ゴリラ
2022年に3種類のApple Watchが発売されましたが、正直、違いがわかりにくいです。
Apple Watchによほど詳しい人ならまだしも、買ったことがない人からすれば「どう違うの?」「安いSEを買っても平気なの?」と思ってしまいますよね。
そこでこの記事で、Apple Watch SE(第2世代)について解説します。
専門用語は少なくし、基礎知識がなくてもわかりやすいように書いているので、ぜひ参考にしてくださいね!
Series 8の高級感やUltraの頑丈さは魅力的ですが、大多数の方にとっては3万円台で買えるSEのお手頃さが魅力です。
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目次
【おさらい】Apple Watchは全部でいくつある?できることは?
Apple Watch SE(第2世代)について解説する前に、これまで発売されたApple Watchを一覧で紹介します。
スクロールできます→
発売 | 特徴(前作からの変化) | |
---|---|---|
初代 | 2015年 | - |
Series 1 | 2016年 | 処理性能アップ |
Series 2 | 2016年 | GPS内蔵・耐水 |
Series 3 | 2017年 | セルラーモデル登場 |
Series 4 | 2018年 | サイズアップ・心拍数 |
Series 5 | 2019年 | 常時画面点灯 |
SE | 2020年 | 価格抑えめ |
Series 6 | 2020年 | 血中酸素濃度測定 |
Series 7 | 2021年 | ディスプレイ明るさアップ |
SE2 | 2022年 | 価格抑えめ |
Ultra | 2022年 | 防水防塵・皮膚温度センサー |
Series 8 | 2022年 | 皮膚温度センサー |
この記事では、2022年発売の「Apple Watch SE(第2世代)」について、主に「8」、「Ultra」、「SE(第1世代)」と比べながら解説していきます。
現在Apple公式では「Ultra」「Series 8」「SE(第2世代)」のみ購入できます。その他にも「Nikeコラボ」「エルメスコラボ」などが販売されています。
しかしこれでは2020年発売のApple Watch SE(第1世代)との見分けがつきにくいので、本記事では「SE(第1世代)」と「SE(第2世代)」と表記します。
Apple Watchでできること
どのApple Watchを買っても、基本的にできることの9割以上は変わりません。
▼全てのApple Watchでできる基本的なこと▼
- Watch用アプリをダウンロードして使う
- 様々なデータを測定する
- iPhoneに来た通知を表示する
無数にあるアプリをダウンロードして使うので、使い方は人によって様々です。
Apple Watch SE(第2世代)のスペック、価格を比較
Apple Watch SE(第2世代)のスペックは以下のとおり。
▼Apple Watch SE(第2世代)のスペック▼
- ケースサイズ:40mmまたは44mm
- 画面の明るさ:最大1,000ニト
- チップ:64ビットデュアルコアプロセッサ搭載
- 内部ストレージ:32GB
- 耐水性能:最大50メートル
- 第2世代の光学式心拍センサー
- 高速充電なし
- 常時画面表示なし
Apple Watchの「SE」シリーズの特徴は、他のシリーズと比べて「価格を抑えている」という点です。
現在発売されている「8」「Ultra」も含めて、Apple Storeでの価格を比較してみます。
▼2022年に販売されているApple Watch の価格▼
- Apple Watch SE(第2世代):40mm:37,800円
- Apple Watch SE(第2世代):44mm:42,800円
- Apple Watch Series 8:41mm:59,800円
- Apple Watch Series 8:45mm:64,800円
- Apple Watch Ultra:49mm:124,800円
他のApple Watchより、かなりお手頃価格であることがわかります。
Apple Watch Series 8の方が様々な計測ができる
Apple Watch Series 8はSE(第2世代)よりもハイスペックで、以下の点で優れています。
▼Apple Watch 8にあってSE(第2世代)にない機能▼
- 画面の常時点灯
- 高速充電
- 高級感のあるデザインのバリエーション
- 皮膚温センサーによる排卵日予測
- 心電図測定
- 血中酸素濃度の測定
「画面の常時点灯」モードがあれば、常に画面に時刻などを表示させておくことができます。
Apple Watch SE(第2世代)には常時点灯がないので、手を動かして顔に向けるか、画面をタッチしないと表示されません。
また、Apple Watch SE(第2世代)は満充電までに約2.5時間かかります(高速充電に対応している8は、約1時間で完了します)。
その他、「皮膚温センサー」「心電図測定」「血中酸素濃度」など、体の様々な状態を測定できます。
健康意識の高い方であれば、多くのデータを取得できた方が嬉しいでしょう。
Apple Watch Ultraは衝撃に強く防塵・防水
一方、こちらもApple Watch SE(第2世代)と同時に発売した「Apple Watch Ultra(ウルトラ)」は、防塵、防水、耐衝撃性能が飛躍的に高まっています。
▼Apple Watch Ultraが活かせる趣味▼
- 登山
- スキューバダイビング
- サーフィンなどマリンスポーツ
- サバイバルゲーム(サバゲー)
- その他あらゆるアウトドア
このような過酷な状況下でも耐えられるように設計されているので「これこそ自分に必要なApple Watchだ!」と思う方にはぜひおすすめです。
(逆に、魅力を感じない方には不要です。)
Apple Watch Ultraは、上述のApple Watch Series 8の性能を全て備えているので 、8の上位機種とも言えます。
しかし、サイズがひと回り大きく、重さもあります。
▼各Apple Watchの重量▼
- Apple Watch Ultra:61g
- Apple Watch Series 8(41mm):32g
- Apple Watch SE(第2世代)(40mm):26.4g
Apple Watchは常に腕につけておくものなので、あまり重すぎない方がよいです。
「ズッシリ感が好き」という方もいるかもしれませんが、基本的にアウトドアをしないのであれば、8かSE(第2世代)で良いかと思います。
Apple Watch SE(第1世代)よりも処理が高速になった
2020年発売のApple Watch SE(第1世代)と比べた時の違いは、主に以下の3点。
▼Apple Watch SE(第1世代)との違い▼
- 搭載されているチップ(プロセッサ)が変わり、高速になった
- 衝突検出機能が追加
- 4gほど軽量化
正直、Apple Watch SE(第1世代)の時点で完成されていたので、革新的な進化はしていない印象です。
注目すべきなのは、Apple Watch 8と同じCPUチップが搭載されており、処理速度が約20%アップしている点です。
Apple Watch SE(第2世代)はどんな人におすすめ?
結論として、Apple Watch SE(第2世代)がおすすめなのは以下のような人です。
- 初めてApple Watch(スマートウォッチ)を購入する人
- 最低限の機能があればいい人
- 高級志向、ブランド志向が強くない人
初めてApple Watch(スマートウォッチ)を購入する人
2015年に初代が発売したApple Watchは、まだまだスマートフォンと比べて普及していません。
今から初めてApple Watch(スマートウォッチ)を購入する人に、SE(第2世代)はおすすめです。
Apple Watchは正直、あったら便利だけどなくてもいいものです。
充電の手間や、小さい画面を操作するストレスもあり「必要ない」と感じる人も一定数います。
数万円を支払って買って、使わなくなるのはもったいないので、まずは低価格のApple Watch SE(第2世代)で試してみるのはよい選択かと思います。
最低限の機能があればいい人
先にも見たように、Apple Watch SE(第2世代)には、「8」や「Ultra」と比べ、以下の機能がついていません。
- 画面の常時点灯
- 高速充電
- 心電図、血中酸素濃度、皮膚温などの測定
より多くの機能を求めるなら、「8」や「Ultra」がおすすめですが、正直、Apple Watchのベースとなる機能だけでも全てを使いこなすのは難しいです。
以下の記事を参考に「この機能が使えれば十分」と思うものがあれば、SE(第2世代)を選択するのは賢い選択です。
高級志向、ブランド志向が強くない人
Apple Watchは時計なので、ファッションアイテムとしての側面があります。
例えば、Apple Watch Series 8の「エルメスモデル」は約25万円で販売されており、機能性だけがウリではないことがわかります。
高級志向、ブランド志向が強い方は、エルメスモデルでベルトに拘ることができますが、そうでない方はSE(第2世代)の購入をおすすめします。
Apple Watchはどこで買うのがおすすめ?
Apple WatchのGPSモデルを購入する場合はApple公式がおすすめです。
一方、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ahamoのいずれかを使っているなら、「GPS+セルラーモデル」を購入することで、Apple Watch単体で通信や通話ができます。
各社のApple Watch専用プランは以下の記事で解説しています。
まとめ:Apple Watch SE(第2世代)はむしろ本命
Apple Watch SE(第2世代)は、むしろ2022年に発売したApple Watchの本命とも言えるのではないかと思います。
Apple Watchを買う方は間違いなくiPhoneユーザーです。
iPhoneユーザーなら、Apple Watchだけにお金を注ぎ込むより、iPadやAirPods Proなど、他のApple製品を複数揃えて連携した方が、より、便利なAppleライフを送れます。
そういった意味では、Apple WatchはSE(第2世代)にしておくことは、賢い選択です。
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