜3万円します。
心電図を図るピンポイントの用途で使うのであればApple Watch SEは買うべきではありません。ほとんどの人は心電図への興味は低そうです。
急速充電はSEについてない【Series 6以降はあり】
Apple Watch Series 7、6の強みがこちらです。
各モデルのバッテリー0%から80%までの充電速度の目安は以下です。
▼0-80%への充電速度▼
- Series 7 約45分
- Series 6 約60分
- SE 約90分
そもそもApple Watch(スマートウォッチ)は、ずっと身につけるものなので、充電て必要なの!?1週間に1回くらいじゃないの!?と、僕も購入前には思っていました。
実際には、ほぼ毎日充電は必要です。
寝ている間に充電してもいいですが、それでは睡眠記録がとれないので、夕食後や朝食後などに充電している人もいます。そう考えると、急速充電がついているSeries 7や6の方が助かります。
ちなみに僕はApple Watch Series 3を使っていますが、寝る時に充電しています。
常時表示ディスプレイはSEについてない【SEは基本的に消灯してる】
「腕時計なんだから、常に時計が表示されてるんじゃないの!?」と思う方もいるかもしれませんが、Apple Watch SEやSeries 3は、基本的に画面は消灯しています。
通常は画面は表示されておらず、腕を持ち上げたり、画面をタップしたら時計が表示されます。
Series 5以降のApple Watchは常時表示ディスプレイです。僕はSeries 3を使っていますが、常時表示は素直に羨ましいです。
腕を持ち上げたりタップしなくても、せめて時計くらいは表示されていて欲しいです。
とはいえ、慣れてしまえば常時表示でなくても快適に使えます。
防塵機能はSEについてない【Seriesが上がるにつれてタフに】
Apple Watchは、ザックリ言うとSeriesが新しくなるほどタフになります。
SEもかなりタフな部類ですが、Series 7に搭載された防塵機能、強化ガラスには劣ります。
アウトドアで使うとか、乱暴な使い方をするつもりがないのであればタフさは考慮する必要性は低いです。
ちなみに僕はガラスが割れてしまった経験があるので、タフなSeries 7もアリかなと思っています。
ステンレスケース、チタニウムケース、HermesモデルはSEにない
Apple Watch Series 7や6などには、ステンレスケースやチタニウムケース、エルメスモデルなど、様々なバリエーションのボディが用意されています。
Apple Watchは「ファッションアイテム」としての役割も大きく、ベルトを選択できるなど、外観のカスタマイズの選択肢が多いです。
ステンレスケースやチタニウムケースは、ボディそのものに高級感があります。
もちろん価格も上がりますが、金銭的に余裕があり、ファッション性も重視する人はSeries 7や6がおすすめです。
さらにSeries 7について知りたい方は以下の記事をどうぞ。
とはいえ、SEはケースの素材こそアルミニウムしかありませんが、ケースカラーは「スペースグレイ」「シルバー」「ゴールド」の3種あり、ベルトもたくさんの種類が用意されているので、ぜひ見比べてみてくださいね。
Apple Watch SEに「ある」機能
ここからはApple Watch SEに「ある」機能、おすすめポイントの紹介です。
以下の項目が、Apple Watch SEを「買う理由」になるかと思います。
▼Apple Watch SEを「買う理由」▼
- Series 3より画面が大きい
- Series 3より滑らかに動く
- Series 7よりもお手頃価格
Apple Watch SEとSeries 3の価格差は約1万円なので、以下で紹介するメリットが1万円に相当するか考えなら読むと良いかもしれません。
Series 3よりも画面が大きい
左がSE、右がSeries 3です。
Series 3はベゼル幅が目に見えて太く、かなり画面が四角い印象があります(実際に使ってみると慣れるのでそこまで気にはなりませんが)。
Apple Watch SEはSeries 3と比べるとベゼル幅が狭く、画面がかなり大きく表示されます。
Series 3より滑らかに動く
僕はSeries 3を半年くらい使ってますが、正直、動きはかなり「モッサリ」してます。イメージとしては、iPhone 3GSくらいでしょうか。もしくは8年前のAndroidスマホくらいモッサリしているイメージです。
アプリの起動や切り替え、読み込み速度がかなり遅く「2017年の機種なので仕方ないかな」と思いながら使っています。
Apple Watch SEは、サクサク快適に使えるので、Series 3よりもおすすめです。
Series 7よりもお手頃価格
Series 7とSEを比べて、SEの方が優れている点はハッキリ言って「価格」のみです。
最安価格がSeries 7は48,800円、SEは32,800円です。
Apple WatchはそもそもiPhoneのような「生活必需品」ではないので、多くの人は出費を抑えたいはずです。
「とりあえずApple Watchを試してみたい」程度であれば、SEでも十分な性能かと思います。
Apple Watch SEの価格
Apple Watch SEの価格を紹介します。
Apple Watch SEには本体サイズが「40mm」と「44mm」の2種類あり、「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」の2種類の、計4種類があります。
GPSモデルとGPS+Cellularモデルがある
GPSモデルが買えるのはApple公式、家電量販店、ECサイトなどです。キャリアでは購入できません。
GPSモデルは、基本的にiPhoneと一緒に持ち歩けば不便はありませんが、単体で持ち歩くと外出先では機能が制限されます。
Apple公式に加えて、ドコモ、au、ソフトバンクでは「GPS+Cellularモデル」も買えます。
これら3キャリアと契約すると、Apple Watch単体でも、外出先でネットにつながり、メールやメッセージを確認できます。
Apple Watch単体で持ち歩き、外出先でもメッセージの確認などをしたい場合は「GPS+Cellularモデル」を契約し、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれかと契約する必要があります。
Apple公式【GPSの最安モデルが買える】
GPSモデルが欲しい場合は、Apple公式一択となります。
▼Apple Watch SEの価格▼
- GPSモデル 40mm 32,800円
- GPSモデル 44mm 38,800円
- GPS+Cellularモデル 40mm 38,800円
- GPS+Cellularモデル 44mm 42,800円
ドコモのApple Watch SEの価格
ドコモで買うと、本体代はわずかにApple公式より安いです。しかし月額550円の「ワンナンバーサービス」に登録することになるので、結果的にはApple公式よりは高くなります。
※登録は必須ではありませんが、登録なしではGPS+CellularモデルでもGPSモデルと同等の使い方しかできません。他社も同じです。
- 40mm 38,280円
- 44mm 41,580円
- 月額550円
auのApple Watch SEの価格
auでは「ウォッチナンバープラン」という名称で、月250MB使えます。価格はApple公式とほとんど変わりません。
- 40mm 38,800円
- 44mm 42,790円
- 月額385円
ソフトバンクのApple Watch SEの価格
ソフトバンクは他社よりも少し高めですが、「トクするサポート+」を利用すれば本体代が安く買えたり、「Apple Watchモバイル通信サービス」で4年間は料金がかからず通信ができるなどお得なポイントが多いです。
- 40mm 42,028円
- 44mm45,648円
- トクするサポートが使える
- 4年間無料、49ヶ月目から385円/月
まとめ:Apple Watch SEをおすすめする人は?
Apple Watch SEは、ずばりスマートウォッチ初心者におすすめです。
僕は初めてのApple WatchでSeries 3を買いましたが、正直動きがモッサリなのと、どうせならもう少し画面が大きい方がいいかもと感じています。
お財布に余裕があるならSeries 7や6がもちろんいいのですが、使わない機能もあるかもしれないので、じっくり考えてみてください。
ちなみにドコモ、au、ソフトバンクでCellularモデルを使う場合、オンラインショップで契約した方がお得です。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を考えているなら、オンラインショップがお得なので、最後にかんたんに説明しておきますね。
理由は以下3点です。
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また、各社とも直営の公式オンラインショップなので安心して契約できます^^
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