ゴリラ
「ahamo」や「OCNモバイルONE」でスマホ代を安くしようと検討中の方も多いのでは。
実は「OCNモバイルONE」もNTTグループのサービスです。
ドコモとして、2つのサービスの棲み分けも進められているようで、特徴はけっこう異なります。
ざっくり言うとたくさん通信するなら「ahamo」、通信をあまりしないなら「OCNモバイルONE」がおすすめです。
ぜひ自分に合った方を選んでいきましょう。
本記事では、「ahamo」と「OCNモバイルONE」の料金・スマホ・サービスを比較していきます。
先に正直な結論を伝えると、迷ったら「何GBぐらい使うか」で選べばOKです。
ahamo
⇒たくさん通信する人向け。20GBの1プラン
OCNモバイルONE
⇒通信少なめの人向け。500MB~10GBで選べる
プラスαで選べるスマホの種類もチェックすると、なお良しです。ラインナップの傾向が異なります。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
ちなみに…
ahamoは20GBが2,970円(機種代金別途)。あんしんのドコモ品質で使えるのがうれしいですね!
\手数料は無料・しばりもなし/
※ahamoの詳しいプランは解説記事で紹介してます^^
ただ30歳以下の人はahamoよりも、ドコモの「U30ロング割」を受けた方がお得な可能性大です!既存のahamoユーザー→ドコモに変更でも対象です^^
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ahamoユーザーでiPhone 13シリーズを買いたいと思ってる人に、わりと正直にまとめました↓↓
■全体事項
ahamoでは一部利用できないサービスがあります。
■サポートについて
※ahamoは申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は「ahamo Webお申し込みサポート※2」(税込3,300円)を利用ください。
なお、申込み時の端末操作は申込者自身で行うことになります。また、端末初期設定およびデータ移行などは、サポートの範囲外です。
端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する場合は「初期設定サポート(有料)※3」を別途、申込みください。
※2 申込者の要望に基づき、ahamo公式サイトからの申し込みの補助を行うものです。
※3 申込者の要望に基づき、ahamoアプリおよびahamo公式サイトからの手続きの補助を行うものです。
■オンライン手続きについて
※サイトメンテナンス中など、受付できないことがあります。
■月額料金について
※機種代金は別途かかります。
■国内通話料金について
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
■海外パケット通信について
※15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。国内料金と合わせての容量上限です。
■端末の契約について
※利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、また、SIMロック解除がなされていない場合については、ahamoを利用できません。利用中の機種が対応しているかはahamo公式サイトにて確認ください。
■SIMカードの契約について
※MNP予約番号を取得の上、ahamo公式サイトからMNPによる新規申込み手続きが必要です。
目次
「料金プラン」を比較|何GB使うかで選ぶ
まずは料金プランを比較していきましょう。
ahamoは20GBのワンプランです。月額2,970円で使えます。
月額2,970円で20GBが使えるプラン
- 5分の無料通話が付いている
- 5Gでの通信ができる
- 20GBを使い切った後も最大1Mbpsで通信できる
- 海外でもそのまま20GBのデータが使える
一方で、
▼OCNモバイルONEの料金プラン
月額料金 | |
---|---|
500MB/月 | 550円 |
1GB/月 | 770円 |
3GB/月 | 990円 |
6GB/月 | 1,320円 |
10GB/月 | 1,760円 |
このように、ahamoは20GB、OCNモバイルONEは500MB~10GBと棲み分けがあります。
基本的には、「いつも月あたり何GBぐらい使うか」を判断の軸に、どちらのサービスを選ぶか決めていきましょう。
「通話料」はどちらも安く済む
通話料金についても比較しておきましょう。
ahamoの通話
⇒1回あたり5分までのかけ放題(超過後は22円/30秒)
OCNモバイルONE
⇒通話料は通常の半額(11円/30秒)
ahamoは、はじめから「1回あたり5分までのかけ放題」が付いてきます。
一方、OCNモバイルONEの通話料は、一般的な金額の半額です。11円/30秒で通話できます。
自動で「OCNでんわ」のプレフィックス番号が付加され、専用アプリ不要で安く通話できる仕組みです。
ahamoもOCNモバイルONEも通話料は安く済みます。「通話をけっこう使うかも」という人も安心して契約できます。
「選べるスマホ」を比較|相場より安い
ahamoもOCNモバイルONEも、スマホのセット販売がありますが、取り扱い機種は大きく異なります。
ahamo
⇒「型落ちハイエンド」が購入できる
OCNモバイルONE
⇒「~3万円台の格安スマホ」が充実
なお、機種代金が相場より安いというのは共通して言えるところです。
それぞれで選べるスマホを詳しく見ていきましょう。
「ahamo」で選べるスマホ機種
ahamoで選べるスマホは以下の3機種(2021年5月現在)。
↓左右にスクロールできます!
新規 乗り換え | 機種変更 | |
---|---|---|
iPhone 11(64GB) | 49,390円 | 62,590円 |
iPhone 11(128GB) | 54,890円 | 68,090円 |
iPhone 11(256GB) | 66,990円 | 80,190円 |
Galaxy S20 5G SC-51A | 62,700円 | 70,400円 |
Xperia 1 II SO-51A | 71,500円 | 79,200円 |
型落ちのハイエンドを中心とするラインナップです(Xperia 1 IIはまだ型落ちではないですが、ドコモで後継の「Xperia 1 III」が6月に発売予定です)。
5万円ほどでiPhone 11が買えるなど、かなり安いですね。
新規・乗り換えの安さが目立ちますが、機種変更も中古より安いぐらいの価格設定です。
いずれも型落ちとはいえ、性能は最新のものと大きく変わりません。実用性にこだわるなら超お買い得ですね。
「OCNモバイルONE」で選べるスマホ機種
以下、ラインナップの一例(2021年5月現在)。
- Redmi 9T(10,120円)
- AQUOS sense5G(33,990円)
- AQUOS sense4 plus(33,990円)
- OPPO Reno3 A(28,380円)
- Xperia 10 II(34,210円)
それぞれ上記の金額から、他社からの乗り換えで5,000円割引、対象オプション同時加入でさらに2,000円割引です。
1万円台の機種もいくつかあります。たとえばRedmi 9Tは10,120円。高スペックとは言い難いですが、わりと普通に使えます。
定期的に激安セールがあるのも特徴で、過去には何度も特定の機種が1円まで値引きされるセールがありました。
ちなみに、iPhone 12の取り扱いもあります。機種変更・乗り換えの割引が付くと、Apple公式より安く購入が可能です。
「サービス」を比較|ahamoが充実
最後に、サービス面を比較していきましょう。
ahamoならではのサービス
ahamoならではのサービスとしては、以下があります。
▼ahamoならではのサービス
- 有料での店舗サポートがある
- プラン内容が手厚い(5G・海外でも使えるなど)
- ドコモから契約年数が引き継げる
オンライン専用プランとは言え、OCNモバイルONEと比べるとサービスは充実しています。それぞれ見ていきましょう。
有料での店舗サポートがある
まず大きいところでは、有料での店舗サポートがあること。
ahamoは当初、店舗サポートが一切ないプランでしたが、2021年4月22日から3,300円/回の有料サポートが新たに追加されています。
新規契約、他社からの乗り換え、ドコモ内でのプラン変更などで、店頭でのサポートが受けられるようになりました。
ここは、店舗サポートのないOCNモバイルONEとの違いですね。
プラン内容が手厚い|5G対応・海外でも使えるなど
ahamoには、OCNモバイルONEにない細かいサービスがいくつも付いています。
- 5Gで通信できる
- 海外でもそのまま使える
- 20GBを使い切った後も最大1Mbpsで通信できる
とくに20GBの容量の中で、そのまま海外でも使えるのは便利ですね。
「ポケットWiFiのレンタル」「現地でSIMを調達する」といった手間なしに、海外でもそのままスマホが使えます。
これらはシンプルなOCNモバイルONEにはない魅力ですね。
ドコモから契約年数が引き継げる
「ドコモ⇒ahamo」の乗り換えの場合、ドコモの契約年数は引き継がれます。
これはつまり、dポイントクラブのステージがそのまま継続できるということです。
例えば「プラチナステージ」の主な特典は以下のとおり。
▼プラチナステージの主な特典
- プラチナクーポンの抽選に参加できる
- d払いの還元率が1%アップ
プラチナランクになると、ローソン・ファミマのスイーツなどが当たるプラチナクーポンの抽選に参加できます。
「ドコモ⇒OCNモバイルONE」に乗り換えると、当然ドコモでの契約年数はリセットされます。
プラチナ特典が惜しいという方には、ahamoの契約年数の継続は大きなメリットになるでしょう。
▼ツイッター上でのユーザーとahamo公式のやりとり
ahamoに関するご質問ありがとうございます。
ご認識の通り、プラン変更前のdポイントクラブのステージは、ahamoへプラン変更された後も引き継がれますので、ご安心ください。— ahamo(アハモ) (@ahamo_official) March 23, 2021
OCNモバイルONEを選ぶメリット
サービス面で、ahamoにない「OCNモバイルONE」ならではのメリットは、正直あまりありません。
OCNモバイルONEは安さに特化している分、余計なサービスがないのが良くも悪くも特徴となっています。
強いて言うなら、オプションが付けられるというあたり。
▼OCNモバイルONEのオプション
ただ料金も高くなるので、個人的にはあまりゴテゴテとオプションは付けない方がいいと考えます。
OCNモバイルONEは「安くて余計なサービスはない」ということが特徴なんだととらえておけばOKです。シンプルに使えるということですね。
【補足】OCNモバイルONEは「エコノミー」?
補足として、ドコモの「料金プランの棲み分け」について。
ドコモはこの春の料金改定において「プレミア」「ニュー」「エコノミー」の3つのクラスのプランを展開していく方針を打ち出しています。
ドコモの「ギガホ・ギガライト」がプレミア、「ahamo」がニューに該当します。
エコノミーについては詳細が明らかになっていませんが、OCNモバイルONEの新プランがエコノミーだという見方もあります。
- プレミア⇒ドコモ本体の「ギガホ・ギガライト」
- ニュー⇒オンライン専用プラン「ahamo」
- エコノミー⇒OCNモバイルONE?
今後、全く別のプランが「エコノミー」として発表される可能性もありますが、このあたりの動向もちょっと注目ですね。
【比較まとめ】「何GB使うか」で選ぶ
比較のまとめです。
ahamoとOCNモバイルONEで迷ったら、「何GBぐらい使うか?」で選んでいけばOKです。
ahamo
⇒たくさん通信する人向け。20GBの1プラン
OCNモバイルONE
⇒通信少なめの人向け。500MB~10GBで選べる
プラスαで「選べるスマホのラインナップがかなり違う」という点も注目です。
機種を見比べて、欲しいスマホが見つかったら、そちらを選んでしまうのも後悔しない選び方です。
ぜひ、「普段どれぐらい通信を使うか」を判断の軸にして、自分に合ったサービスを選んでいきましょう。
▼ahamoのプランの解説
⇒【2,970円】ドコモ新プラン「ahamo」を分かりやすく解説|めちゃくちゃお得だが注意点もアリ
▼「ドコモ⇒ahamo」のプラン変更の解説
⇒ドコモからahamoへのプラン変更の「注意点」を解説|申し込みの流れも紹介
ちなみに:ahamoのスマホはドコモオンラインショップで買うのがおすすめ
ahamoでは
- iPhone 13:111,672円〜
(ドコモオンラインショップで販売) - Xperia 1 Ⅱ:60,170円〜
- Galaxy S20 5G:57,200円〜
- Galaxy A22 5G:5,500円〜
の4機種が買えます。
もしそれ以外のものが欲しいなら
今なら「5GWELCOME割」で他社からの乗り換えは最大22,000円割引で最新のスマホが買えます!
ちなみにすでにahamoを契約している人もドコモオンラインショップで機種変更できるようになりました!