ゴリラ
Google初のスマートウオッチ「Pixel Watch」がけっこう注目されています。
ただ、第1弾のプロダクトで完璧ではない部分もあるので、そこは知っておきたいところ。
Pixel Watchで「できること」と「注意点」をざっくり紹介していきます。
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目次
Pixel Watchのデザイン｜丸くて可愛い
デザインの評判は「可愛い」「オシャレ」と良い感じです。
Pixel Watchは、丸型で滑らかなデザインを採用。直径は41mmと小ぶりです。
意外と他のスマートウォッチにはなかったデザインですね。
Pixel watch届いたー
ぷっくり丸形でかわいいこの見た目だけでもう優勝 pic.twitter.com/DVn1UBtQUl— いもけんぴ (@RoY_nnnn) October 13, 2022
ちなみにベゼルは少し太めで、直径41mmに対し、表示領域は30mm程度。そこまで気にならないかもですが、知っておきたいところ。
やっぱりPixel Watchのベゼル太いよね… pic.twitter.com/ATjElZG6vr
— SH1ND0（しんど～）＠プリティーライブ昼夜 (@Shindo_Yayoi) October 16, 2022
ストレッチバンド、ウーブンバンド、クラフトレザーバンドなど、付け替えできる純正バンドが多数用意されています（6,000～10,000円程度）。
Pixel Watchでできること
Pixel Watchでできることを見ていきましょう。以下の3点に注目しました。
- Suicaが使える
- Fitbitが使える
- Wear OSならではの機能が使える
Suicaが使える
Pixel Watchで最大の注目ポイントが、Wear OS（Googleが中心になって開発しているスマートウォッチ向けのOS）の製品で初めてSuicaに対応したことです。
Pixel Watchをかざすだけで、駅の改札を通過したり、コンビニで支払いができます。
ただし、スマホ版のモバイルSuicaとは異なり、
- 定期券
- Suica グリーン券
- おトクなきっぷ
- JRE POINTからのチャージ
には非対応です。
そのほか、Google Payにも一部対応します。
2022年12月時点ではiDとQUICPayには対応しておらず、VisaとMastercardのタッチ決済のみ対応しています。
おサイフケータイ非搭載スマホでもpixel watchにSuica登録できた〜 pic.twitter.com/o3oo6l1cKY
— 手遅れマン (@jisatsu_surumad) October 21, 2022
Fitbitが使える
ヘルスケアアプリ「Fitbit」が使えます。
他のスマートウォッチでできることは、一通りできる感じです。
- アクティビティを記録（歩数、カロリー、距離など）
- 睡眠の記録
- 40種類のエクササイズモード
- GPS搭載（ペースと距離を確認） など
Fitbit Premiumが6ヶ月無料
Pixel Watchを購入すると、月額640円の「Fitbit Premium」が、6ヶ月間は無料で利用でき、睡眠分析、エナジースコア、ウェルネスレポートなどが取得できます。
ただし、このような機能は、他のスマートウォッチなら無料でできることが多いです……。
Pixel Watch（fitbit Premium）Miband5の睡眠記録はどちらもほぼ同じ。となると安い分Miband優秀じゃね？となる。 pic.twitter.com/Pp40q9ArIZ
— 🌿やきもき👺 (@yakisamako) October 15, 2022
Wear OSならではの機能が使える
各種のWear OSのアプリが使えることにも注目です。
YouTube Musicアプリで音楽をダウンロードすれば、Watch単体での音楽再生が可能です。
ランニングやウォーキングの際に、スマホなしで音楽を聴くのに便利。
そのほか、Googleマップで地図を表示させて道案内を受けられます。
文字のみでの案内であるApple Watchとは大きく異なる部分です。
旅行中はキャリーケースで片手塞がってるから、スマホ出さなくてもpixel watchでGoogle Map見ながら移動できて結構便利でした。 pic.twitter.com/wLHNd8Xese
— かな太 (@kanata61) November 12, 2022
電話やメール、通知の確認など一通りできる
通知の確認、電話の発着信、メールやLINEの送受信、音楽コントロールなど、スマートウォッチとしての機能は一通り利用できます。
またauやソフトバンクで専用プランの契約をしておけば、Pixel Watch単体で上記の機能を利用できます。
Pixel Watchの注意点は4つ
Pixel Watchを買う前に知っておきたい注意点は以下の通り。
- バッテリー持ちは良くない
- 純正の充電器しか使えない
- iPhoneとの組み合わせでは使えない
- 心電図や血中酸素濃度の測定はできない
バッテリー持ちは良くない
駆動時間は最大24時間で、バッテリー持ちは良くありません。1日1回は充電が必要です。
Fitbitで睡眠トラッカーとして使用すると、いつ充電すれば良いのか悩んでしまいそう。
「お風呂に入っているとき」と「朝起きて支度する間」などに、充電するほか無さそうですね。
ちなみに、充電の時間は50%まで約 30 分、80%まで約 55 分、100%まで約 80 分とのこと。
Pixel Watch 4日くらい使ったけど、大体1日使うと残りが15%くらい。
1日は持つけど、2日は不可能だね。ちなみに常時表示ON＋傾けて画面をONで使用した場合。
それと、FitbitのGPS計測をおよそ1時間使った。 pic.twitter.com/GtTxWBYVtl— 花より泥団子 (@Chicken_Mud0412) November 28, 2022
純正の充電器しか使えない
充電周りで、もう一つデメリット。
Pixel Watchは、純正の充電器しか使えません。
サードパーティ製の充電器はもちろん、スマホからのリバースチャージもできません。
バッテリー持ちが少ない上に、充電方法の選択肢が少ないのは難点です。
出先でバッテリー残量が少ない時に、気軽に充電できず、家で充電を忘れると致命的です。
iPhoneとの組み合わせでは使えない
Pixel Watchは、iPhoneと組み合わせて利用することはできません。
また初期設定で、Androidのスマホが必要になるので、Pixel Watch単体で使うこともできません。
心電図や血中酸素濃度の測定はできない
心電図は許認可の問題で国内では利用不可。血中酸素濃度は睡眠の測定などでのみ使用され、測定した数値を見ることはできません。
このあたりは、Apple Watchなどと比べ、見劣りする部分です。
Pixel Watchの価格は39,800円〜｜色は4色
Pixel Watchの価格は以下。
- Googleストア
－ Wi-Fiモデル：39,800円
－ 4G LTEモデル：47,800円 
au
－ 4G LTEモデル：47,800円- ソフトバンク
－ 4G LTEモデル：55,680円（27,840円）
ソフトバンクでは2年後にPixel Watchを返却することで、支払いの免除を受けられる新トクするサポートに加入でき、半額の負担で利用できます。
またau、ソフトバンクでは、Pixel Watch単体で通信できる専用プランが用意されています。
- au「ナンバーシェア」：月額385円
- ソフトバンク「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」：
月額385円
4G LTEモデルにして通信を契約しておけば、スマホなしでも、電話の発着信、メールの送受信、音楽のストリーミング再生などができます。
既存のau、ソフトバンクユーザーなら、それぞれのキャリアで「4G LTEモデル」を買って、プランに入るのはアリ。
カラーは左から順に以下の4色です。
- Champagne Gold ケース / Hazel アクティブ バンド
- Matte Black ケース / Obsidian アクティブ バンド
- Polished Silver ケース / Charcoal アクティブ バンド
- Polished Silver ケース / Chalk アクティブ バンド
ソフトバンクから指輪型デバイスが発売
ちなみに、2022年12月には、ソフトバンクで指輪型のウェアラブルデバイス「Oura Ring Gen3」が発売されました。
こちらは医療機器ではないものの、心電図と比べて99.9%の精度で測定できる心拍センサーや、血中酸素ウェルネス（SpO2）の測定機能などがあります。
まとめ
Pixel Watchの魅力は、特徴的なデザイン、SuicaやWear OSが使えることなどです。
注意点は、1日しかバッテリーが持たないことですね。
デザインやSuicaなどに魅力を感じて、毎日充電をするのが気にならないというのであれば、検討したいですね。
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