【必読】iPhoneを安く買う方法

2023最新の選び方。ワイモバイルと楽天モバイルを6項目で比較

ゴリラ

ワイモバイルと楽天モバイルで迷ってる……。簡潔に違いが知りたい!

家族や友達にも心からおすすめできる「ワイモバイル」と「楽天モバイル」。

どちらかを契約したい、片方からもう片方へ乗り換えたい、と考えている方に向けて、両サービスを6つの項目で比較しました。

「◯◯な人はワイモバイル/楽天モバイルがおすすめ」という結論をお伝えします。

正直な結論
先に正直な結論を伝えると、

ワイモバイルをおすすめしたいのは、以下のような人。

  • 家族でまとめて契約する
  • 利用者が学生(18歳以下)
  • シンプルM(15GB)で収まる
  • 楽天市場のポイント計算が面倒

 

一方で楽天モバイルをおすすめしたいのは以下。

  • ひとりで契約する
  • 生活圏内で楽天回線につながる
  • データを安く、大容量使いたい(固定回線代わりに使いたい)
  • すでに楽天銀行、楽天証券などのサービスを使っている

「1円スマホ」も多数あり!

 

\一度は契約しないと損/

 

【プラン料金・割引】を比較

一番大事なプラン料金から。

ワイモバイル予めデータ容量と料金が決まったプラン。1年間はデータが多めに使えます(以下表の「データ増量」分が無料)。

スクロールできます→

シンプルSシンプルMシンプルL
月額料金2,178円3,278円4,158円
家族割・おうち割
適用時
990円2,090円2,970円
データ容量
(データ増量)
※1年間は無料で増量
3GB
(+2GB)
15GB
(+5GB)
25GB
(+5GB)
制限時最大300Kbps最大1Mbps
回線4G/5G
通話22円/30秒

対する楽天モバイルは、1ヶ月に使ったデータ容量によって料金が決まる「従量制」です。

ワイモバイルの1年間の「データ増量」を踏まえたときの「◯GB使った時、どちらが安いか」は以下の通り。

▼ワイモバイル「データ増量」あり(1年目)▼

  • 料金
    3〜5GB以外は、基本的に楽天モバイルの方が安い
  • 高速通信
    ワイモバイルは30GB以上は最大1Mbps、楽天モバイルは無制限(パートナー回線では5GBを超過すると最大1Mbpsに制限)
  • データ繰り越し
    ワイモバイルは余ったデータの繰り越せる

ワイモバイルはデータ繰り越しができるものの、基本的には楽天モバイルの方が安く使えます。

さらに、ワイモバイルの1年間の「データ増量」が終わると、一層、楽天モバイルの安さが際立ちます。

▼ワイモバイル「データ増量」なし(2年目以降)▼

ワイモバイルには「家族割引サービス」がある

一方でワイモバイルには家族割サービスがあります。

2回線目からは以下の料金で使えます。

スクロールできます→

シンプルS
(3GB)
シンプルM
(15GB)
シンプルL
(25GB)
月額料金2,178円3,278円4,158円
家族割引1,188円割引
割引後の料金990円2,090円2,970円

家族割引を踏まえて、料金を比較してみると……。

▼ワイモバイル「家族割引」あり(1年目)▼

▼ワイモバイル「家族割引」あり(2年目以降)▼

楽天モバイル ワイモバイル 家族割

一転して、30GBまでならワイモバイルの方が安く利用できます

ワイモバイルには学割(親子割)もある

さらにワイモバイルには、18歳以下とその家族が割引を受けられる「親子割」もあります(家族割引と併用可)。

 

家族で契約して「親子割」まで使えるなら、基本的にワイモバイルの方がお得です。

 

関連 2022-2023学割「ワイモバ親子割」は13ヶ月で5.72万円割引も!

楽天モバイルはかけ放題込み

さらに比較を複雑にする要素が……。

楽天モバイルは専用通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、完全かけ放題です。

ワイモバイルでかけ放題を付けると

  • 10分かけ放題(だれとでも定額):770円
  • 完全かけ放題(スーパーだれとでも定額(S)):1,870円

が別にかかります。

ワイモバイルには固定回線とのセット割もある

おうち割 光セット(A)

ワイモバイルユーザーはソフトバンク光、ソフトバンクAirといった固定回線とセットで契約すると、1回線あたり1,188円の割引を受けられます。

ただし、上記の家族割引サービスとの併用はできません。

MEMO

楽天モバイルはデータ使い放題で3,278円です。

 

例えばひとり暮らしなど優先度が低いなら、楽天モバイルを固定回線代わりに使うのもアリかと。

 

関連 【神機能】楽天モバイルのテザリングは遅い?実用的?速度を測ってみました

 

また、楽天モバイルユーザーは楽天ひかりが1年間無料で使えます。

 

関連 1年無料の楽天ひかりの評判ってどうなの?実際に契約してみました


いったん、ここまでの内容をまとめておきます。

スクロールできます→

容量ワイモバイル楽天モバイル
料金5GB(3GB):2,178円
20GB(15GB):3,278円
30GB(25GB):4,158円
0〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円
超過後
速度
S:最大300Kbps
ML:最大1Mbps
無制限で高速通信
パートナー回線では
5GB超で最大1Mbps
繰り越し
家族割2回線目から
1,188円割引
かけ放題10分:770円
完全:1,870円
無料
Rakuten Linkを使用
セット割1回線あたり
1,188円
楽天ひかりが
1年無料

【回線速度・エリア】を比較

ユーザーの実測値が投稿されるサイト「みんなのネット回線速度」における数値は以下のとおり。

  • ワイモバイル
    – Ping:40.31ms
    – 下り:67.5Mbps
    – 上り:16.34Mbps
  • 楽天モバイル
    – Ping:51.08ms
    – 下り:56.38Mbps
    – 上り:25.61Mbps

※2023年1月時点の直近3ヶ月に計測された平均値

Ping

データを送信してから受信するまでの反応速度。数値が小さいほどタイムラグが少なく、快適に通信できる

Ping値、下り速度はワイモバイルの方が若干良いです。楽天モバイルはアップロードの速度が上回っています。

とは言え、体感できるかどうか微妙な僅差です。

楽天モバイルにはプラチナバンドがない

建物内や山間部でも繋がりやすい700〜900MHzの周波数帯の電波をプラチナバンドと呼びます。

他の大手3社よりも後発の楽天モバイルには、プラチナバンドが割り当てられていません。

そのため地下や、建物内の奥まった場所などでは、楽天回線が入りづらいことがあります。

(ワイモバイルはソフトバンクの電波を使っているため、プラチナバンドを利用できます。)

MEMO

楽天モバイルはサービス開始当初から、楽天回線が入らないエリアでは、au回線(パートナー回線)で通信できました。

 

しかし地域によっては、順次、パートナー回線が打ち切られており、楽天もパートナー回線もつながらないことも起こり得ます。

5Gエリアも広がりつつあるが決め手にはならない

▼ワイモバイル(2022年12月)▼

ワイモバイル 5Gエリア

▼楽天モバイル(2022年12月)▼

楽天モバイル 2022年12月22日

両サービスとも5G通信ができるエリアは、着々と広がっています。

ただし両サービスに限ったことではありませんが、執筆時点で5G通信によって受けられる恩恵はほぼゼロであり、「5Gが使えるから」という決め手にはなりません。

【ユーザー限定特典・付帯サービス】を比較

ワイモバイルと楽天モバイル、両サービスとも、契約することによって得られる「ユーザー特典」「付帯サービス」が充実しています。

ワイモバイルはYahoo!プレミアムが無料

ヤフープレミアム

ワイモバイルユーザーは「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」が無料で付いてきます。

「for Y!mobile」と付いていますが、内容は通常のYahoo!プレミアムと同様です。

▼Yahoo!プレミアムの特典(抜粋)▼

  • Yahoo!ショッピング、LOHACOが2%還元
  • 雑誌110誌以上が読める「読み放題プレミアム」
  • 国内バスケの試合が見放題の「バスケットLIVE」
  • パ・リーグ全試合配信の「ベースボールLIVE」(2023年2月28日で特典終了)
Yahoo!プレミアムの特典を詳しく見てみる >

最新のYahoo!プレミアム特典を見てみる

楽天モバイルは自社コンテンツがお得

楽天モバイル コンテンツ

一方で楽天モバイルユーザーにも、以下のような特典が用意されています。

  • 楽天マガジンが30%オフ(90日無料)
  • 楽天ミュージックが200円オフ(180日無料)
  • NBA Rakutenが44%オフ(3ヶ月無料)
  • パ・リーグ Specialが50%オフ(3ヶ月無料)
    完全無料に!!
  • 楽天ひかりが1年間無料 など

目玉特典は、先述した楽天ひかりが1年間、無料で使えること。

さらに2023年4月から「パ・リーグ Special」が全試合、無料で見られるようになりました!

ワイモバイルも楽天モバイルもコンテンツ系の特典をたくさん用意していますが、正直なところ、この手の特典は人を選びます。

どちらも最大の特典は、後述する「経済圏の一員になれること」でしょう。

【経済圏】を比較

特定の企業グループのサービスをまとめて使うことで、効率よく、お得に買物をする「◯◯経済圏」という考え方が広まってきました。

ワイモバイルユーザーはPayPay経済圏(Yahoo!系)で、楽天モバイルユーザーは楽天経済圏でお得に買い物ができます。

スクロールできます→

ワイモバイル
「PayPay経済圏」
楽天モバイル
「楽天経済圏」
ポイントPayPayポイント楽天ポイント
ECモールYahoo!ショッピング楽天市場
決済サービスPayPay楽天Pay
クレジットカードPayPayカード楽天カード
銀行PayPay銀行楽天銀行
証券PayPay証券楽天証券
固定回線ソフトバンク光楽天ひかり
ふるさと納税さとふる
ふるなび
楽天ふるさと納税

PayPay経済圏のメリット|毎日12%還元で買い物できる

Yahoo!ショッピングを中心とした「PayPay経済圏」を使う主なメリットは以下のとおり。

  • Yahoo!ショッピングで毎日5%還元、ワイモバイルユーザーなら毎日7%還元
  • Enjoyパック加入でさらに5%追加で還元
  • セール時の買いまわりが不要
  • PayPayポイントに有効期限がない

Enjoyパックとは、ヤフーが提供する550円/月の有料オプションです。

  • 毎月、Yahoo!ショッピングで使える500円オフクーポンがもらえる
  • Yahoo!ショッピングでのポイント還元がさらに+5%
  • 毎月、データ通信量が+0.5GBもらえる

毎月もらえるクーポンやポイント還元の増加分を踏まえれば、PayPay経済圏で暮らしていく上で、Enjoyパックは入らない理由はありません

まとめると、ワイモバイルユーザーがEnjoyパックに入った上で、Yahoo!ショッピングでPayPay決済をすれば、毎日12%の還元を受けられる、ということです。

Enjoyパックを含めたYahoo!ショピングにおけるポイント還元

楽天経済圏のメリット|ポイントの最大還元率が高い

一方の楽天市場を中心に展開される「楽天経済圏」のメリットは以下のとおり。

  • SPU次第ではYahoo!ショッピングを上回るポイント還元が狙える
  • 銀行、証券口座が使いやすい

楽天経済圏にはお馴染みの「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」があります。楽天のサービスをたくさん使うことで、最大16%還元を狙うことができます(2023年1月現在)。

2023年1月現在の楽天SPU

また、楽天銀行では、会員ランクに応じて振込手数料が無料になったり、楽天証券は初心者でもわかりやすいUIだったりと、金融系サービスにも強みがあります。

ただし、

  • キャンペーンによってはポイントに有効期限がある
  • 複数店舗の買いまわりキャンペーンで余計なものを買ってしまうことがある

といった点は、ワイモバイル(PayPay経済圏)の方が優位な点と言えそうです。

【キャンペーン】を比較

ワイモバイル、楽天モバイル契約時に受けられるキャンペーンも比べておきましょう。

スクロールできます→

ワイモバイル楽天モバイル
端末購入最大3万円超約2万円
SIMのみ契約約1万円5,000円
初めての契約3,000円
その他PayPay利用に応じた還元
※新どこでももらえる特典
店頭限定キャンペーンなど
参考:事務手数料公式オンラインストア・
ヤフー店なら無料
無料

ワイモバイル、楽天モバイルはともに、端末購入時の割引・還元キャンペーンがトップレベルです。

執筆時点では、どちらも1円で購入できる端末もあります。

【取り扱い端末】を比較

ワイモバイル

楽天モバイル

ワイモバイルと楽天モバイルは取り扱い端末の方向性が大きく異なります。

  • ワイモバイル
    – iPhone:型落ち、中古品のみ
    – Android:廉価モデルが中心
  • 楽天モバイル
    – iPhone:最新モデルの取り扱いあり
    – Android:ハイエンド端末、自社オリジナル端末もあり

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドという立場上、最新のiPhoneやハイエンドのAndroidスマホが取り扱えません。

ワイモバイルの端末を見てみる

一方の楽天モバイルでは、ハイエンドのiPhoneを始め、GalaxyやXperiaのフラッグシップモデルもラインナップされています。

楽天モバイルの端末一覧

とは言え、両サービスとも、他社で買ってきたスマホを持ち込んで使うこともできます。

そのため、取り扱い端末には、そこまでこだわる必要はありません。

MEMO

また、楽天モバイルには他の大手キャリアが行っているような、2年後に端末を返却することで、支払いが減額される購入プログラムiPhoneアップグレードプログラム」があります(Androidはありません)。

その他の違い

その他の細かい違いにも触れておきます。

  • 支払い方法:
    – ワイモバイル:クレジットカード、口座振替、PayPay(端末代のみ)
    – 楽天モバイル:クレジットカード、口座振替、楽天ポイント
  • 店舗数:
    – ワイモバイル:全国に4,000店(取り扱い店を含む)
    – 楽天モバイル:1,100店以上(郵便局内に店舗あり)

あなたにおすすめなのはどっち?

ゴリラ

いろいろ教えてくれて、ありがとう!で、俺はどっちを選んだらいいんだ〜?

ここまでの比較と、個人的な意見も踏まえつつ、それぞれ、おすすめしたい人をお伝えします。

▼料金に関する比較▼

スクロールできます→

容量ワイモバイル楽天モバイル
料金5GB(3GB):2,178円
20GB(15GB):3,278円
30GB(25GB):4,158円
0〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円
超過後
速度
S:最大300Kbps
ML:最大1Mbps
無制限で高速通信
パートナー回線では
5GB超で最大1Mbps
繰り越し
家族割2回線目から
1,188円割引
かけ放題10分:770円
完全:1,870円
無料
Rakuten Linkを使用
セット割1回線あたり
1,188円
楽天ひかりが
1年無料

▼その他の比較▼

スクロールできます→

容量ワイモバイル楽天モバイル
速度大差なし
エリアプラチナバンド
あり
プラチナバンド
なし
5G対応
特典Yahoo!プレミアム
が無料
楽天ひかりが
1年間無料
経済圏Yahoo!ショッピングで
12%還元
楽天市場で
最大16%(倍)還元
キャンペーン端末:最大3万円超
SIM:約1万円
端末:約2万円超
SIM:5,000円
端末iPhone:型落ち
Android:エントリー
iPhone・Androidとも
フラッグシップあり

ワイモバイルをおすすめしたい人

  • 家族でまとめて契約する
  • 利用者が学生(18歳以下)
  • シンプルM(15GB)で収まる
  • 楽天市場のポイント計算が面倒

ワイモバイルオンラインストアを見てみる

楽天モバイルをおすすめしたい人

  • ひとりで契約する
  • 生活圏内で楽天回線につながる
  • データを安く、大容量使いたい(固定回線代わりに使いたい)
  • すでに楽天銀行、楽天証券などのサービスを使っている

楽天モバイル公式サイトを見てみる

迷ったら併用(2台持ち)しても良い

ゴリラ

うーん、どうしても決めきれないゼ!

という方には、「どっちも契約しちゃう」という選択肢もアリ。

▼ワイモバイルと楽天モバイル「併用」のメリット▼

  • 両方の経済圏の良いところ取りができる
  • ワイモバイルユーザーは1,078円で完全かけ放題の回線(楽天)を追加できる
  • 楽天モバイルを3,278円で使い放題の固定回線代わりにできる
  • 両方の契約キャンペーンを総ナメできる

例えば、ワイモバイルで完全かけ放題のオプション(1,870円)を付けるくらいであれば、楽天モバイルを2回線目として契約した方が、メリットは大きいですね。

ワイモバイルと楽天モバイルの回線の相性が良い

2台持ちすることで、ワイモバイル(ソフトバンク回線)、楽天モバイル(楽天回線・au回線)の3種類の回線が利用できます。

万が一、どこかの通信業者で障害が起こったとしても、他の回線でカバーできます。

回線を3種類に分散させられるという点で、ワイモバイルと楽天モバイルの相性はとても良いと言えます。

併用するならデュアルSIM運用で

デュアルSIM運用とは、1台のスマホに2社の通信業者の回線を入れて併用する方法です。

併用と聞くと2台のスマホを持ち歩かないと!と思われるかもしれませんが、1台にまとめられます。本当に良い時代になりました。

ここ数年内に発売されたiPhoneや、直近のAndroidスマホでもデュアルSIMが使える端末が増えてきているので、ぜひ、皆さんにはこの便利さを体験して欲しいです!

以上、ワイモバイルと楽天モバイルを比べる際に、この記事が少しでも参考になればうれしいです!

「1円スマホ」も多数あり!

 

\一度は契約しないと損/

 

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